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2012/02/05

新国立劇場バレエ団6月公演「マノン」のキャスト National Ballet of Japan "Manon" casting

バタバタしていてボリショイも「Love From Paris」の感想も全然書けなくて申し訳ありません。

今日は新国立劇場で「こうもり」を楽しみました。ゲストのロバート・テューズリー、ベゴーニャ・カオ、そしてウルリックの吉本さん、ギャルソン&チャルダッシュのマイレン・トレウバエフの踊りはとっても楽しめました。テューズリーは相変わらずスマートで色気あってサポートの素晴らしいヨハン、ベゴーニャ・カオはちょっとアレッサンドラ・フェリに似ている大きな瞳のゴージャスな美女で、均整のとれた女らしいプロポーション、確実なテクニックと絶妙な演技力、プティ作品に必要なニュアンスの付け方も良くてとてもいいバレリーナだと思いました。ボリショイの「スパルタクス」の重厚で男臭い世界とは対極の、軽い作品なので気分転換にはとてもよかったですし、スタイリッシュで洗練されたルイザ・スピナッテリの衣装や美術も素敵でしたが、明日は名古屋まで「スパルタクス」を再び観に行きます(笑)


その新国立劇場バレエ団6月公演「マノン」(ケネス・マクミラン振付)のキャスト速報チラシが配布されており、また新国立劇場のサイトにも掲載されていました。

http://www.nntt.jac.go.jp/release/updata/20001845.html

6/23(土)4:00 、7/1(日)2:00
マノン:小野絢子
デ・グリュー:福岡雄大
レスコー:菅野英男

6/24(日)2:00 、6/26(火)7:00
マノン:サラ・ウェッブ(ヒューストン・バレエ)
デ・グリュー:コナー・ウォルシュ(ヒューストン・バレエ)
レスコー:芳賀 望

6/30(土)2:00
マノン:本島美和
デ・グリュー:山本隆之
レスコー:福田圭吾

当初決まっていたキャストは小野さん、福岡さん、菅野さんの出演日だけだったのですが、ゲストはヒューストン・バレエから。ヒューストン・バレエはマクミランの「マノン」をレパートリーにしています。ビントレー振付の「アラジン」がヒューストン・バレエで今度上演されるという縁もあってのゲストということだそうです。でも、やはりマクミランを得意としている英国のカンパニーからのゲストが良かったです。どんなダンサーなのか知らないうちにどうこう言うのは良くないと思ってはいるのですが。(YTの映像を見る限りでは、良さそうです)男性ダンサーが逼迫しているロイヤルからは、ゲストは望めないとは思っていましたが、BRBもENBも厳しいんですね。

ヒューストン・バレエのオフィシャルYTチャネルから、コナー・ウォルシュのデ・グリュー(「マノン」)

しかし、小林紀子バレエアカデミーが昨年の「マノン」の上演でロバート・テューズリーをゲストに呼んでいたことを考えるとちょっと弱い印象を受けています。その時にレスコー役を好演した奥村康祐さんがレスコー役にキャスティングされていないのも残念ですし、オープニング・ガラでの「ロミオとジュリエット」を観る限りでは、本島・山本ペアではマクミラン作品は技術的に無理だと思われます。特に山本さんはそろそろ後進に道を譲るべきではないでしょうか。ちゃんとビントレーはダンサーをきちんと評価した上でキャスティングを決めているのでしょうか?本島さんも実力以上に主役にキャストされることが多く、残念です。長田さんか米沢さんで観たかったですね。

レスコー役も芳賀さん、福田さんよりふさわしいダンサーがいると思います。私はファーストキャストの小野さん・福岡さんは外せないとして、余裕があればゲストペアも見るという感じにしようかと考えています。(なお、「白鳥の湖」に関しては全スルーの予定)

すみません、新国立劇場に関しては期待しているだけに、キャスティングに関してはちょっと辛口になってしまいますが、私個人の見解ということで、ご容赦ください。最近、このバレエ団を支えてきたベテランダンサーが退団することが増えており、ファンとして、このカンパニーの将来について、そして日本のバレエ界について、とても不安を感じています。

