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« 東京バレエ団「ラ・バヤデール」開幕 | トップページ | ミラノ・スカラ座バレエ団2011/12シーズン Teatro Alla Scala 2011/12 Season »

2011/04/15

続17・震災とパフォーミングアーツ界関連の動き

大きい余震が続き、相変わらず不安な毎日を送っている私たちですが、日本を支援してくれる世界中の動きには本当に感謝の念でいっぱいです。


NBSのサイトには、バーミンガム・ロイヤル・バレエの芸術監督のデヴィッド・ビントリーより、公演プログラム用のメッセージが届いたということで、紹介されていました。

http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/post-319.html

 

3月11日午後、私は新国立劇場バレエ団のダンサーに、私自身の振付であり、次の土曜に初演を予定していたバレエ団の新作「テイク・ファイヴ」のリハーサルを行っていました。その日に起こったすさまじい地震と津波、そして日本人の置かれた痛ましいまでの惨状は、全世界にまたたく間に知れ渡りました。音楽、歌、そしてダンスは歓喜と幸福感を魂に呼び起こすものだけに、それは不適切に思われ、日本人が自分たちを襲った悲劇の大きさを把握しはじめるにつれ、新国立劇場そして東京のほとんどの劇場がその扉を閉ざしたのでした。

 その2ヶ月後、勇気と冷静さをもって未来に立ち向かい、世界の賞賛を集めた日本とともに、この偉大な国の文化的、精神的な癒しとして、英国バーミンガム・ロイヤル・バレエを率いて日本公演を行うことができることを、私は誇りに思います。ピーター・ライトの古典作品である「眠れる森の美女」、フレデリック・アシュトンの温かみある傑作「真夏の夜の夢」と「ダフニスとクロエ」の公演が、日本の観客の皆さまに喜びと希望をもたらし、皆さまが現在直面される困難からの、ひとときの休息を与えてくれることを願って止みません。

英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ 芸術監督 
デヴィッド・ビントリー

バーミンガム・ロイヤル・バレエの日本公演については、プレスリリースも本国で発表されたようで、Ballet.coに掲載されていました。この情勢での日本で公演を行うという強い意思が感じられて嬉しい限りです。17日の追加公演がチャリティ公演であることも明記されています。

http://www.ballet.co.uk/dcforum/news/5024.html

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ベルリン国立バレエで5月8日に開催されるガラBallet Helps Japanには、東京シティバレエ団の志賀育恵さんと黄凱さんが出演しますが、黄凱さんのブログで、出演に当たっての心境が述べられていて、心を打ちました。

Ballet Helps Japan
http://huangkai.cocolog-nifty.com/official_blog/2011/04/ballet-helps-ja.html

ちなみに、このガラのサイトを見ますと、出演者の中に、前回お知らせした追加メンバー(イザベル・シアラヴォラ、イヴァン・ウルバン他)が加わっていると共に、東京バレエ団の上野水香さんの名前も追加されていました。残念ながら、ロベルト・ボッレとスヴェトラーナ・ザハロワの名前は消えています。

http://www.staatsballett-berlin.de/de_DE/calendar/detail/9173318

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被災した仙台市出身の熊谷和徳さんが、避難所でタップダンスを踊ったときのことをブログで書かれています。こちらでは、被災地の様子が胸に伝わってきて、思わず涙が出てきました。

故郷からの第一歩
http://tapperkaz.exblog.jp/13370588/

熊谷さんは、TAP THE FUTURE義援金PROJECT "HAND TO HAND FEET TO FEET" を主催しています。
http://www.kaz-tapstudio.com/cn12/hthftf.html

