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2011/11/15

ナタリア・オシポワとイワン・ワシーリエフ、ミハイロフスキー劇場へ移籍 Osipova & Vasiliev are leaving the Bolshoi

Ballet.coのスレッドに投稿されたロシアの新聞記事から、ボリショイのスターカップル、ナタリア・オシポワとイワン・ワシーリエフ、ミハイロフスキー劇場へ移籍するのではないかということで大騒ぎになっています。そして、実際にもう移籍は決定してしまいました。

Ballet.coの該当スレッド
http://www.ballet.co.uk/dcforum/DCForumID12/244.html

こちらがふたつのロシアの新聞記事
http://www.itar-tass.com/c9/271138.html

http://www.dni.ru/culture/2011/11/14/222216.html

これによれば、オシポワとワシーリエフは移籍の意思をもって上層部と交渉を行っている一方で、より良い条件を求めて交渉しているという話もあり、一方、芸術監督のフィーりンは、彼らにもっと外部出演を行う自由を与えることで引止めを図っているということのようです。

http://kommersant.ru/news/1815914
こちらはフィーりンのコメントで、彼らがなぜ退団しようとしているのかの理由はわからず、残ってほしいために交渉をしたいとの意向があったようです。

ダンソマニより、プラウダ紙の英語版にも記事が出たとのことで、紹介しておきます。

Two lead dancers of Bolshoi Theater quit (Pravda)
http://english.pravda.ru/news/society/14-11-2011/119608-bolshoi-0/


しかしながら、イスベチヤ紙には、ついにふたりの公式コメントが掲載されてしまいました。
http://translate.google.com/translate?hl=en&sl=ru&tl=en&u=http://www.izvestia.ru/news/506754

要約すると、ボリショイにはレパートリーの数が不足しており、二人とも、すでに踊りたい役はすべて踊ってしまい、このまま同じ役ばかり踊ることには飽き飽きした。これ以上の芸術上の発展性はここにいてもないため、新しい世界へと足を踏み出すためにミハイロフスキーを選んだとのことです。(しかし、ミハイロフスキーのレパートリーはいわゆる古典と、ナチョ・ドゥアト作品に限られているため、少々不思議な気がしなくもありません)

オシポワの移籍にあたってのコメントは、彼女のFacebookでも読めます。
http://www.facebook.com/Osipova.Natalia/posts/306145119414373

For me, a native Muscovite, the decision to move to The Mikhailovsky - Is a very serious step. The main reason why I'm leaving the Bolshoi Theatre - is the lack of repertoire: everything that you could dance, I danced. We are going for creative freedom. Life has become too comfortable for me, I feel a great need for change and desire for artistic expression. I hope you understand and have a beautiful day!

特にワシーリエフは最近「Kings of the Dance」に参加し、パトリック・ド・バナの振付けた新作を踊るなどの機会も多かったため、またこの公演でもドゥアト作品が踊られていたため、そのようにコンテンポラリー寄りの作品を踊りたいという希望もあったことなのでしょう。またオシポワも、同じくArdaniがプロデュースした女性版Kings of the Dance「Reflections」で現代作品を踊っています。

このイスベチヤ紙においては、ミハイロフスキー劇場の芸術監督であるナチョ・ドゥアトと劇場総裁のウラジーミル・ケフマンの歓迎のコメントも掲載されています。

彼らがミハイロフスキー劇場に初めて出演するのは12月1日のガラとなり、5年間の契約を結んだとのことです。

この記事には、ニコライ・ツィスカリーゼのコメントも載っており、ウヴァーロフはフィーりンより劇場から引退することを迫られ、彼自身も引退を勧告されたが、それに従うつもりはないと語っています。


いずれにしても、オシポワとワシーリエフの移籍については、決定したものとみなしてよいと思います。なぜなら、ミハイロフスキー劇場のTwitterで、 @Mikhailovsky_en
Ballet stars Natalia Osipova and Ivan Vasiliev are now Principals of the Mikhailovsky Theatre

と公式に発表したからです。

そして、ミハイロフスキー劇場のロシア語版のオフィシャルサイトにも、二人の移籍のニュースとコメントがすでに掲載されていました。
http://www.mikhailovsky.ru/events/natalia-osipova-ivan-vsilyev-mikhailovsky-theatre


*****************
日本にいる私たちがまず気になるのは、ワシーリエフが来年1月、2月に予定されているボリショイの来日公演「スパルタクス」「ライモンダ」で踊るかどうかということです。

また、この二人は、ナチョ・ドゥアトの作品を踊ることになるのだろうかということ。

このあたりについては、いずれジャパンアーツや光藍社から公式な発表もあるものと思われますが、特に「スパルタクス」のワシーリエフの出演は来日公演の大きな目玉といえるため、どうなるのか早くはっきり発表してほしいものです。

