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2010/10/26

10/23 ボリショイ×マリインスキー合同バレエ2010 AプロBolshoi Ballet & Mariinsky Ballet joint Gala Program A

休憩2回を挟んでカーテンコールまで入れると4時間の長丁場。豪華なメンバーによる平均点の高いパフォーマンスは素晴らしく贅沢なものだったけど、頭の容量がオーバーしそうになってしまった。これを2日連続でこなしたダンサーの皆様もきっと大変だったことでしょう。

【Aプログラム】

パ・ド・カトル》( 振付:ドーリン、音楽:プーニ)
エフゲーニヤ・オブラスツォーワ(ルシール・グラーン) /
アンナ・ニクーリナ(カルロッタ・グリジ) /
ガリーナ・ステパネンコ(ファニー・チェリート) /
ウリヤーナ・ロパートキナ(マリー・タリオーニ)
Pas de quatre (Chor. Dolin)
Anna Nikulina / Svetlana Lunkina / Yevgenia Obraztsova / Ulyana Lopatkina

幕が上がると、4人のバレリーナがポーズをしているシルエットが浮かび上がり、その典雅な美しさに思わずうっとり。4人とも素晴らしかったけど、ロパートキナのポール・ド・ブラの美しさといったらたとえようもないほどだ。ニクリーナの長くしなる脚には目を惹きつけられた。4人の実在のバレリーナがプライドにかけて美を競うこの演目において、一番対抗心を表に出していたのがオブラスツォーワ。久しぶりに見たステパネンコが全く衰えを見せずに貫禄と優雅さを両立させているのも凄かった。


眠れる森の美女》 第3幕のパ・ド・ドゥ 
(振付:プティパ、音楽:チャイコフスキー)
アリーナ・ソーモワ / レオニード・サラファーノフ
The Sleeping Beauty (Pas de deux 3 act)  (chor.Petipa)
Alina Somova - Leonid Sarafanov

ソーモワはガラではなぜいつもオーロラを踊るんでしょう。見るたびに良くなっているとは思うのだけど、ブンと顔より上に高く振り上げるデヴロッペの足先や硬さの取れない腕の運び方などはやはりどうしても気になってしまう。前よりあごを突き出し過ぎなくなったのは良いし、進歩をしているのはわかるんだけど・・・お姫様らしい慎ましやかさや優雅さがまだ足りない。サラファーノフは以前の華奢で少年のようなイメージから、大人のダンサーへと脱皮した。こんなに素晴らしいクラシックダンサーなのだから、マールイに移籍しても、古典も踊ってね。


海賊》よりパ・ド・ドゥ 
(振付:チェクルィギン / チャブキアーニ、音楽:ドリゴ)
ナターリヤ・オーシポワ / イワン・ワシーリエフ
Le Corsaire (pas de deux) (Chor. Petipa/CHEKRYGIN)
Natalia Osipova – Ivan Vasiliev

見たこともないような超絶技巧の跳躍を繰り出すワシーリエフには、思わず口もポカーン。彼は自分の役割を良く心得ているな、と。カンフーキックのような回転ジュッテは、まるでアクション映画というかワイヤーアクションを見ているみたい。自分の身長以上の高さで跳んでいたように見えたくらい。オーシポワのテクニックも当然凄いわけだけど、以前より女らしさが出てきたように見えた。


愛の伝説》よりモノローグとアダージョ 
(振付:グリゴローヴィチ、音楽:メーリコフ)
ヴィクトリア・テリョーシキナ / イーゴリ・コールプ
Legend of Love (monologue and adagio) (chor.Y.Grigorovich)
Viktoria Tereshkina- Igor Kolb

美貌を手放した女王メフメネ・バヌーに扮したテリョーシキナの、気高さの中にある苦悩と煩悶の表現が凄まじかった。テリョーシキナはしなやかな肉体が雄弁に語り、テクニックだけでなく表現力も見事なもので心を打たれた。途中から登場したフェルハド役のコールプの衣装(青のボディスーツに赤いマント、王冠)が凄すぎて笑いをこらえるのに大変だったけど、「愛の伝説」は全幕を観てみたい作品である。


ジゼル》よりパ・ド・ドゥ
(振付:ペロー / プティパ、音楽:アダン)
スヴェトラーナ・ルンキナ / アレクサンドル・ヴォルチコフ
Giselle (pas de deux) (chor.Petipa)
Svetlana Lunkina – Alexander Volchkov

