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2012/03/29

小林紀子バレエ・シアターが8月にマクミラン「アナシタシア」を上演 Noriko Kobayashi Ballet Theare performs MacMillan's"Anastasia"

日々もごもごさんからの情報によると、小林紀子バレエ・シアターが、この夏ケネス・マクミランの『アナスタシア』を上演するとのことです。

小林紀子バレエ・シアター創立40周年記念公演『アナスタシア』
  8月18日(土)17時/8月19日(日)15時
  新国立劇場 オペラ劇場

共立アカデミーのサイトに出ていたとのことです。
http://www.kyoritsu-ac.jp/list.htm
(「バレエ鑑賞会」のところをご覧ください)

マクミランの「アナスタシア」はもちろん観たことがなく、マクミランの伝記「Different Drummer: The Life of Kenneth Macmillan」でこの作品を創作する過程を読んで興味を持ちました。

ロイヤル・バレエで最後に上演されたのが2004年で、当時主演したのがリアン・ベンジャミンでした。ラスプーチン役にはイレク・ムハメドフ。初演は1967年ベルリン・ドイツオペラ劇場バレエで、主演はリン・シーモア。自分はロマノフ王朝最後の皇帝ニコライ2世の娘アナスタシアであると主張した実在の女性アンナをモデルにした物語です。1971年の上演にあたり、1幕の作品を3幕に作り直したようです。ロイヤルの初演は1986年。

そのように、めったに観られる作品ではないのですが、それを日本のバレエ団で上演してしまうのはすごいです。上記共立アカデミーのサイトによれば、島添亮子さんが主演するようです。新国立劇場のオペラ劇場での上演ということなので、男性ゲストが誰になるのかも気になるところです。

Different Drummer: The Life of Kenneth MacmillanDifferent Drummer: The Life of Kenneth Macmillan
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「アナスタシア」のパ・ド・ドゥ(ヴィヴィアナ・デュランテ / ブルース・サンソム)が収められているDVD(コメント欄で教えていただきました)

ロイヤルバレエとオペラの祭典~チャイコフスキー没後100周年記念ウィンター・ガラ [DVD]ロイヤルバレエとオペラの祭典~チャイコフスキー没後100周年記念ウィンター・ガラ [DVD]

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バレエ(国内公演情報)」カテゴリの記事

コメント

アナスタシア、珍しいですよね。DVDでは1993年12月コヴェント・ガーデンでの「 チャイコフスキー没後100年記念ガラ・コンサート」で、パ・ド・ドゥ部分だけ見られます。(デュランテ&サンソム)(当時まだ21歳の熊川哲也や、ダーシー・バッセルもこのDVDで見られますね。たしか日本ではNHKで放送されたはずです。)

naomiさん、こんばんは。

このアナスタシア、ロンドンにいる頃観ました。(1996年5月)
パンフレットも持っています。
アナスタシアを日本で見れるとは!
私も観に行こうか、検討中です。
もう遥かかなた、うすーーーい記憶しか残っておりません(笑)
ちなみに小林紀子バレエアカデミーで高校生の頃、
バレエを3年くらい習いました。
なんか不思議な縁?かな?これは。(私だけが思っているんですけどね。)

KEさん、こんばんは。

DVDのお知らせありがとうございます。最近再発売になったみたいなので、ぜひ買って観てみたいと思います。「 ロイヤルバレエとオペラの祭典~チャイコフスキー没後100周年記念ウィンター・ガラ 」というタイトルのようですね。

clipさん、こんばんは。

「アナスタシア」全幕でロンドンでご覧になったのですね!それは大変貴重な経験ですね。私も90年代に観たバレエは既に記憶があやふやになってしまっています・・・(すでに観たかどうかも忘れてしまっている演目もあったりして)。そして小林紀子バレエアカデミーで学んでいらっしゃったとはまた奇遇ですね!これはぜひ観に行かなくちゃですね。

おお!アマゾンに出ていたのは再発売のものでしたか。北京で10年以上前に日本円にして150円ほどで(!)買った海賊版(と、堂々と言う小生、、、少しは隠せって?)があるので、広告をマジメに見ていませんでした。
バレエ以外でもキリ・テ・カナワのヴォカリーズや序曲1812年も良いですよ。小生気に入りの一枚です。
バレエとは無関係ですが、このコンサートで、ドミンゴが序曲「1812年」を指揮をしています。ドミンゴが振っているだけでなく、バレエも入ってきてアダム・クーパーが踊ってたりします。序曲「1812年」にはロシア正教の聖歌「神や、なんじの民を救い、なんじの業に福を下せ」と帝政ロシア時代の国歌「神よ、皇帝を守り給え(ボージェ・ツァリャ、フラニ)」のメロディーが使われてます。(超余談ですが、それを知らないクラシック音楽解説者さん評論家さん多いですね。)このコンサートでは合唱団を加えて冒頭と最後に近い部分に出てくる聖歌と最後の部分の帝政ロシアの国歌を本来の歌詞をつけて歌わせていることが個人的に興味深いです。余談ですみません。

KEさん、こんにちは。
北京ってバレエの海賊版いっぱい買えるらしいですね~日本ではそういうのはない代わりに、最近はYouTubeでけっこうなんでも見られてしまいますものね。
バレエ以外のオペラ部分も良いですか!「1812年」は一度ゲルギエフの指揮で聴いたことはあるのですが、合唱などはついていなかったので、そういう意味でも貴重な一枚ですね!ぜひ買わなくちゃ。

連続になります。

 2004年の上演を観ました。第三幕でのベンジャミンの踊りはすごかったです。さらに、クシェシンスカ(間違っているかもしれません)を踊った吉田さんが、妖艶な女性像を演じていてい面白かったです。吉田さんの相手は、コボーだったと記憶しています。

 かなりダンサーをいたぶるような振り付けが有ったので、上手く行けば見応えのある舞台になるのではないかと思います。

守屋さん、こんばんは。

ロイヤル・バレエで「アナスタシア」をご覧になったのですね。それは貴重な機会だったことでしょう。(そして今ちょっと検索したら守屋さんのブログでの感想が出てきました)吉田都さんが妖艶な役柄に取り組むこと自体がとても珍しいと思うので、さぞ見応えがあったことだと思います。

小林紀子バレエシアターの「アナスタシア」もぜひ観に行ってみたいと思います。

>検索したら守屋さんのブログでの感想が出てきました
 探してくださってありがとうございます。自分で書いたことすら忘れていました。

 ムハメドフがプロデュースのチャイコフスキィ・トリロジィが今週末ロンドンであるそうです。僕は、20日でバレエは終了です。

守屋さん、こんばんは。

そうなんです、ロイヤル・バレエ、アナスタシアで検索をかけると一番上に守屋さんのブログが出てきました。興味深く拝読しました。私も、あることを調べたりすると自分が書いたことすら忘れていた自分の記事が引っかかったりしてくるので面白いです。

ムハメドフがプロデュースする公演がロンドンであるんですね。これも興味深いです。守屋さんは、ティシャン(実は恥ずかしながら、ティシャンはティツィアーノの英語読みだということを、守屋さんのブログで知りました)の千秋楽でバレエシーズンは終わりなのですね。

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