*******

セルゲイ・フィーリンはボリショイの芸術監督に就任してから、チュージンやホールバーグの入団、ボリショイ劇場の再オープニングや積極的な映像配信などの路線を打ち出していますが、なかなか前途は困難なようです。

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バレエ(情報)」カテゴリの記事

コメント

最初、ホールバーグのボリショイデビューは11月4日のジゼルでオシポワがパートナーと言われていたのに、11月中旬だかにザハロワと眠れる森の美女でホールバーグのボリショイデビューに変更になって変だと思ってたのですよ。

日本公演は本当にどうなるんでしょう?

先日のボリショイの再オープン記念公演にツィスカリーゼは出なかった、それもおかしな話です。
そしたら、例のツィスカリーゼの爆弾発言。なんじゃそりゃあ?の世界です。
ツィスカリーゼの爆弾発言の掲載されたネット記事のリンクは次に送ります。

ごまかしやミスだらけ! ボリショイ劇場の修復で著名ダンサーが非難
コーリャ・ツィスカリーゼ、怒りの爆弾発言
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111107/erp11110714340004-n1.htm

ボリショイ内紛劇「開演」 専属著名ダンサー批判「修復は文化破壊」
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111108/erp11110822560009-n1.htm

夢が壊れる見苦しい話です。

私も超ビックリしました!ボリショイはドル箱を失いましたね。
彼らならどこに籍をおいても、ゲストとして世界中から引っ張りだこでしょうし、逆に日本で見られる機会も増えるかも、と期待します。
それにしてもホールバーぐかわいそー。私は彼がボリショイに来た大きな理由の1つはオシポワがいることだったと思うので。
正直言って、ボリショイ、いきなり魅力なくなりした。逆にオシポワ、ワシリエフ、サラファーノフが揃うミハイロフスキーはいきなりグレードが上がった気がします。

どこかの記事に「二人の移籍先はパリオペラ座ではなくてミハイロフスキー劇場」と書かれてたのを読み、まさかパリオペラ座に行きたかったんじゃないよねー、それは無理よ...と思いました。二人はコンテンポラリーを踊りたいのかしら。

こんにちは

今知って驚きました。
当面は来日公演がどうなるかです。

マールイで日本公演踊ることになったら、目も当てられない。
しかしオーシポア、当初のメンバーに入っていなくて良かった。被害が少ない。

私個人的には、ハンブルグとかシュツットガルドの方が合いそうだと思いました。

いつも素早い情報ありがとうございます。マールイのスポンサーさんはジェネラスだそうですから、いい条件出したのでしょうね。スターダンサーたちの移籍もさることながら、それが若いダンサーたちにいい影響を与えてくれることを期待しています。あのカンパニーは意外と大化けするかもしれません。

なんかびっくりNewsでした。。。友達から、ナタリアとIvan君が移籍らしいってメールを貰ったので、早速 ナオミさんのブログに着てみたところ、さすが!!情報が沢山アップされてて、色々記事も読めて有難うございます! いや。。。二人で移籍か~~~、ありえなくはないですね~と一寸納得しました。彼らは、もっと色々な作品に挑戦してみたいのが何となく分かるかも。
彼らは、クラッシクよりコンテンポ系の踊りが似合っているよう気もします。身体の使い方的(身体能力)に。。。コンテンポ系もかなりいけるんじゃないか?と勝手に思ってみたり。ABTのゲストでは、Davidと現在は組むCastingになってますが、それは変更されないぽい? と勝手に思ってます。また6月のABTシーズン中にはミハイロフスキー劇場がNYCへ来るので(隣の劇場で公演)、そこでもNatalia踊るんですかね? っていうか丁度いい??

なんと!
先月末の朝日新聞の記事に二人からのコメントがなかったのはそのためですね。ワシントンDC公演時のチラシで見たワシーリエフの「スパルタクス」の写真が格好良かったので楽しみにしていたのに! でも平日公演ばかりなので、チケットはまだ土曜日の「白鳥の湖」しか取っていないのですが。

ビックリしました。
バレエ界のお騒がせカップル・・・と言っても、もう言い過ぎではないですよね、きっと・・・。イワン・ワシリーエフの他の役は観なくても、ボリショイでのスパルタクスは観てみたいなあ、と思っていたので、なんだかなあ、という感じです。やっぱりもう無理なのかなあ。
と同時に、ホールバーグの移籍も含め、各バレエ団の「らしさ」というのが分からなくなって来た・・・。ミハイロフスキーに新しい風が吹いていることだけは、確かなようですが、今度の来日ではまだ、ナチョ・ドゥアトの作品持って来ない様だし。うーん。うーん。

Thank you all for the comments, Currently I am unable to response in Japanese so please wait for 2 more days. m(_ _)m Very big news indeed, I was looking forward for Ivan`s Spartacus in Japan....