今回のガラは、舞台装置を一切置かず、舞台奥のスクリーンに舞台美術の映像を映すという演出になっている。場面転換の時間が不要となり、おそらく経費も節減されて良いアイディアだと思ったが、「ジゼル」の場合にはこの演出が逆効果であった。「ジゼル」の2幕は暗い森の中にウィリの白い衣装が浮かび上がるのが幻想的で美しいのに、背景の森の映像が明るくて興ざめだったのである。そんなハンディがあったものの、ルンキナのジゼルは足音が全くせず、たおやかで美しい精霊だった。以前彼女のジゼルを観た時にはあまりの冷ややかさに驚いたものだったけど、今回はそれよりは少しだけ体温を感じ、柔らかかった。ヴォルチコフのアルブレヒトは普通。


ナルシスへのレクイエム》 
(振付:スメカーロフ、音楽:マンセル)
ウラジーミル・シクリャローフ
Requiem for Narcissus (chor. Smekalov)
Vladimir Shklyarov

音楽は映画「レクイエム・フォー・ア・ドリーム」のサウンドトラックから。舞台には鏡があり、さらにシクリャローフが鏡に見立てた、顔に当てると顔に合わせて変形するほどの薄い反射する板を両手で持って踊る。自分の鏡像に取り憑かれた男という設定のようだ。いつもの甘い王子様ではなくシリアスなシクリャローフを観ることができたのは良かった。


ライモンダ》よりパ・ド・ドゥ
(振付:プティパ / グリゴローヴィチ、音楽:グラズノーフ)
ガリーナ・ステパネンコ / アレクサンドル・ヴォルチコフ
Raymonda (Chor. Petipa/Grigorovich)
Galina Stepanenko – Alexander Volchkov

ステパネンコの堂々たる姫君っぷりと、貫禄の中にも淑やかさを感じさせてくる輝きはこれぞボリショイのプリマバレリーナの風格。アダージオだけでなく、3幕のヴァリエーションも踊ってくれた。手は軽く打ち鳴らすパターンだった。ヴォルチコフは、ボリショイ独特のジャン・ド・ブリエンヌの長い白いマントが良く似合う。パリ・オペラ座の「ライモンダ」にアレクサンドロワと客演したときの彼はダメダメだったけど、今回はちゃんと騎士らしく決めるところはきっちりとキメて素敵だった。


別れ》( 振付:スメカーロフ、音楽:パウエル)
エフゲーニヤ・オブラスツォーワ / アレクサンドル・セルゲーエフ
Parting (chor. Smekalov)
Yevgenia Obraztsova –Alexander Sergeyev

深いスリットが両脇に入った赤いドレスで小悪魔風のオブラスツォーワが腰掛けていて、タンゴの曲に合わせて彼女が立ち上がりずっとソロで踊るのかと思いきや、椅子がくるっと回転して反対側に座っていたセルゲーエフが現れるという趣向が面白い作品。男女が別れる、別れないということで諍いをするようすを描いているのだけど、ちょっと笑えるところもあったりして。いつもはロマンティックな雰囲気のオブラスツォーワが妖艶でしたたかなところを見せてくれていた。バレリーナにしては肉感的な肢体がまた色っぽくて新しい彼女の魅力を発見。セルゲイエフは身体がしなやかで雄弁、なかなかセクシーで魅力的だった。


タリスマン》よりパ・ド・ドゥ
(振付:プティパ / グーセフ、音楽:ドリゴ)
アンナ・ニクーリナ / ミハイル・ロブーヒン
Talisman (pas de deux) (Chor. Petipa)
Anna Nikulina– Mikhail Lobukhin

ロブーヒンは以前にもガラでこの作品を踊っているけど、よほどお気に入りなのかな。確かに、マッチョな彼によく似合う振付だけど少々長く感じられてしまった。大柄な彼が跳躍するとまるで風神雷神のようで(実際風神の役なんだけど)すごい迫力。薄い水色ワンショルダーの衣装のセンスは良くないというか、これをかっこよく着こなせるダンサーは世界中に一人もいないと思うけど。ニクーリナは華奢で脚が長い上、なんとまあ可愛いこと。


