ポール・マッカートニーがNYCBとコラボレーション、バレエ曲を作曲 Paul McCartney Collaborates With City Ballet
New York Timesに載っていたビッグニュースです。
Paul McCartney Collaborates With City Ballet
http://artsbeat.blogs.nytimes.com/2011/02/23/paul-mccartney-collaborates-with-city-ballet/
ポール・マッカートニーがニューヨークシティバレエ(NYCB)のために、 “Ocean’s Kingdom” というラブストーリーをベースにしたバレエ曲を作曲するとのこと。そして、その音楽を使ってピーター・マーティンスが振付を行う作品が、9月22日のNYCBのガラで初演され、以降も上演される予定とのことです。
現在のところ、このバレエ作品は45分~50分程度の長さで、4部構成、40~45人程度の出演者がいて4人もしくは5人の主要な役があると予定されているそうです。
インタビューの中でマッカートニーは、この作品はロマンティックな物語で、海の王国と地上の王国の二つの世界を舞台としており、海の王の娘が地上の王の兄と恋に落ちるというストーリーになると語っていました。
マッカートニーは長いこと、クラシック音楽の世界に進出したいと願っており、バレエ音楽を手がけることは、彼の新しい世界への活動の広がりの一環と言えます。彼は詩集や児童文学の本を出版しており、また自らの絵画展も開いたりと活動の幅を広げています。
今回、マッカートニーはフルのオーケストラと仕事ができることを楽しんでいるそうです。また、積極的にダンスについて学び、バレエ公演に足を運んでいるそうです。「僕にとって一番の驚きは、ダンサーの純粋な身体能力だった。オリンピックの競技と芸術が出会っているかのようで、それはとても魅惑的であると同時に、僕が何をできるかということについてチャレンジングなことでもあるよ」
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