ABTのくるみ割り人形公演 12/14-31 American Ballet Theatre's Nutcracker
昨年の12月に初演されて好評を博した、アレクセイ・ラトマンスキー振付の「くるみ割り人形」が帰ってきます。
ABT'S THE NUTCRACKER
RETURNS TO BAM HOWARD GILMAN OPERA HOUSE
DECEMBER 14-31, 2011
http://www.abt.org/insideabt/news_display.asp?News_ID=368
昨年と同じBAM(ブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック)での上演です。昨年は12月23日が初日だったのですが、今年は少し早くなったということは、やはりチケットの売れ行きが良かったってことでしょうか。NYCBのくるみ割り人形も同じ時期に上演されていますが、アメリカの冬の風物詩は「くるみ割り人形」ってことで食い合いにはならなかったようですね。
チケットは早くも9月12日から発売されるのですが、キャストが初日のヴェロニカ・パールトとマルセロ・ゴメスしか発表されていません。(昨年は発売日には全キャストが発表されていたはず)
なお、昨年はシティセンターが改装工事中ということもあり開催されなかった恒例の秋のシティセンターシーズンが、今年は復活しています。ただし、11月8日から13日までの8公演のみです。
http://www.abt.org/insideabt/news_display.asp?News_ID=360
シティセンターのサイト(チケット購入はこちらから)
http://www.nycitycenter.org/tickets/productionNew.aspx?performanceNumber=6239
シティセンターシーズンは毎回、現代作品の新作など小品中心となっています。今年は、シュツットガルト・バレエのコール・ドのダンサーでありながら振付家としての才能が注目され、今年のエリック・ブルーン賞で振付賞を受賞しているデミス・ヴォルピの新作が上演されます(世界初演は、ABTのThe Richard B. Fisher Center for the Performing Arts at Bard College in Annandale-on-Hudson, New Yorkでの11月5日公演で行われる予定)。
また、故マース・カニンガムへのオマージュとしてDuetsが上演されるほか、ポール・テイラーの「Black Tuesday」、トワイラ・サープの「イン・ジ・アッパー・ルーム」と「シナトラ組曲」、ラトマンスキー振付の「Seven Sonatas」、そして今年のABTの来日公演でも上演されたポール・テイラーの「Company B」が上演されます。
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