タランテラ》 (振付:バランシン、音楽:ガチョーク / ケイ)
ヴィクトリア・テリョーシキナ / レオニード・サラファーノフ

本日の白眉のひとつ。テリョーシキナもサラファーノフもノリノリで、細かく素早いステップを楽しげに踏んでいった。サラファーノフのアントルシャ・シスの高いこと!テリョーシキナのお茶目な表情は可愛かったし、長い脚をエシャッペするところはケレンミたっぷり。途中からサラファーノフは客席に手拍子をするように煽って場内は大盛り上がり。楽しかった!
Tarantella (chor. G.Balanchine)
Viktoria Tereshkina – Leonid Sarafanov


黄昏のヴェニス
(振付:ヴィスクベンコ、音楽:ニンファ、フレーム、ヘーフェルフィンガー)
スヴェトラーナ・ルンキナ / アンドレイ・メルクーリエフ
Svetlana Lunkina - Andrei Merkuriev

9月にパリで開催された「21世紀のスターたちガラ」の舞台写真で、メルクーリエフが長髪になっているのは予想はついていたのだけど実際目にすると少々びっくり。ゆるくウェーブした金髪でビジュアル系王子になっていた。後でプログラムを読むと、昨年亡くなったエカテリーナ・マキシーモワを追悼するために振付けられて昨年初演されたばかりの作品だという。上演前にプログラムを読めなかったので予備知識なしで観たのだが、憂いを秘めたメルクーリエフ、美しい想い出のように清楚で儚げに佇むルンキナと、まるで亡き恋人を思い出しているような雰囲気があった。情感溢れたふたりの踊りにうっとりさせられた。


チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ》 
(振付:バランシン、音楽:チャイコフスキー)
アリーナ・ソーモワ / ウラジーミル・シクリャローフ
Tchaikovsky Pas de deux (chor.Balanchine)
Alina Somova – Vladimir Shklyarov

「眠れる森の美女」と同様、ソーモワにとって「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」は鬼門だと思う。何回も彼女のこのパ・ド・ドゥを観ていて、観るたびに改善されているのはわかるのだけど、音楽性の無さだけは良くならない。したがってこの作品に必要な軽やかさが出ない。シクリャーロフはソロになると生き生きするのだけど、サポートがあまり得意ではない模様。


スパルタクス》よりデュエット 
(振付:グリゴローヴィチ、音楽:ハチャトゥリャン)
アンナ・ニクーリナ / ミハイル・ロブーヒン
Spartacus (chor. Y.Grigorovich)
Anna Nikulina – Mikhail Lobukhin

ロブーヒンはスパルタクス要員としてボリショイに移籍したと聞いていたけど、プログラムによれば「今後挑戦したい役は『スパルタクス』」と語っているので、まだ全幕では踊ったことがないのかしら。男らしい彼にはワイルドなスパルタクス役はとてもよく似合う。ニクーリナも華奢な身体、短い衣装から伸びた長い脚、幸薄そうなフリーギア役がぴったり。フリーギアを逆さにして片手でサポートする難しいリフトをロブーヒンはばっちりと決め、ニクーリナは逆さの状態で片足をルティレまで移動させて美しくポーズ。見応えたっぷりだった。ボリショイ・バレエの次の来日公演ではこの「スパルタクス」が上演予定(他に「ライモンダ」と「白鳥の湖」)とのことで、今からとても楽しみである。


シンデレラ》よりデュエット 
(振付:ラトマンスキー、音楽:プロコフィエフ)
エフゲーニヤ・オブラスツォーワ / アレクサンドル・セルゲーエフ
Cinderella (chor.Ratmansky)
Yevgenia Obraztsova – Alexander Sergeyev

シンデレラに扮したオブラスツォーワがすごく可憐で、時間を気にして周囲の人たちに時間を尋ねるマイムをする時の心配そうなところも愛らしくも表情豊かだった。ラトマンスキー版の「シンデレラ」は全幕通して観たことがないので観てみたい。


カルメン組曲》より
(振付:アロンソ、音楽:ビゼー / シチェドリン)
ガリーナ・ステパネンコ / アンドレイ・メルクーリエフ
Carmen Suite
Galina Stepanenko - Andrei Merkuriev