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バレエ(国内公演情報)」カテゴリの記事

コメント

小林の時のレスコーは役不足を感じました。

こんにちは

 名古屋遠征の気持ち、すごくよくわかります。半端ない今回の「スパルタクス」の出来栄えだと思いました。かつ、最後の公演ですから、私も行きたいとさえ思いました。
本当に管理人さまはバレエが好きなんだと思いました。
ところで
ここは、昨日の「こうもり」の内容を。
私も、自分のブログに書いたのですが、思い出してみれば、昨年度のトリプルビルから一切バレエ関係で新国立バレエ団に出かけていないことに気がつきました。
そして、踊りの出来栄え、すごく上がっていると驚いた次第です。実は、連れと一緒(こういう、わかりやすい演目は一緒なんです)で、彼女の評価はあまり高くはなかったのです。でも、フレンチカンカン、チャルダッシュのあたりすごいなあ、と思ってみていて帰って来てからキャスト表を見たら、驚きました。かなりいいメンバーが出ていたということに気がつきました。実は、オペラとバレエのキャンペーンの方の申し込みでまったく、キャスト表みていなかった私もすごいし、ボリショイの中日に、新国立に出かけるのもすごいと思いながらも、いや、踊りいいなあ、オケいいなあと思わせてくれたので十分な内容の公演だと思いました。ただ、プティ、オペレッタからすると軽い前菜みたいな感じは否めません。いや「スパルタクス」からするとという表現かも。ゲストダンサーが溶け込んで見えるくらい(昔みたいにザハロワが目立つような舞台ではなく)ゲストとの一体感があったなあ、これは本当に素晴らしいことだと思います。
ただ、白鳥も行く予定ですが、空いているし、昨日うの空席からすると、前もってチケット買う必要を感じなくなってしまいました。
とにかく、今週は「ライモンダ」ですね。楽しみです。

七味さん、こんばんは。

ひょっとして、「役不足」の意味を間違えられていませんか?正しい意味は、「素晴らしい役者に対して、役柄が不足している」という意味、つまり能力のある人につまらない仕事・簡単な仕事をさせるという意味です。その反対のことを言わんとされているようですが。

レスコーは難しい役ですし、幕が開いた時に舞台中央で佇んでいるのがレスコーなのである程度の容姿、存在感がテクニック、演技力のほかに必要かと思います。私は奥村さんには非常に期待しているし、彼は技術も容姿も優れているので、一度この役の経験がある人を起用したほうがよかったのではないかと思うのですが・・・。

naomiさん、はじめまして。
いつもバレエを中心に幅広い芸術分野の情報を
提供していただきありがとうございます。
おかげさまで世界各地のバレエ事情について勉強させていただき、
時に鋭いご指摘、ご意見も興味深く拝読しております。

マノンのキャストについて、
私は山本さんのデ・グリュー決定に心から喜びました。
難易度の高い振付が多くありますが、
それ以上に求められる複雑な心理描写を表現できるのは
山本さん以外になかなか考えられないのではないでしょうか。

確かに、回転や跳躍などの精度は盛りを過ぎ、
作品は限られつつあるかもしれません。
しかしながら、経験豊かな山本さんだからこそ
踊ることができる役もまだまだあると思います。
長く現役で踊ってほしいダンサーです。

私も新国立劇場バレエ団が大好きで、
2度の海外公演(ワシントンDC、モスクワ)
両方応援に行きました。
特に、モスクワ・ボリショイ劇場公演の椿姫は印象深く、
主役を務めた山本さんは称賛を浴びていました。
三大バレエなどのグランドバレエと対極的な
派手な場面がほぼ皆無である静謐な作品での主役、
現地ではほぼ無名、
会場はバレエの本場中の本場であるボリショイ劇場、
日本からの応援も多くない、と
厳しい条件ばかりの中での絶賛です。
これはただごとではありません。
スタンディングオベーションの中カーテンコールはいつまでも続きました。
モスクワ公演の報告会も無く
ザハロワとマトヴィエンコペアと異なり、
報道でも日本人ペアの公演の情報がなかなか日本に入ってこないことがわかり
とても悔しく思いました。

