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2011/03/03

ロイヤル・バレエ「不思議の国のアリス」初演 Royal Ballet, Alice's Adventures in Wonderland

2月28日、ロイヤル・バレエでクリストファー・ウィールダンが振付けた新作「不思議の国のアリス」が初演されました。
http://www.roh.org.uk/whatson/production.aspx?pid=15443

ロイヤル・バレエが全幕の新作を制作するのは、1995年のトワイラ・サープ振付で不成功に終わった「Mr. Worldly Wise」以来とのことで、大変注目されたプロダクションでした。事前のパブリシティ記事も大量に掲載され、チケットは早々にソールドアウトとなり、作品としても大きな成功を収めた模様です。

ファーストキャストは、アリス役にローレン・カスバートソン、ハートの女王役にゼナイダ・ヤノウフスキー、帽子屋にスティーヴン・マックレー。アリス役は他にサラ・ラム、マリアネラ・ヌニェスがキャスティングされ、ハートの女王はタマラ・ロホも演じることになっています。

というわけで、セカンド・キャスト(サラ・ラム、タマラ・ロホ、フェデリコ・ボネッリ)で撮影されたゲネプロの写真はBallet.coに掲載されています。カラフルなセットや衣装がいかにも楽しげですよね。
http://www.ballet.co.uk/gallery/dm-royal-ballet-alice-in-wonderland-0211

もう一つ、セカンド・キャストのフォトギャラリーと、ファーストキャストのリハーサルの写真も。
http://www.theartsdesk.com/index.php?option=com_k2&view=item&id=3193:production-gallery-the-royal-ballets-alices-adventures-in-wonderland&Itemid=39

また、Sky Newsに舞台の映像やウィールダン、ローレン・カスバートソン、芸術監督のモニカ・メイソンのインタビューが紹介されています。

映像(Sky Newsより) 


面白い試みとしては、バレエ・サイトThe Ballet Bagの中の人であるエミリアさんとリンダさんが、ロイヤル・オペラハウスのTwitterアカウントのゲストとして、プレミア公演の舞台裏のレポートや、幕間レポートをリアルタイムでツイートし、舞台裏写真もたくさんライブで投稿していたことがあげられます。その投稿のまとめはこちら。初日の熱気が生き生きと伝わってきます。ハッシュタグは#aliceintwitterland。
http://www.theballetbag.com/2011/03/01/aliceintwitterland-live-tweeting-from-the-world-premiere/

さらに、ロイヤル・オペラハウスのブログで、The Ballet Bagチームによる写真満載のガラレポートもあり、まるで自分たちも会場に足を踏み入れたかのような感覚を味わうことができます。
http://blog.roh.org.uk/?p=2147

世界的にも注目された公演とあって、New York Timesにも評が掲載されました。
http://www.nytimes.com/2011/03/02/arts/dance/02alice.html

また、オーストラリア・バレエのブログにも取り上げられるなど、各界において注目を浴びた初日だったわけです。
http://www.behindballet.com/ballet-and-alice-in-wonderland-a-good-mix/

各紙の評は賛否両論があるものの、多くの観客が楽しめる作品であり、今後もロイヤル・バレエのレパートリーとして繰り返し上演されるであろう作品であるという反響が多いようです。

なお、この作品はナショナル・バレエ・オブ・カナダとの共同制作作品であり、カナダでも6月に上演される予定となっています。
http://www.national.ballet.ca/performances/season1011/alice.php

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バレエ(情報)」カテゴリの記事

コメント

いやぁ~楽しみですね。
賛否両論あれど、新作にチャレンジする姿勢を支持したいと思います。
プロダクションもいかにもロイヤルらしい・・・というか、この有名な物語を
バレエ化するとしたらロイヤルバレエしかありませんものね。
ぜひ将来日本でも観たいと思います。

