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2012/01/02

2012年 新春

無事2012年を迎えることができました。昨年10月に身内の者が亡くなったので喪中の正月となり、静かに過ごしています。東京で過ごす新年は久しぶりのこととなります。そんな中でも、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートは家で楽しく観ることができました。4~5月のウィーン国立バレエの来日コンサートが楽しみとなりましたね。

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今年の5月にウィーンに行った時に立ち寄ったベルヴェデール宮殿のクリムト「接吻」がダンスのモチーフとなるとはユニークだった今年のニューイヤーコンサートでした。

昨年は震災の被害の大きさに戦き、そして個人的には後半に体調を崩してしまった一年でした。この一年を何とか生き延びられたのは家族と舞台芸術と周囲の皆様の支えであったとしか言いようがありません。当たり前に普通に生活することのかけがえのなさを感じた一年でした。

しかし震災で大きな被害を受けられた方々も一生懸命立ち上がろうとしていることです。まだまだ避難生活を強いいられている方も大勢おり、原発事故も収束していません。しかし、自分も何とか今年も生き延びることができるように精一杯生きていきます。皆様方にとって幸多き、素晴らしい一年になりますように!また素晴らしい舞台芸術との出会いがある一年でありますように。


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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

バレエに魅了されてまだ2ヶ月ですがとても楽しく読ませていただいてます。
体調が優れないとのことですがどうかご自愛いただき、このすばらしいブログを今後ずっと読ませてください。
2012年もいろいろありそうですが、今年もどうぞ宜しくお願いします。 

1月1日からいきなりの地震にはビックリしましたな。
震源地が列島からは遠く、震源の深さも370KMと桁違いなのが不幸中の幸いといえますが、マグニチュード7は阪神淡路大震災級。これが東京湾あたりで起きていたら大惨事でしょう・・・。新年早々ぞっとしました。

今年のウィーンのニューイヤー、ルグリ監督なにをするかと思ったら。
クリムトの接吻をモチーフにしたものと、100年来のワンパターン「青きドナウ」はともかく、最初の演目のなさけない振り付けと衣装が・・・。特に男性の衣装は安物のサーカスか手品のアシスタントの衣装みたいで、みっともないし、振り付けも「???」。こんなことを書きますと、ルグリ様の熱心な追っかけさんにどれだけヒステリー糾弾されるか分かりませんが、こんな振付家を選んでルグリ監督ついにご乱心?あるいは、早くも、「名ダンサーは名監督になれない」の悪い例のひとつになり果てるか?と思ってしまいました。

はっきり言って今年のウィーンニューイヤーのバレエはどれも気に入りませんでしたね!

NHKに出演していた自称舞踊評論家のオバハンも、バレエの最初の演目については評論を避けていたような気がします。まあ、NHK放送の解説席では、バレエに注目している音楽に詳しくない評論家さんは居心地悪そうで気の毒ではありましたよね。(自分に言わせると舞踊評論家さんで音楽に詳しくない人ってのも不思議な存在というか教養無さ過ぎってか・・・。中には某Sさんみたいに聴力そのものに問題ありじゃね?と思うような評論を書いている人も舞踊評論家だから日本でも驚かされますわい!)やっぱりウィーンの劇場自体では、特に伝統あるニューイヤーコンサートでは「音楽」が重要であって、バレエの存在は添え物程度なんですな。モスクワではそれはありえないことですよね。
個人的には、ウィーンフィルのあの素晴らしい音で、チャイコフスキーが鳴った瞬間、テレビに向かって「ここでなんでバレエが無い?!?!センス悪いなあ!」と叫びました。(妻に叱られましたが)
だってあの楽器のバランスがすばらしく良いチャイコフスキーの「眠り」を聴いて、「なんでそこでバレエが無いんだ?」と思われた方や、これまでにご覧になったなかで最高のバレエ「眠り」の舞台がまぶたに浮かんだ方、いらっしゃるはずです。ちがいますか?


こんにちは。このブログが鑑賞のお役に立てて嬉しいです。年末から体調が優れずなかなか更新がおぼつかないのですが、細々とでも続けていければと思います!今年もどうぞよろしくお願いいたします。

KEさん、こんばんは。

ウィーンフィルのニューイヤーコンサートの振り付けについては色々と意見があるようですね。確かに1作目は衣装がちょっと?でした。当初ノイマイヤーの予定だったのが、いつのまにかダビット・ボンバナに変更となり、ボンバナ自体があまり知られていない振付家ということもあって、それでもなおこの枠組みに合わせなければならないので無理があった部分もあると思います。

一方、ウィーンフィル演奏、マリス・ヤンソンス指揮の「眠れる森の美女」の演奏は、それはそれは素晴らしくて思わず聴き入ってしまいました。この最高の演奏でバレエが踊れるのでしたらどんなに素晴らしいことでしょう。(ウィーンフィルのメンバーは実際には最近まで上演されていたウィーン国立バレエの「眠り」ではピットに入っていたようですが)諸般の事情があってここにはバレエを入れることができなかったのでしょうけど、それはちょっと残念ではありましたよね。

そうなんです!
最初、今年はバレエの部分はノイマイヤーと聞いていましたよね。
しかし、当初から、ルグリ統治下のバレエ団がなんでノイマイヤーをわざわざ呼びつける?と、少し違和感を感じてはいました。
案の定、ボンバナに変更。
なにがあったのでしょうね。

KEさん、こんにちは。

お返事が大変遅くなり申し訳ありません。振付家変更の件ですが、私が耳にした話では、ノイマイヤーは自分のところのダンサーをこのニューイヤーコンサートに起用することにこだわったため、ルグリが振り付けの件を断ったそうです。今まではスターダンサーのバックでウィーン国立バレエが踊るという位置づけでしたが、ルグリはそれを変えようとしているのですね。そういう方向性自体は私は支持したいとは思います。

ありがとうございます。

そうですよね!エーシナもヤコブレワも素晴らしいバレリーナたちです。(わたくし事ですが、エーシナを初めて見たは彼女がアカデミー2年生のときです。)ウイーン劇場に素晴らしいダンサーを「有名スター」のバックダンサー扱いにしないのは良いことです。(どっかの国のS国立劇場バレエ団にはルグリさんのこういう方針、見習わせたいですねー。いらぬことを言いましたかな)

KEさん、こんばんは。

本当にオルガ・エシナもマリヤ・ヤコブレワも美しくて素晴らしいバレリーナですよね。こんな素晴らしいダンサーたちを有名ダンサーのバックに使ってしまうのはもったいないです、本当に。来日公演が楽しみです。確かにS国立劇場には、この方針を見習わせるべきで、内部の才能をもっと活かしていかなければならないですよね、本当に。

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