シュツットガルト・バレエの「ボレロ」ほか50周年記念上演作品
シュツットガルト・バレエは今年で創立50周年を迎えるということで、2月には50周年記念ガラをはじめ、さまざまなイベントが予定されています。
去る1月14日が初日で、クランコ、ファン・マーネン、ベジャールプログラムとして、ジョン・クランコの「Initialen R.B.M.E」、ハンス・ファン・マーネンの「Frank Bridge Variations」、モーリス・ベジャールの「ボレロ」が上演されました。久々の上演となる「ボレロ」のメロディ役には、フリーデマン・フォーゲル、マライン・ラドマーカー、アリシア・アマトリアンがキャスティングされていますが、初日を踊ったのはフォーゲルでした。
ということで、この初日の模様がドイツのさまざまなメディアに掲載されています。一番上の記事の「ボレロ」の写真は迫力がありますね。
http://www.tanznetz.de/kritiken.phtml?page=showthread&aid=196&tid=19253
http://www.kultiversum.de/Tanz-Empfehlungen/Stuttgart-Cranko-van-Manen-B-jart.html
http://www.swp.de/ulm/nachrichten/kultur/Von-Initialen-und-Initiatoren;art4308,800582
シュツットガルト・バレエの各演目のサイトにも、初日の写真が掲載されています。(セカンドキャストでの上演後は、写真が入れ替わると思います)
1月21日初日を迎えるのは、マウロ・ビゴンゼッティ振付の「I fratelli - Die Brüder」。ルキノ・ヴィスコンティ監督の映画「若者のすべて」をベースにしたこの作品、4人兄弟の母親役を演じるのが偉大なマリシア・ハイデであるということも注目されます。4人の兄弟をマライン・ラドマーカー、ジェイソン・レイリー、エヴァン・マッキー、アルマン・ザジャンという豪華キャストが演じるんですね。
このシュツットガルト・バレエ50周年を取り上げた番組が放映され、テレビ局オフィシャルのYouTubeにアップされています。今シーズンの新作「レオンスとレーナ」の舞台映像の一部をはじめ、芸術監督のリード・アンダーソン、常任振付家のクリスチャン・シュプックとマルコ・ゲッケ、プリンシパル・ダンサーのアリシア・アマトリアンとエヴァン・マッキーのインタビューも。
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