小林紀子バレエ・シアター4月公演中止
unoさんの球面三角のエントリで教えていただきましたが、小林紀子バレエ・シアター4月公演『ザ・レイクス・プログレス』『バレエの情景』『Raymonda ActⅢ』は中止となったとのことです。
小林紀子バレエ・シアターオフィシャルサイト
http://www.nkbt-tokyo.com/index2.html
小林紀子バレエ・シアターは、東北関東大震災による計画停電等による様々な影響により、4月22日~24日に開催を予定しておりました、第99回公演「ザ・レイクス・プログレス」「バレエの情景」「Raymonda ActⅢ」を中止することに決定いたしました。 皆様のご理解を賜りますようお願い申し上げます。
払い戻し等については上記リンク先をご覧ください。
この公演、観にいく予定だったのでとても残念です。4月になれば暖かくなり、電力需要も下がって計画停電も減るかな、と思っていたのですが・・・。
併せて8月の『マノン』、12月の『くるみ』の情報が出ています。
■ 第100回祝賀記念公演 ケネス・マクミラン振付『マノン』8月27日(土)17:00
8月28日(日)15:00
会場:新国立劇場オペラ劇場
S席12,000円 A席:10,000円 B席:8,000円 C席:6,000円 D席:5,000円
4月下旬チケット発売予定■ 第101回公演『くるみ割り人形』
12月25日(日)
12月26日(月)
会場:メルパルクホール
こちらは無事公演が実現しますように。
この公演の中止に至るまでの経緯はよくわかりませんので、それは置いておくとして、こんな調査結果が出ていました。
大震災後の自粛ムードについて、どう思いますか(Business Media 誠)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1103/28/news034.html
あなたは東北関東大震災後の自粛ムードについて、どのように感じていますか? 自粛すべきだと思うイベントを聞いたところ「選挙活動の街宣車の利用中止」(83%)と答えた人が最も多いことが、アスク・スマートリーの調査で分かった。次いで「プロスポーツの試合中止・開幕延期」(81%)、「コンサート、イベントの中止・延期」(73%)と続いた。震災後の自粛について、どういった理由であれば賛成しますか? この質問に対し「節電・節約」(70%)と「被災者の心情への配慮」(68%)を挙げる人が多かった。このほか「余震への備え」(21%)、「原発事故に対する懸念」(15%)などが続いた。
節電や余震の備えは仕方ないにしても、被災者の心情の配慮って答えている人が多いことに非常に違和感を覚えます。もちろん被災者の皆様の苦難については非常に心を痛めておりますが、心情への配慮で自粛すべきかなんてそんなことは私たちが気にすべきことではないと思うし、こんなことをしていたら、日本経済は確実につぶれます。私たちの心も貧しいものになってしまいます。被災者の皆様を力強くサポートし、復興していくためにも、(節電はもちろん心がけながらも)できるだけ今までどおりの生活を送り、経済活動を活発にして、明るく強く生きなければならないと思います。そのためにも、芸術は私たちの心にとって欠かせないものです。
なお、明日29日のO.F.C.「カルミナ・ブラーナ」「陽の中の対話」は予定通り19時より、東京文化会館にて上演されます。生の舞台に飢えているので、急遽観にいくことにしました。
http://homepage2.nifty.com/ofc/
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