ピナ・バウシュ・ヴッパタール舞踊団の2012年ロンドン公演(10作品上演)、映画「PINA」
ピナ・バウシュ・ヴッパタール舞踊団が、2012年6月6日から7月9日まで、ロンドンのサドラーズ・ウェルズ劇場とバービカン・センターで10作品もの公演を行うことが発表されました。
Ballet.coに掲載されたリリース
http://www.ballet.co.uk/dcforum/news/4960.html
今回上演される10作品は、それぞれ異なった場所で初演を迎えた作品ということで、興味深いラインアップとなっています。
Tanztheater Wuppertal Pina Bausch: World Cities 2012 at a glance:
Viktor (Rome, 1986)
Nur Du (Only You) (Los Angeles, 1996), UK premiere
…como el musguito en la piedra, ay si si si…(Santiago de Chile, 2009), UK premiere
Bamboo Blues (India,2007), UK premiere
Der Fenzterputzer (The Window Washer) (Hong Kong, 1997), UK premiere
Ten Chi (天地) (Japan, 2004), UK premiere
Néfés (Istanbul, 2003), UK premiere
Água (Brazil, 2001)
Palermo, Palermo (Palermo, 1989)
Wiesenland (Budapest, 2000), UK premiere
故ピナ・バウシュといえば、彼女の作品を3Dで捉えたヴィム・ヴェンダーズ監督による映画「PINA」が現在ヨーロッパで公開中ですが、日本での配給がギャガに決まったとのことです。ベルリン国際映画祭でも上映されて大評判を読んだこの映画、早く観たいものです。
http://www.pina-film.de/
ギャガのラインアップ発表会で、そのことが発表されました。
http://www.cinematoday.jp/page/N0030921
2011年度のラインアップ発表会を行ったギャガは、第61回ベルリン国際映画祭で上映され話題を呼んだヴィム・ヴェンダース監督の3D映画『ピナ(原題)/ PINA』を買い付けたことも発表した。本作は舞踏家ピナ・バウシュをメインにしたダンス・ドキュメンタリーで、3D効果も高い芸術的な作品。
« ロイヤル・バレエのABC of Ballet (パの動画による解説) | トップページ | ウィーン国立バレエの木本全優さんがバジルデビュー、ハーフソリストに昇進 »
「映画」カテゴリの記事
- 映画『リル・バック ストリートから世界へ』(2021.08.17)
- セルゲイ・ポルーニン出演映画『シンプルな情熱』7月2日より公開(2021.07.02)
- マシュー・ボーンin シネマ「赤い靴」2月11日劇場公開(2021.02.11)
- 2月6日マシュー・ボーン出演『赤い靴』オンライントークイベント開催(2021.02.03)
- 作曲家ハチャトゥリアンの実話を描いた映画「剣の舞 我が心の旋律」7月31日公開(2020.07.24)
「バレエ(情報)」カテゴリの記事
- 『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2022/23』、開幕は平野亮一主演「うたかたの恋―マイヤリング―」(2022.12.06)
- 英国ロイヤル・オペラハウス・シネマシーズン、ロイヤル・バレエ「くるみ割り人形」2月18日より劇場公開(2022.02.17)
- 英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2021/22が、2月18日ロイヤル・バレエ『くるみ割り人形』で開幕(2022.01.23)
- 「ボリショイ・バレエ inシネマ2021-2022 Season」5上映作品が12月より劇場公開(2021.10.16)
- 熊川哲也監修、革新的なシステムを持つ国際バレエコンクール『オーチャード・グランプリ』誕生!(2021.10.07)
« ロイヤル・バレエのABC of Ballet (パの動画による解説) | トップページ | ウィーン国立バレエの木本全優さんがバジルデビュー、ハーフソリストに昇進 »
コメント