2022年12月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

ブログパーツ

  • HMV検索
    検索する
無料ブログはココログ

« 続4・震災とパフォーミングアーツ界関連の動き/吉田都さんガラ、服部有吉さん公演 | トップページ | マリインスキーのファジェーエフ、サンクトペテルブルグ・アカデミー・バレエの芸術監督に就任 »

2011/03/23

続5・震災とパフォーミングアーツ界関連の動き

東北地方太平洋沖地震に関連したパフォーミングアーツ界の支援はまだまだ続きます。とてもすべては追い切れませんが、例によってアンテナに引っかかった活動をご紹介していきます。


以前に少し触れましたが、フィンランド国立バレエのプリンシパル、中川真樹さんが企画してのCharity through Dance, Ballet Gala for Japan by dancers of the Finnish National Balletというガラが、3月29日に開催されます。フィンランド国立バレエ在籍の日本人ダンサーをはじめ、同バレエ団の「マノン」公演にゲスト出演中のフリーデマン・フォーゲル(シュツットガルト・バレエ)、そしてハンブルク・バレエの元プリンシパルであるバルボラ・コホトコヴァ、そしてフィンランド国立バレエの芸術監督であるケネス・グラーヴェも出演するとのことです。義援金は、全て日本赤十字を通じて被災地の支援に使われるそうです。

中川真樹さんのブログ
http://maki0602.exblog.jp/12305782/

こちらの記事では、上演予定演目も紹介されています。
http://www.danzaballet.com/modules.php?name=News&file=article&sid=4374

*********
先日もご紹介した、ベルリン国立バレエからのメッセージですが、ベルリン国立バレエのオフィシャルブログに掲載されました。ウラジーミル・マラーホフからのメッセージは日本語でも掲載されています。

Das Staatsballett Berlin ist in Gedanken in Japan | Staatsballett Berlin thinks of the people in Japan
http://staatsballettberlin.wordpress.com/2011/03/22/das-staatsballett-berlin-ist-in-gedanken-in-japan-staatsballett-berlin-thinks-of-the-people-in-japan/

ウラジーミル マラーホフ、ベルリン国立バレエ団芸術監督

今、この日々、この時間、私の心の底からの願いと想いは日本の方々にあります。私とベルリン国立バレエ団は、1月に日本公演ツアーの為、温かく迎えられたところでした。私達は、日本の全ての友人と国民の皆様を想い、祈り、この大変な災害を乗り越え元気な日本に戻ることを願っています。

同バレエ団は、公演会場でも日本の被災者に向けた募金を募っているとのことです。

*********

ダンサー/振付家の小尻健太さんによると、プラハのナショナルシアターのNew Stageで3月22日、23日にダンスプロジェクト”420PEOPLE”のプラハ公演があります。 国際的な人道支援組織ADRAの協力で、東日本巨大地震救援募金も行うことになったとのことです。
http://www.420people.org/en/archive/detail/88-420people-reen-and-sacrebleu

http://www.adra.cz/adra/cz/

*********

現在はイングリッシュ・ナショナル・バレエに所属している中村誠さん。バレエ団に提案したところ、バレエ団が赤十字と連絡を取って早速3月19日の公演終了後にダンサーたちがロビーに立って募金を呼びかけたそうです。

中村誠さんのブログ
http://makotoballet.iza.ne.jp/blog/entry/2205754/

*********

先日も素敵なメッセージを日本に送ってくれたニーナ・アナニアシヴィリ。コメントでもお知らせいただきましたが、ジャパン・アーツのバレエ・ブログで、彼女のフレンズサイトに掲載されたメッセージが転載されています。
http://ja-ballet.seesaa.net/article/191909388.html

"Praying for you and with you Japan!"
大きな、大きな愛を、日本の皆さんに届きますように。 私たちは、いつも皆さんのことを想っています。 ニーナ&グルジア国立バレエ団
http://ananiashvili.com/

*********
ジャパン・アーツのブログによると、ウィーン少年合唱団は、東北地方太平洋沖地震の被災者を励ますチャリティーコンサートを4月14日にウィーンで開催することを発表したとのことです。
http://ja-chorus.seesaa.net/article/191961515.html
≪日本への架け橋≫
出演:ウィーン少年合唱団、コルス・ヴィエネンシス、特別ゲスト

演目:ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)
ミサ曲ハ長調op.86(ソリスト、混声合唱、管弦楽のための)
ウィーン・シュタットハレ、Fホール
2011年4月14日(木) 午後8時

なお、ジャパン・アーツのオフィシャルサイトのトップには、公演会場で義援金を募り、日本赤十字等に寄付するとの記述があります。
http://www.japanarts.co.jp/

私たちにできる事の一つとして、弊社では公演会場において被災地への義援金を募りたいと思います。同時に公演収益金の一部を日本赤十字社他を通じて被災地に寄付させていただきます。 私たちはこのような時にこそ、音楽を通じて皆様のお気持ちを少しでも支えるお手伝いをしたいと思っております。

**********
ダンソマニ日本版でHaydnさんがお知らせをしてくださっていますが、シャルル・ジュドが率いるボルドー・バレエでは、現在開催中のバランシン・プロを日本の被災者の皆さんに捧げるとのことです。同バレエ団には7人の日本人ダンサーが在籍しており、日本での状況に皆大変心を痛めているとのことです。
http://www.opera-bordeaux.com/les-artistes/le-ballet.html
http://www.forum-dansomanie.net/forum/viewtopic.php?t=4132&start=15

**********
いつも素晴らしい読み物を提供してくださっている大和雅美さんを応援しよう!masamiFCブログでは、この連休に行われた読売日本交響楽団の〈第131回東京芸術劇場マチネーシリーズ〉と、今の日本において芸術を取り巻く状況について語っておられて、こちらはぜひ一読をしていただければ、と思います。
http://blog.livedoor.jp/masamifc/archives/1552818.html
芸術文化を可能な限り守ってゆく、公演することによってしか〈かたち〉にならないバレエやダンス、音楽をステージにあげてゆくことを続ける〈勇気〉は、ヒロイズムでもなんでもなく、東京脱出の必要がとりあえず無い現況では、当然なのではないかと思います。
まさに今の私の心境に一致する気持ちです。

« 続4・震災とパフォーミングアーツ界関連の動き/吉田都さんガラ、服部有吉さん公演 | トップページ | マリインスキーのファジェーエフ、サンクトペテルブルグ・アカデミー・バレエの芸術監督に就任 »

バレエ(情報)」カテゴリの記事

コメント

さきほどアメリカ公演中のN響が追悼公演してるのをニュースで見ました、また米国ツアー公演収入を義援金にするそうです。

shioさん、こんばんは。

NHK交響楽団の情報をありがとうございました。アメリカ公演中だったのですね。昨日は札幌交響楽団&諏訪内晶子が5月にロンドンのロイヤルフェスティバルホールでチャリティコンサートを行うというニュースも見つけたので、こちらも改めて紹介します。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 続4・震災とパフォーミングアーツ界関連の動き/吉田都さんガラ、服部有吉さん公演 | トップページ | マリインスキーのファジェーエフ、サンクトペテルブルグ・アカデミー・バレエの芸術監督に就任 »