naomi様、 

情報満載の記事をありがとうございました。ウィールダンさんの「不思議の国のアリス」が実現したとうかがってとても嬉しいです。2005年にコロラドバレエでウィールダンさんが「不思議の国のアリス」を振付けるというプランがあったのが、コロラドバレエの事情で実現しなかったという記事を読んだことがあります。その時はとても残念に思いましたので、今回ロイヤルで実現して嬉しかったです。ルイス・キャロルは英国人で、物語も英国の当時の習慣や規範に基づいていると思いますから、まずご当地で初演され、原作やそのバックグラウンドに馴染まれた方たちにご覧頂けたことも良かったと思います。(もちろん、コロラドバレエのプランが実現していたとしたらそれもステキだったと思いますが)
テニエルが描いたアリスの挿絵が怖くて大好きです。そういうこだわりはありますが、いつかウィールダンさんのアリスを観たいと思っています。(出演者の写真にジョナサン・ハウエルズのがありましたが、ウィールダンがローザンヌでゴールドメダルを受賞したときに、ロイヤルから一緒に出場していた方ではないかと思います。)

怒涛のツイートを見てアリスの初演はロイヤルにとってビッグイベントなのか!と思ったんですが、やっぱりそうだったんですね!
カラフルで楽しそうな舞台でぜひ日本でも見てみたいです。
マックレーくんのタップダンスがどんなのか気になります♪

Fさん、こんばんは。

新しい作品には常に賛否が伴うものですからね!でも今のご時世にこれだけお金をかけて新しい全幕作品を創るっていうのは凄いですよね。キャストも豪華で、このほかにルイス・キャロル役にエドワード・ワトソンちとかホントロイヤルが総力を結集したって感じです。いつか日本でも観られるといいな!

有木笙さん、こんばんは。

実はコロラド・バレエでウィールダンが「不思議の国のアリス」を振付けるプランがあったんですね。彼が育ったロイヤルでそれが実現したのが喜ばしい限りですよね。そしてジョナサン・ハウエルズは、ウィールダンがローザンヌに出場したときに出ていたんですか!確か去年のロイヤルの来日公演で、彼は「ラ・フィユ・マル・ガルデ」のアラン役でとても達者な踊りと演技を見せてくれていました。貴重な情報をいろいろとありがとうございます!

プリマローズさん、こんばんは。

あの一連のツイートは、この間のロイヤルのときにお会いしたリンダさんによるものだったんですよね!本当に楽しそうな舞台で、ぜひぜひ観てみたいですね。マックレーくんが帽子屋の役だから、タップを踊るシーンも入ったそうですよね。きっと踊る側も楽しかっただろうに違いないですよね。

Naomiさん、こんにちは。

いつも貴重な情報をありがとうございます。
昨日、「不思議の国のアリス」をファーストキャストで観ました。衣装、ステージデザインなど、全てがいわゆる「英国的」で、それが良い意味で生かされていました。

見所はいろいろあるのですが、まず印象に残ったのは音楽です。モダンすぎず、甘すぎず、時にピリっと辛口で「不思議の国のアリス」の奇想天外なストーリに、ぴったり合っていると思いました。オーケストラの人もよく見えたのですが、奇想天外なストーリー通り、突然リズムが変わるし、速いスピードの曲も多く、非常に一生懸命演奏しているのが伝わってきました(指揮者も含めて大変そうでした)。ダンサーだけではなく、オーケストラ、ステージセット、デザイナーが一体となって取り組んでいる舞台だということが、客席にもひしひしと伝わってきました。ダンサーのラインナップを観ても、総力を挙げて取り組んでいることがよくわかります。

アリス役のローレン・カスバートソン、アリスと最後に結ばれるジャック役のセルゲイ・ポルーニン共に素晴らしかったのですが、他にも見所はたくさんありました。

スティーブン・マックレーのタップダンスは、ダンスだけではなく、タップのリズムが奇想天外なオーケストラの音楽にピタッと合っていました。音楽とタップのリズムがいかにマッチするかが、この場面の一つの見所なのです(彼のタップは、本当にリズムを奏でていました)。が、私は正直、度肝を抜かれました。「不思議の国のアリス」、ここまでいわゆる「英国的正当派クラシックバレエ」という雰囲気で運ばれて来た舞台でした。ロイヤルオペラハウスのクラシックバレエの舞台でタップダンス...えぇ〜。最初は目が点になっていた私も、音楽と一体となった彼だからできるタップの素晴らしさに、心奪われてしまいました。