大変コメントが遅れてしまってで申し訳ありません。

Zhang Keさん、いろいろと情報提供ありがとうございました。その後、ツィスカリーゼの爆弾発言はこれにとどまらず、それには引退勧告なども関係していたんでしょうね。しかし彼の発言が本当なら、巨額のお金をかけた修復費用は何に化けたんだろうって考えてしまいます。まさにおそロシア!ツィスカリーゼもダンサーとしてはいまだに素晴らしいと思うので、なぜ引退しなくちゃならないのか、私には意味はよくわかりませんが・・・。

ポチさん、こんばんは。

遅れてのコメントで申し訳ありません。これからのボリショイを象徴する若いスターカップルの突然の移籍だけに私も本当にびっくりでした。デヴィッド・ホールバーグも梯子を外されたみたいで気の毒です。ABTで共演する機会は今後もあるでしょうけどね。

ミハイロフスキーもどんどん変化していっていくんでしょうね。正直男性ダンサーが弱かったカンパニーですが、急にとてもホットな場所になってきた半面、昔からのファンは複雑な思いをされているのではないかと思います。

shioさん、こんばんは。

パリ・オペラ座ですか~それは流石に無理というものでしょう。(オシポワはゲストしていますけどね)。ボリショイの広報担当者が、二人の移籍先がオペラ座やマリインスキーじゃなくてよりによってミハイロフスキーだなんて!という正直?なコメントを発していますけどね。(格という意味では、それはミハイロフスキーはボリショイより落ちますからね)

zuikouさん、こんばんは。

オシポワがボリショイの来日公演の出演予定メンバーに入っていなかったのはジャパンアーツにとっては不幸中の幸いだったかもしれませんね。グリゴローヴィチが彼女のことをあまり気に入っていないという噂もあったので、今回の来日公演のキャストに入っていないわけですが。

うーん、この二人が移籍するとしたら、私はABTくらいしかないのではと思っていたんですよね。いくらコンテンポラリーを踊りたいといっても、やっぱりコンテ経験は彼らは少ないですし、ハンブルクやシュツットガルトは演劇性も重要なのでそれも難しいのではないかと。

junさん、こんばんは。

ミハイロフスキーはなんといってもバナナ王のケフマン総裁がついているので、とってもお金持ちだと思われますし、金銭的にも、ゲストする自由も与えてもらえて双方にとってwin-winの取引だったのではと考えられますね。もちろん、もともとのカンパニーのダンサーもワガノワ出身者が多いわけですし、能力の高い彼らに、このペアがどんな影響を与えるのかは興味深く、今後化ける可能性も高いでしょうね。来年夏にはNY公演も予定されているそうですが、オシポワ、ワシーリエフが出演するとなれば大きな話題になるでしょうし。

takakoさん、こんばんは。

takakoさんはNYでのKings of the Danceもご覧になったんですよね。コンテンポラリーでのワシーリエフ良かったんですね。二人とも身体能力は高いですものね。ちょうど6月にミハイロフスキーがNY公演ということで、ぜひこちらも観てきてくださいね。レポート楽しみにしています。多分ABTへの彼らの出演予定は変更されないでしょうね。

24601さん、こんばんは。

うちは朝日新聞をとっていないので、ワシーリエフのコメントがないことには気が付きませんでした。(でもジャパンアーツのブログでは配信されたかしら?)当初の告知チラシもワシーロエフの「スパルタクス」で、それはとてもかっこよく似合っていそうだったので楽しみにしていたわけで、私もチケットを取っていたのですがどうなることなのでしょうか。来日メンバーに入っていなかったロブーヒン投入だったら良さそうですが。私は逆に「白鳥の湖」を取っていないんですよね。2月の頭って公演数が多すぎて、身体がついていけそうになくなってしまって。(スパルタクス、キャスト違いで2回見るので)

YUIOTOさん、こんばんは。

たしかにおっしゃる通り、バレエ団の「らしさ」というのがなくなってきたと思います。ABTがあれだけゲストに依存したカンパニーになったり、ボリショイにも外部から移籍してきたダンサーが増えたり、ミハイロフスキーの芸術監督がナチョ・ドゥアトになったりと。これも一種のグローバル化の波なんでしょうかね。私も、ミハイロフスキーのダンサーが踊るドゥアト作品が観たいです。個人的に彼の作品が好きなので。

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