こうもりのヨハン(日程が迫っていますが)、
そしてアンナ・カレーニナのカレーニンは
是非naomiさんにもご覧いただきたいと思います。
日本のダンサーが出しづらい渋い大人の男の色気を漂わせ、
更にカレーニンでは全身から苦悩が表れ、
またコンテンポラリーダンスの経験が長い方ですので
踊りに関しても満足されるはずです。
山本さんに対する意識が変わると信じております。

バレエ鑑賞回数は少なく、
来日公演にもあまり足を運んでおらず
海外での鑑賞は上記の通り新国立のみで
naomiさんのような優れた鑑賞眼は持っておりません。
本来であればこのような長い文章で
コメントする資格などございませんが、
オープニングガラを始め
山本さんへのあまりに手厳しいご意見に一言添えたく
コメントさせていただきました。

長文、乱筆大変失礼いたしました。

初めて投稿します。ビントレー監督のキャスティングに関してですが、今季までは前政権の意向が反映しており、『パゴダの王子』を除き、監督のキャスティングはおそらく各公演一日のみだと思います(『くるみ』の米沢さん、『こうもり』の小野さん、『アンナ・カレーニナ』の長田さん、『白鳥の湖』の米沢さん、『マノン』の小野さん)。来季、小野さん以外決まっていないのは、ビントレー監督が自由に選択できるようになったのだと、希望的観測をしています。

「こうもり」は先日テレビでオペレッタを見てしまったのでパスと思っていますが、まだちょっと悩んでいたりします。ガラ公演も好きじゃないので「Love From Paris」も行きませんでしたが。ボリショイ来日はまず東京初日の「スパルタカス」に行き、ヴォルチコフに惚れて帰ってきました。土曜日の「白鳥の湖」はオケのハープやヴァイオリンのソロが素晴らしかったのですが、金管があらら…でした。「ライモンダ」は明日見に行きます。

新国立に関してはゲストに頼らず、そろそろ身内だけで公演していかないといけないのかなあと思います。レスコー役は演技面でも難しい重要な役ですよね。ファーストキャストがマイレンなら良かったのになあ。せっかくプリンシパルになったのに主役としてキャスティングされないのは何故?(ってことですよね?)

川柳さん、こんにちは。

お返事が大変遅くなり申し訳ありません。山本さんがコンテンポラリーにおいては現在でも大変優れたダンサーであり、またかつては新国立の看板ダンサーとして活躍され、酒井はなさんとの「白鳥の湖」での美しい王子も心に残っています。しかし、全盛期を知るだけに、最近の彼の踊りの技術の低下を観ると残念な思いがしてしまって寂しく思います。(特にガラでの本島さんとのロミオとジュリエットは残念でした)。もちろん、表現力については素晴らしいものを持っていらっしゃると思いますが、これからは劇場は若いダンサーにもチャンスを与えるべきなのではないかと私は個人的には思います。

好きなダンサーについて厳しいことを書かれると悲しい思いをされるというのはよくわかりますし、私自身もほかの方が書かれたことでそのように感じたことも多いです。新国立劇場設立後まもなくから長い期間、メーンのスタートして活躍された経験は本当に貴重なものだと思いますので、それを若いダンサーに伝えていくのが山本さんの役割ではないかと感じる次第です。おっしゃるとおり、「マノン」のデ・グリュー役なら適役でしょうね。(このキャスティングに関しては、山本さんより、本島さんがキャストされたことを残念に思っております)

