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« 「情熱大陸」600回記念シリーズで熊川哲也さん(12/5放映予定) | トップページ | 黄金のマスク賞2009-2010シーズンのノミネート »

2010/11/14

11/12 日本バレエ協会 第49回 バレエ・フェスティバル

日本バレエ協会において、振付家に作品発表の場を提供して、その育成を図る事を趣旨とした公演事業なのが、この「バレエ・フェスティバル」。私が通っている教室の子が出演するというので観に行った。実は体調があまりよくなかったので楽しめるかどうか不安だったけれども、実際に舞台を観たら足を運んだ甲斐はあって楽しめた。

http://www.j-b-a.or.jp/49th-festival.html

なお、会場では、日本の国家予算に占める文化予算がわずか0.11%であり、それを0.5%に増やそうという芸団協の「もっと文化を」キャンペーンの署名集めをバレエ協会の方が行っていた。ちなみにフランスでは0.86%、韓国では0.79%なのだそうだ。バレエ教室にも署名用紙が送られてきたので、私はそちらで署名したのだけど。
http://www.motto-bunka.com/index.html

第一部 江藤 勝己作品
「ショスタコヴィチ・ピアノコンチェルト」

第1楽章  寺島ひろみ/Ligang Zou
第2楽章  津下 香織/河島 真之
第3楽章  平塚由紀子/冨川 祐樹

榎本 祥子/川口 直実 鈴木久美子/福泉 陽花
佐々木淳史/佐藤 琢哉 徳永 太一/横内 国弘

石橋 美々/小野まり子 岸 彩果/小峯 沙耶
清水美由紀/中村 彩子 相沢 明香/宇高 梨那
大森早希子/小田 知里 金海 汐美/神田 衣舞
菊池 裕香/佐々木麻梨絵 鈴木 淑子/須藤 里沙
土屋絵里子/中間 美妃 廣田 奈々/水上 千里
村田 己枝/山口ゆりあ

この作品で使われているショスタコーヴィッチのピアノコンチェルト2番は、マクミラン振付の「コンチェルト」でも使われている曲。特に第2楽章は振付の構成がちょっと「コンチェルト」に似ていたような感じで、そうなるとやはり「コンチェルト」の素晴らしさを改めて実感してしまう。第1楽章の溌剌とした感じは良かった。寺島ひろみさんの踊りが音楽に寄り添っていて、しなやかでとても美しい。彼女が今シーズンから新国立劇場バレエ団では登録ダンサーになってしまい、「シンフォニー・イン・C」で踊らなかったのがとても残念だ。その「シンフォニー・インC」にも出演していた冨川祐樹さんはサポートがとても上手い。

第二部 貞松正一郎作品
「アイ・ガット・リズム」
 
岩田唯起子/富村 京子
大久保真貴子/吉田真由美
法村 圭緒/藤野 暢央

壁谷まりえ/金海 怜香織 梢 朱里/小銭 香織
酒井香奈江/佐藤さやか 佐藤 真実/佐藤 未里
高橋 彩乃/田中 恵梨 野口 陽香/長谷川友実
森下 愛子/山口 麗子

周藤 壱/草場 有輝 山内 一

ガーシュインの曲に合わせ、カラフルなドレスに身を包んだダンサーたちが楽しげに踊るミュージカル的な作品。躍動感に溢れているキュートなダンスナンバーで、フォーメーションも次々と変化して上演時間の長さを感じさせない。香港バレエ団から日本に拠点を移した富村京子さんが生き生きとしており、また同じく元オーストラリア・バレエ、香港バレエ団の藤野暢央さんのダイナミックな踊りも印象に残った。

第三部 篠原 聖一作品
「カルメン」
 
カルメン :下村由理恵
ドン・ホセ :佐々木 大
スニーガ :森田健太郎
エスカミリオ :沖潮 隆之
篠原 聖一

荒井 英之/伊集院玲介 亀田 琢也/持田 耕史 山崎 健悟

大浦 妙子/小野田奈緒 粕谷 麻美/金子 優
川久保博子/呉 佳澄 齊藤 未歩/佐藤 友香
大長亜希子/中村 蓉子 西玉絵里奈/林 直美
林 麻衣子/平尾 麻実 穴井 宏実/大久保愛波
小山 裕子/小野 麗花 木立 有紀/熊崎 美奈
高津城里佳/古賀 和子 小山 彩未/越田 真生
坂本 瑞季/高橋 由佳 浜 里美/南部 美和
八木真梨子/山下友梨香 

栁澤 郁帆
アクリ土門/伊藤 充 奥田 祥智/加藤 静流
佐野朋太郎/西澤 優希

演技力に定評のある下村由理恵さんのカルメン像には説得力があった。誇り高く、火のような情熱を持つ一方で移り気で気まぐれなカルメンは、湿り気のかけらもなくまるで牝猫のよう。そしてそのカルメンにどうしようもなく魅せられていくドン・ホセを佐々木大さんが好演。大きな跳躍など鮮やかなテクニックも健在で、カルメンに絡めとられていく男ではあるけど、彼女に惚れられることも理解できる力強さと男の魅力、そして苦悩を体現していた。思わず息も止まりそうになるほどのふたりの感情の応酬。ドン・ホセの影として登場する篠原さん演じるキャラクターが、彼の宿命を操っているかのようでドラマ性を増幅させていた。篠原さんの演出は、「カルメン」の物語をわかりやすく1時間にまとめており、猥雑さを表現しながらもシンプルで洗練されたプロダクションデザインも秀逸。全幕作品を観たくらいの満足度があった。街の子供たち役で、今後有望な少年たちも多数出演し、衛兵の一人には、アメリカン・エクスプレスのCMに出演している元K-Balletの荒井さんがいた。

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コメント

あらま・・・元東京バレエ団の横内国弘さんと周藤壱さんも出てたのね。

さとみっちさん、こんばんは。

そうなんです~!懐かしい名前をあちこちで見つけてちょっとびっくり。周藤さんはかなり活躍していましたよ!

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