イギリス的なユーモアが炸裂したのが、ハートの女王役ゼナイダ・ヤノウフスキー。「眠りの森の美女」のローズアダージョのパロディがあるのですが、たぶん「不思議の国のアリス」の一番のみどころの一つです。軸がぶれない正確なテクニックに加え、すごい演技力。表情の作り方も、ハートの女王そのものでした。テクニック的に難しい役なのにそれを感じさせず、彼女がまじめに演じれば演じる程、観客は大爆笑の嵐。2週間前に「白鳥の湖」でオデットを踊る彼女を観たばかりだったので、どう考えても同じダンサーに見えず、私の頭のなかには沢山の??マークが。実はカーテンコールでは、彼女に一番拍手が多かったのではないでしょうか。

私はとても楽しめました。でも最も印象的だったのは、ダンサーとオーケストラ、制作サイドそして観客が一体となって、新しいバレエの誕生の瞬間を共有できたこと。バレエファンの私でも、一生に何回あるのでしょうか。得難い体験でした。

初めまして。いつも楽しく拝見しております。いつも情報満載ですばらしいですね。

yoshiさんのサイト:
http://blog.goo.ne.jp/vesper_uk

こちらでチュチュの製作過程の様子をつぶさに拝見しておりましたが、ハートの女王、花のワルツ、トランプのチュチュはyoshiさんが製作され、特にトランプのチュチュには相当ご苦労なさったそうです。ご存じかとは思いましたが、リンクを貼らせて頂きました。

Negimomoさん、こんにちは。お返事が遅くなってしまってごめんなさい。

早速ご覧になっての貴重なレポート、ありがとうございます!音楽もこの作品のために作られたものなんですよね!それが良かったということは、プロダクションの成功にとっては大きいですよね!音楽のほか、衣装、舞台デザインなども総力を結集して総合芸術として力が入った作品が作られたことは喜ばしい限りです。

ダンサーもそれぞれ素晴らしかったとのことで、そんな凄い舞台、それも初演の舞台に立ち会えたとはなんと幸せなことでしょう!ゼナイダ・ヤノウスフスキーは、日本で「兵士の物語」に出演したをを観たのですが、コメディエンヌとしてのセンスも抜群のようですよね。スティーヴンの度肝を抜くタップダンスもありの、なんとも贅沢な公演、いつか私たちも観るチャンスがありますように。

ayaさん、こんにちは。

Yoshiさんのブログは私も愛読させていただいていますが、今改めて読み返すと、衣装制作にかかわっておられた方ならではの視点もあってとても面白いですよね。ここでご紹介くださりありがとうございました!

naomi様
channel4.news に、ウィールダンが自ら振付けているレッスンの映像があります。音楽も動きもとても楽しくてわくわくします。
http://blogs.channel4.com/culture/alice-royal-ballet-risky-gamble-work/337

記事でご紹介いただいたナショナル・バレエ・オブ・カナダのポスターの写真、どこかで見たことがあると思ったら、コレーラバレエのポスターも手がけたManuel de los Galanes氏の作品でした。
コレーラバレエでのウィールダン作品“Ⅷ”のポスターを見て以来、怪しい独特なムードが印象に残っていたのですが、アリスのポスターは楽しそうでいいですね。

有木笙さん、こんばんは。

Channel4のニュース映像をはじめ、いろいろと教えてくださってありがとうございます。世界的に活躍されているデザイナーなどがかかわって作り上げられた、総合芸術なんだなって改めて思います。どうやらこの作品はDVDにもなるらしいので、それもまたとても楽しみですね!

「不思議の国のアリス」メイキング
xfs.jp/hpRe8

本編
xfs.jp/hu3xS

rednalさん、こんにちは。

いつも貴重な映像をありがとうございます。「不思議の国のアリス」はぜひ見たかったのでとても嬉しいです!

メイキングの英語字幕です。
xfs.jp/J03Km

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