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2012/02/29

ロイヤル・バレエ、ウェイン・マクレガーの新作はマーク・ロンソンとのコラボレーション Mark Ronson Scoring Royal Ballet Dance Piece with Wayne McGregor

4月5日より23日まで、ロイヤル・バレエでは、ウェイン・マクレガーの新作、リアム・スカーレットの新作、そしてクリストオファー・ウィールダンの「ポリフォニア」というトリプル・ビルを上演します。

New Scarlett / Polyphonia / New McGregor
http://www.roh.org.uk/whatson/production.aspx?pid=18146

この中で注目されているのが、ロイヤルの常任振付家であるウェイン・マクレガーの新作「Carbon Life」です。ポップミュージックとバレエが初めて本格的に行う音楽のコラボレーションを、著名なプロデューサーであるマーク・ロンソンと行います。マーク・ロンソンは、今までリリー・アレン、ロビー・ウィリアムズ、デュラン・デュラン、エイミー・ワインハウスなどのアルバムを手がけてきました。

今回のコラボレーションには、複数の著名なミュージシャンが参加することが決定しており、ザ・キルズのアリソン・モスハート、ザ・ドラムスのジョナサン・ピアース、そして米国のラッパーウェールが参加します。

デザイナーのギャレス・プーグとソングライターでスウェーディシュ・ポップ・バンドマイク・スノーのアンドリュー・ワイアットもコラボレーションに参加し、「ポップ、ダンスそしてファッションの完璧なフュージョン」というのがこのプロジェクトのコンセプトです。

ロンソンはアンドリュー・ワイアットとこの新作のために9つのラブソングを共同で作曲しています。そして18人のダンサーがマクレガーの振り付けで踊ります。

ギャレス・プーグは、レディ・ガガやカイリー・ミノーグの衣装などを手がけてきており、その彫刻的なデザインで、もっともアヴァンギャルドなデザイナーの一人として知られてきました。

そしていうまでもなく、ウェイン・マクレガーは最近ではレディオヘッドの「Lotus Flower」のPV(1500万回もの再生を記録)のトム・ヨークの振り付けを手がけたことで一般的にも知られる存在となった鬼才です。

ロイヤル・バレエのスポークスマンは、この新作は従来のバレエ美学の受け止められ方をぼやかさせて、ダンサーたちの炭化したバージョンを見せていくだろう、と語っています。そしてマクレガーは、このプロダクションにより、新しい若い観客がロイヤル・オペラハウスを惹きつけることを期待しています。「この作品は、ステージ上の小さなポップコンサートになるけれども、これらの曲は夢見るようなラブソングではなく、エッジィで表現力豊かなものになるだろう。新しくて新鮮で、オペラハウスにとって本当に生の音であって、ギャレスのデザインはダンサーにとって肉体的な挑戦ともなるだろう。従来の観客と共に、普段オペラはバレエを見に行かない若者たちを惹きつけることを期待している」

また、この作品は、「アニマ(男性の中の女性像)/アニムス(女性の中の男性像)」というユング的なテーマ男性性、女性性の無意識的な部分についての理論を中心としているとのことで、まだ具体的なものは想像しがたいものの、大変面白い作品になるのではないかと期待されます。

Royal Ballet fuses pop music, ballet and high fashion in groundbreaking new production
http://www.telegraph.co.uk/culture/culturenews/9105731/Royal-Ballet-fuses-pop-music-ballet-and-high-fashion-in-groundbreaking-new-production.html

Mark Ronson to score Royal Ballet work
http://www.bbc.co.uk/news/entertainment-arts-17125011

Mark Ronson Scoring Royal Ballet Dance Piece Alongside Andrew Wyatt, Gareth Pugh, Wayne McGregor
http://www.huffingtonpost.com/2012/02/23/mark-ronson-royal-ballet_n_1295036.html

日本語のニュースもあります。
マーク・ロンソン、今度はロイヤル・バレエ団をプロデュース
http://bmr.jp/news/detail/0000012734.html

ところで、私の記憶に間違いがなければ、これだけ注目されているウェイン・マクレガーの作品が日本で上演されたのは、2008年のロイヤル・バレエの来日公演のうち、大阪だけで上演されたガラでの「Chroma」1作品だけで、東京では一度も上演されていないというのが信じがたいことです。ロイヤル・バレエだけでなく、パリ・オペラ座バレエ、ボリショイ・バレエ、シュツットガルト・バレエ、サンフランシスコ・バレエでも彼の作品は上演されているのに、なぜ東京では一度も観る機会がないのでしょうか。いくら日本人が古典を好むとはいえ、不思議でなりません。

Lotus Flower


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コメント

突っ込んだインタビューで定評がある『HARDtalk』にウェイン・マグレガーが出演しました。
xfs.jp/psASR

ポッドキャストでも聴かれます。
bbc.co.uk/podcasts/series/ht

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