続9・震災とパフォーミングアーツ界関連の動き
東北地方太平洋沖地震に関連したパフォーミングアーツ界の支援について、引き続きお伝えしていきます。
仙台フィルハーモニー管弦楽団は3月26日、無料コンサート「鎮魂、そして希望」を仙台市で開催したとのことです。
希望の調べに涙(赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2011-03-27/2011032701_07_1.html
大和雅美さんを応援しよう!masamiFCブログのエントリで、コンサートのリハーサル開始直前だった仙台フィルの皆さんは、プレーヤーの皆さん・事務局の皆さんは全員無事、楽器や楽譜なども最小限の被害にとどまることができた、ということです。しかし、6月までの主催公演は中止のやむなきに至ったと書かれています。
しかし、仙台フィルは、復興コンサートを開催していくとのことで、オフィシャルサイトに発表されています。
http://www.sendaiphil.jp/news/index.html#news110324
その第一弾が、上記26日の無料コンサートだったとのことです。仙台フィルは今後、「音楽の力による復興センター」を立ち上げ、被災地や避難所を訪ねてコンサートを開催していくことにしていくとのことです。
私たちは、被災者に直接音楽を届けることにより、亡くなられた方々を鎮魂し、ご家族や生活を失くされたみなさんを癒し、そして希望の灯をともすことに全力を挙げていこうと決意いたしました。仙台フィルの音色が人々の心、生活、地域の復興に役立つことを期待して。 音楽を必要としている被災地のみなさん、どうか私たちに演奏のご要望をお寄せください。仙台フィルはそのご要望に応えるべく最大限の努力を傾注することをお約束します。 音楽活動に携わっておられるみなさん、私たちは一緒に活動していく仲間を必要としています。どうぞ力をお貸しください。 そして、私たちの趣旨にご賛同くださる多くの皆さん、私たちが広範な活動を展開するための資金援助に、どうかご協力ください。心よりお願いいたします。
大和雅美さんを応援しよう!masamiFCブログでは、本拠地であるミューザ川崎が被災したことにより使用できなくなった東京交響楽団が3月26日にサントリーホールで公演を行ったとの記事も掲載されています。指揮者やソリストが来日できなくなったものの、指揮者を小林研一郎さんに変更し、前半をモーツァルトの「レクイエム」から、と演目変更に加えて歌手の方が追加で出演となって公演が実現したものです。当日券も売り切れという盛況で、公演後は小林さんを初め団員、歌手の皆さんも募金箱を持って義援金を呼びかけたとのこと。
http://blog.livedoor.jp/masamifc/archives/1556281.html
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針山ファミリー3姉妹ブログでは、針山愛美さんからの報告が。先日からベルリン国立バレエは支援募金活動をしているとのことですが、ベルリンで日本人の皆様が心をこめて折った鶴を募金してくださった方にプレゼントしているとのことです。ブログで、マラーホフ芸術監督が折鶴を手にした写真が掲載されています。
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朝日新聞には、ディック・ブルーナさんから、大粒の涙を流したミッフィーのイラストとメッセージが寄せられました。
http://www.asahi.com/culture/update/0326/OSK201103260148.html
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