ロイヤル・バレエの次期芸術監督にケヴィン・オヘアが決定 Kevin O’Hare appointed new Director of The Royal Ballet
ロイヤル・バレエの次期芸術監督に、元バーミンガム・ロイヤル・バレエのプリンシパルで現ロイヤル・バレエの事務局長であるケヴィン・オヘアが就任することが発表されました。
http://blog.roh.org.uk/?p=3477
来シーズン末で退任するモニカ・メイソンの後任としてケヴィン・オヘアは来年九月からロイヤル・バレエの芸術監督に就任することになります。また、シニア・アーティスティック・チームとして、クリストファー・ウィールダンと、現常任振付家のウェイン・マクレガーらが任命されました。
昨日インタビューをお届けしたタマラ・ロホら様々な候補者の名前が上がっており、またロイヤル・バレエが「芸術監督求む!」の新聞広告を出すなど話題となっていた次期芸術監督人事。バーミンガム・ロイヤル・バレエを退団後、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーでカンパニー・マネジメントの研鑽を積み、バーミンガム・ロイヤル・バレエのカンパニーマネージャーを経てロイヤル・バレエの事務局長として活躍をしているケヴィンが選ばれたのは順当な人事と言えます。
また、ケヴィンはバーミンガム・ロイヤル・バレエ時代には吉田都さんとのパートナーシップでも知られており、都さんがまたロイヤルと引き続き縁を保ち続けられると思うと嬉しいことです。
なお、Ballet.coでのロイヤル・バレエ次期芸術監督予測スレッドがなかなか興味深いものとなっており、今回この職に応募した11人の候補者のうちの3人(というか3組)の名前が明らかになっています。
http://www.ballet.co.uk/dcforum/news/4981.html
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