時間とお財布の中身に限界があるので、残念ながら「アンナ・カレーニナ」も「こうもり」の主演日も観ることができないのですが(「アンナ・カレーニナ」については、実は山本さんを観たくない、ということではなく主演ダンサーの二人が苦手という理由です)、ご覧になった感想を教えていただければ幸いです。カレーニン役を山本さんがどのように演じられるかについては興味はあります。

私も基本的には素人ですし、好き嫌いがはっきりしているため、不愉快な思いをさせてしまったとしたら本当に申し訳なく思います。

また、おっしゃる通り、海外公演での活躍ぶりについて、日本ではほとんど伝えられなかったというのはとても残念なことですし、それは新国立劇場の広報活動にも問題があったのではないかと思います。

mizさん、こんにちは。

お返事が遅くなり申し訳ありません。

なるほど、お考えを拝聴して、そのように今シーズンのキャストは前芸術監督の意向が強く反映されているという可能性は高いのではないかと私も感じました。

そして、『くるみ』の米沢さん、『こうもり』の小野さん、『アンナ・カレーニナ』の長田さん、『白鳥の湖』の米沢さん、『マノン』の小野さんというのは、私もこの劇場においては最適のキャスティングだと感じました。2シーズン目において、各演目ごとのキャスティング権がファーストキャスト以外は前の芸術監督が握っているという事態は異常なものだと正直言って思います。(ある意味、この劇場の病巣ですよね・・・)しかし、おっしゃられている”希望的な観測”に基づき、来シーズンはもっと実力、そして現芸術監督ビントレーの考えに基づいたキャスティングになればいいと私も思います。

zuikouさん、こんばんは。

コメントの順番が前後してしまって申し訳ありません。新国立劇場バレエ団ですが、私は牧阿佐美振付の「くるみ割り人形」がとっても苦手なのでパスしてしまい、「パゴダの王子」以来となります。

今回の「こうもり」なのですが、確かにカンパニー全体のレベルが非常に高いものに感じられました。群舞の中にもかなり豪華なソリストが入っていましたし、プティの洒脱な世界を日本人がちゃんとスタイリッシュで軽妙に表現していて、いい意味で軽くて楽しい作品になっていましたね。私はもちろんどちらかと言えば、こういう作品よりボリショイの方が好きですが、「こうもり」のような作品を日本のバレエ団がこのレベルで上演できるというのは何気にすごいことだと思いました。ゲストも素晴らしかったのですが、いかにもゲストという感じで浮いていなかったのも良かったですよね。

おそらく、ビントレーのゲスト起用方針などを見ていても、今後はゲストはBRBでの上演があるビントレー作品についてはBRB、それ以外はオール新国立劇場バレエ団の団員でいいんじゃないかって気にはさせられますよね。チケットの売れ行きは苦戦するかもしれませんが、その分、もっとバレエをアクセシブルなものにするようなマーケティングの努力を行えばいいと思います。劇場設立当初の、豪華なゲストを呼んでいた時代も懐かしく感じられますが、やはり自前のダンサーを育てることが重要なのでしょうね。

24601さん、こんばんは。

ボリショイ祭りも明日(もう今日ですが)までと思うと寂しいですよね。私は「白鳥の湖」はマチネの方に行きます。だってソワレは売り切れですし・・・。白鳥はまだ観ていないのですが、「ライモンダ」までは本当に楽しかったですね。

さて、レスコーのキャストについてですが、私も本当はマイレンで観たかったです!というか私がマイレンのファンであることはお気づきかと思いますが、ビントレー時代になってから、マイレンがプリンシパルになったのに主役級での出演がなく、もっぱら芸達者ぶりを見込まれたキャラクテールばかりに起用されているのを残念に思っていました。マイレンは演技も達者ですが、テクニックについてはこのバレエ団では今でも一番だと思っています。それに芳賀さんがレスコーってちょっと有り得ない、って思ってしまいます(と、また爆弾発言ですが)。マイレンのレスコーが観たいです。しかしこのままでは、マイレンはムッシュGMか看守とか、最悪ダンシング・ジェントルマンの一人になっちゃうんじゃないかと不安です。

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