2006年の世界バレエフェスティバルでも、ステパネンコとメルクーリエフでアロンソ版「カルメン」を踊っていたことを思い出した。あの時もショッキングピンクに黒い水玉のてんとう虫のようなメルクーリエフの衣装に仰天したものだった。ステパネンコのカルメンはド迫力で、脚捌きも鮮やかで粋でかっこ良い。メルクーリエフはロングヘアもあいまって妖しさを醸し出しつつも、カルメンにからめとられていくホセを好演。


ジュエルズ》より〈ダイヤモンド〉のパ・ド・ドゥ
(振付:バランシン、音楽:チャイコフスキー)
ウリヤーナ・ロパートキナ / イーゴリ・コールプ
Pas de Deux from «Diamonds» (chor.G.Balanchine)
Ulyana Lopatkina – Igor Kolb

この日もっとも楽しみにしていた演目のひとつ。そしてその期待は裏切られず、ロパートキナの至高の輝きをたっぷりと味わうことができた。「ダイヤモンド」という作品、踊り手によっては退屈に感じられてしまうのだけど、ロパートキナが踊ると瞬きをすることすら惜しくなる。チャイコフスキーの郷愁を誘う音楽とともに、どこまでも澄み渡りきらめく光を感じているような気持ちになる。優雅で高貴なのだけど、宝石店や美術館に飾られているダイヤモンドではなく、家族に受け継がれて長年愛用されてきたジュエリーのように温かみがある。ロパートキナのきらめきは、彼女を見事にサポートしているコールプの功績があってのことであるのは言うまでもない。


ドン・キホーテ》よりパ・ド・ドゥ 
(振付:プティパ / ゴールスキー、音楽:ミンクス)
ナターリヤ・オーシポワ / イワン・ワシーリエフ
Don Quixote (pas de deux) (Chor. Petipa/Gorsky)
Natalia Osipova – Ivan Vasiliev

トリに相応しく、また超絶技巧合戦が繰り広げられた。ワシーリエフは後方へのバットゥリーをする際に両脚を広げたり、ソ・ド・バスクも普通のソ・ド・バスクではなく変形版をしたりとまたまた新しい技を披露していた。ピルエットではスピードを自在にコントロールし、減速しながらピタッとフィニッシュ。バレエとして正しいかどうかは置いておいて、これだけ凄いものを見せてもらうと得した気分になる。オーシポワの方は以前よりも正統派バレリーナに近づいているようで、とにかく安定感が尋常じゃない。グラン・フェッテも、ダブルをたくさん入れながらも余裕がたっぷりあった。キトリ以外の役で、彼女がどのような踊りを見せてくれるのか観てみたくなった。


4時間にわたる上演時間で17演目と、通常のガラの倍ほどのボリュームたっぷりの豪華ガラ。これは外れという演目がほとんど無くてロシアバレエの底力を感じた。その中でも、「タランテラ」「愛の伝説」のテリョーシキナ、「ダイヤモンド」のロパートキナは飛びぬけて素晴らしかったと思うし、ステパネンコの健在振りも嬉しかった。全体的に見て、バレリーナは非常にレベルが高いのと比較すると男性ダンサーがやや弱い印象があった。ロシアバレエで大スターと呼べる男性ダンサーがどれほどいるのか、と思うと実はいないのだ。今回、男性は若手ダンサーが多く出演しているので、この中から大スターに育つ人が出てきて欲しいと切実に思う。

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バレエ公演感想」カテゴリの記事

コメント

naomi さん、
ご無沙汰してました。

今回の合同ガラ、三十ウン年ぶりに観させていただきました。
ステパネンコさんのお師匠さん達の一人として、ストルチコーワさんの名前がありましたが、38年前のボリショイの筆頭がストルチコーワさんでした。私にとっては将に「隔世の感」でしたが、ステパネンコさんが昔に感じた「ボリショイのプリマ」を思い起こさせてくれて、本当に今回の合同ガラ、行って良かったです。
naomi さんも絶賛の「愛の伝説」、モノローグの時のテリョーシキナと彼女のシルエット:背景に映った時はデュエットで、床の時は3方向のシルエットと共に舞っていたのが特に印象的でした。それとこの演目の時、テリョーシキナの集中が伝わったのか、会場が静まりかえったように感じました。テリョーシキナもオーラを発するプリマになってきた、ということなのでしょうか?

