オランダ国立バレエの2012/13シーズン Het Nationale Ballet 2012-2013 season
オランダ国立バレエが2012/13シーズンを発表しました。同バレエ団では、フレンズを招いての発表会を行い、演目の発表の前に、ヘアメイクの様子を見学できたり、「ジゼル」のファッションショーや「ジゼル」のセットで記念撮影サービスをして、その様子をTwitterで配信するなど、ファンのことをとても意識したいい情報発信を行なっていますね。
http://www.het-ballet.nl/en/performances/2012-2013/
9月21日~10月5日 ハンス・ファン=マーネンプロ
「Grosse Fuge(大フーガ)」、「Four Schumann Pieces」、「Two Pieces for HET」、「Frank Bridge Variations(フランク・ブリッジの主題による変奏曲)」とファン=マーネンの主要4作品を上演。
9月25日 「Stardust」
古典のハイライト集とデヴィッド・ドーソン、クリストファー・ウィールダンの作品、同バレエ団のダンサーでもあるJuanjo Arqués振付による、すでにガラなどで好評を博している「Minos」。
10月18日~11月17日 「カルメン」「パキータ」「ボレロ」。
同バレエ団芸術監督テッド・ブランセン振り付けによる「カルメン」、プティパの「パキータ」(新制作)、そして新作として常任振付家クリストフ・パストールによる世界初演の「ボレロ」。
12月13日~1月1日 「シンデレラ」
クリストファー・ウィールダン振付による世界初演の新作(サンフランシスコ・バレエとの共同制作)
2月7日~3月1日 バランシン・ベスト
「セレナーデ」「アゴン」「シンフォニー・イン・C」のバランシン振付主要3作品を上演。
3月14日~5月13日 「ロミオとジュリエット」
先日逝去した振付家、ルディ・ファン・ダンツィヒの不朽の名作。アムステルダムの他、デン・ハーグ、ロッテルダムなど国内ツアーも行う。
6月15日~18日 シェン・ウェイ、ドーソン
北京オリンピックの開会式で振り付け作品が上演されたニューヨークを拠点とする中国出身の振付家シェン・ウェイと、元常任振付家で現在はベルリンを中心に活動するデヴィッド・ドーソンの世界初演作品のダブル・ビル。
6月20日、21日 「new moves 2013」
カンパニーのダンサーを中心とする若手振付家の新作発表の機会
というわけで、世界初演のウィールダンの「シンデレラ」や、ダンツィヒの「ロミオとジュリエット」など、そしてオランダ国立バレエ団ならではの魅力的な作品が揃ったラインアップとなりました。
オランダ国立バレエ団のオフィシャルYouTubeチャンネルでも、来シーズンのラインアップ動画が発表されています。
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