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青山のスパイラルガーデンで開催されている
アーティストからのメッセージ「アートのちから」ダンスパフォーマンスでは、多くのダンスパフォーマンスを無料で観ることができます。大変豪華なメンバーの出演となっています。

http://www.spiral.co.jp/e_schedule/2011/04/post-72.html

4月15日(金)は、笠井叡オイリュトミー作品「3月13日、15日新聞記事より」などがあり、16日(土)には、珍しいキノコ舞踊団や安藤洋子さんが出演し、17日(日)は、森山開次×ひびのこづえ×川瀬浩介「LIVE BONE」2011 春 in Spiral、さらにDance Sanga Session『The Well-Tempered』(振付:中村恩恵)他もあります。

予約は必要ございませんが、混雑することも予想されます。ご了承ください。
※終演後、観覧料としてお気持ちを義援金箱にお入れください。 とのことです。

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現在上演中の東京バレエ団「ラ・バヤデール」では、東京バレエ団のダンサーが公演前や休憩時間に募金箱を持って義援金を呼びかけています。14日の公演には、前日にソロル役を演じたマシュー・ゴールディングも一緒になって呼びかけていたとのことです。
http://twitpic.com/4kow9j

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NBAバレエ団では、残念ながら予定されていた「ゴールデン・バレエ・コースター」ガラが中止となってしまいましたが、いくつかの支援活動を行っています。

http://nbaballet.org/

・3月29日、NBAバレエ団は、日本赤十字社へ義援金100万円を寄付いたしました。
・4月10日に開催されます「スプリングバレエフェスティバル」ならびに、6月18日・19日に開催されます「第8回トゥールビヨン公演」の会場で募金箱の設置し、日本赤十字社へ寄付させていただきます。
・被災された地域のバレエダンサーの仲間達を支援すべく、NBAバレエ学校での無料レッスンを実施いたします。

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光藍社のサイトには、キエフ・バレエのエレーナ・フィリピエワから日本の皆さんへのメッセージが掲載されています。
http://www.koransha.com/news_performance/news/110411message_fili.html

ウクライナはチェルノブイリの原発事故を経験しているだけに、今回の震災はキエフ・バレエにとっても他人事ではないのではないかと思われます。

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NBSのサイトでも紹介されていましたが、当面の文化芸術活動について,文化庁長官からメッセージが発表されました。
http://www.bunka.go.jp/bunkazai/tohokujishin_kanren/chokan_message_2.html

(前略)文化芸術は本来,私たちの心に安らぎと力を与え,地域の絆を強め,明日への希望を与えてくれるものであり,その縮小は経済社会全体の活力にとって好ましいものではありません。全国各地の活発な文化芸術活動によって国民ひとりひとりが活力を取り戻すことが,日本全体の元気を復活させるために必要なことであり,被災された方々に対する一層の支援につながるものと考えます。こうした動きはまた,復興に向けた力強い日本の姿を国際的に印象づけることにもなりましょう。
(中略) 今後,被災された方々に心を寄せつつ,電力事情,安全性等を十分踏まえながら,それぞれのお立場で,文化を創造しあるいは親しむ活動を積極的に行うことにより,日本の力強い復興を支えてくださいますようお願い申し上げます。

 平成23年4月12日
 文化庁長官  近藤誠一

文化庁としてメッセージを発しなければならないほど、実際に公演の中止が相次いだということもありますが、国としてこのようなメッセージを訴えたことは高く評価したいと思います。

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コメント

こんばんは。
地震のとき、ビントレー監督は日本にいたのですね。びっくりです。でもバレエ界にこの状況を
知っていてくれる人がいるのはちょっと心強いと思います。

ベルリンのチャリティガラBallet Helps Japanでは、ボッレとザハロワがいなくなったのは
寂しいですが、やはりザハロワは出産後間もなくて、無理でしょうかね。これからまだ
メンバーの入れ替わりがあるかもしれないですね。

ショコラさん、こんばんは。

お返事が遅くなってしまってごめんなさい。デヴィッド・ビントレーは、新国立劇場の公演中止が決まったあとも、しばらく東京に残ってクラスレッスンなどもしっかりと見てから帰国したと聞いています。

ガラは出演者の入れ替わりがある程度あるのは仕方ありませんよね。ザハロワの回復は順調という風の噂も聞いております。

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