よしゅさん、こんばんは。

30ン年前に合同ガラをご覧になった経験は貴重ですね!本当におっしゃるとおり、私もステパネンコさんはボリショイのプリマそのものだな、って思いました。本当に素晴らしい存在感でしたね。

テリョーシキナは身体のラインも美しいし、身体を使った表現力が凄いですよね。彼女のオーラは間違いなく観客に伝わっていたと思います!マリインスキーの次世代を代表するプリマになりましたね。

いつも楽しみに読ませて頂いています。
バレエ公演に行くたびに今日はnaomiさんも来ているかな?なんて娘と話しています。
私たちは26日のAプロに行きましたが念願のロパートキナのダイヤモンドに心奪われました。
その後のオシポワペアのドンキはもちろん素晴らしいのだけれど、「もうちょっとダイヤモンドの余韻にひたらせて・・・」と集中して見ることができないくらいでした。
贅沢なガラでしたね。

ケロリナさん、こんばんは。

ロパートキナのダイヤモンドには私も心奪われました。ダイヤモンドが観たい!とAプロは2回行ったんですよ。
ホント、オシポワペアのドン・キホーテも凄かったけど、余韻を味わっていたいという気持ちはありましたよね。贅沢な悩みですが・・・。またこのガラを実現してほしいですよね。

naomiさん、こんにちは。
私は、Bだけだったのですが、Aはこちらのブログで観賞してしまった気がします。Bではやはり、テリョーシキナの美しさがタンゴで堪能できました。ご覧になりましたでしょうか。長いガラなので、書きとめるのも大変ですよね。サラファーノフとテリョーシキナの黒鳥のPDDも良かったし、言い出したらきりがないほどのガラでした。私も次はペンギンカフェです。ブログを楽しみにしていますね。

こんばんは。

Bプロの感想、遅ればせながらアップしました。「タンゴ」のテリョーシキナの長い手足や動きの美しさはため息ものでしたね。黒鳥での彼女も素敵でした。すっかりマリインスキーを代表するスターになりましたね。他にも見応えのある作品だらけで、語るのにもとても時間がかかりました。私もペンギンカフェ観ましたので、感想を引き続き書きますね!

naomiさん こんばんは。

Aプロ見に行きました。豪華でした~。特にオープニングのパ・ド・カトル、豪華な幸せ感にひたりました。やっと今回見られたジェーニャちゃん、可愛いだけではない若い色気にも驚きつつ、やっぱり生はいいですねえ。出てくる全員が豪華で(特に女性陣)、それぞれの個性でめいっぱいに楽しませてもらいました。タランテラ文句なしに楽しかったです。Bは体調不良で行けず残念・・ジェーニャとサラファーノフの組み合わせ気になってましたので。Bレポありがとうございました。今回の企画のザハロワを見られなかったのは残念ですが、ロパ様のダイアモンドをこの目で見られたのは幸せというものです!! 

Keyさん、こんばんは。

Aプロオープニングのパ・ド・カトルは幕が上がった瞬間の美しさにしびれましたね。ジェーニャちゃんって本当に可愛いし、可愛いだけじゃなくて演技力もあるし、今回はちょっとセクシーなところも観られましたよね。Bプロをご覧になれなくて残念でしたね。でも個人的には私はAプロの方が好きだったかしら。当初の予定から、ザハロワ、ヴィシニョーワ、アレクサンドロワが出演できなくなっても、それでもこれだけの豪華メンバーが集まったというのは本当に凄いです。それに、ロパートキナのダイヤモンド!これだけでも観に行った価値があるというものですよね。

え、最初はヴィシもアレクサンドロワも出演予定だったんですか。。ほんとに実現したらどんなにすごいことになったかしら 女王様そろい踏み企画だったんですね。そんな中でも着々と育つ次世代のスターで観客は満足させられるのですから、ロシアの底力ですね。 ロパートキナが来てくれて、ダイアモンドを踊ってくれて、本当に何よりでした。

Keyさん、こんばんは。

一番最初に出た速報チラシでは、ヴィシニョーワ、アレクサンドロワも出演予定に入っていたんですよね。本当に女王様揃い踏み!こんなゴージャスな出演陣はさすがにありえないでしょうと思ったら、だいぶ出演者も変わってしまいましたが、それにもかかわらずやっぱりこれだけのクオリティなのはたいしたものです。そしてやっぱりロパートキナのダイヤモンドを踊ってくれたのが何よりの日本への贈り物でしたね。

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