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« ハンブルク・バレエの2010/2011シーズン Hamburg Ballet 2010/11 Season | トップページ | 4/13 モスクワ音楽劇場バレエ「オープニング・ガラ」 »

2010/04/15

国立モスクワ音楽劇場バレエ来日公演中/ナチョ・ドゥアト続報 Stanislavski & Nemirovich-Danchenko Moscow Academic Music Theatre

モスクワ音楽劇場バレエ(スタニスラフスキー&ネミロヴィチ=ダンチェンコ記念 国立モスクワ音楽劇場バレエ)の来日公演中ということで、私もオープニング・ガラと今日の「エスメラルダ」を観て来ました。すごく良かったので、きちんと感想を書きたいところですが、遅筆のため、とりあえずの速報です。

公演サイト
http://mamt2010.jp/

ガラも「エスメラルダ」もとても良い公演で、期待以上に楽しめました!

ガラはアンコがぎゅっとつまったタイヤキのように盛りだくさんで、バレエ団の多様な魅力が発揮されていました。「石の花」や「ワルプルギスの夜」抜粋では、コール・ドをたくさん入れて、ロシアらしいダイナミックな踊りがふんだんに盛り込まれていて、すごーく楽しかったです。

それから、帯同した劇場のオーケストラの演奏がすごく良くって。ロシア・オケらしくティンパニやシンバルなど打楽器中心に大きく鳴らしてくれつつも、「ロマンス」などのしっとりした曲ではしっかりと聴かせてくれて。音楽が良いと、公演がさらに盛り上がるということを実感しました。「ドン・キホーテ」のキトリのヴァリエーションのハープも美しかったです。

ダンサーはやっぱりゲオルギー・スミレフスキが素晴らしくって、サポートは万全でヴァリエーションは美しかったです。「グラン・パ・クラシック」でスミレフスキと組んだ客演の金子扶生サンが素晴らしいテクニックを見せてくれました。これで18歳とは凄い!

「ドン・キホーテ」では、スミレフスキがアダージオ、セルゲイ・クジミンがヴァリエーション、セミョーン・チュージンがコーダ前半と役割分担。そして、コーダ後半のピルエット・ア・ラ・スゴンドではスミレフスキが回転を始めようとしたら、他の二人も登場してのピルエット合戦で楽しかったです。


「エスメラルダ」はドラマティックで見ごたえがありました。タイトルロールを演じたナタリア・レドフスカヤの演技、アクセントの効いた鮮やかな踊りも本当に素晴らしくて、至芸そのもの。カジモド役のアントン・ドマショーフの演技がすごく切なくって胸に迫りました。彼らに限らず、ダンサーたちがみんな役に入りきっていて、圧倒的な悲劇を盛り上げていってくれて引き込まれました。舞台装置や幕も凝っていて美しく、ステンドグラスを模した幕や、ラストシーンでの、幕に描かれていたのと同じガーゴイルの像と欄干が現れたのには思わず目を瞠りました。

「エスメラルダ」は明日も公演があるので、迷っている方はぜひ行かれることをお勧めします。ちゃんとした感想は改めて書ければと思います。日曜日には「白鳥の湖」を観にいく予定です。

*******
以前にこのブログでお知らせしていた、スペイン政府がスペイン国立ダンスカンパニーに介入してクラシックのカンパニーにしようとしている動きの続報です。ナチョ・ドゥアトが芸術監督の任期を一年残してカンパニーを離れることが決定したとのことです。

Nacho Duato to leave the National Dance Company
http://www.typicallyspanish.com/news/publish/article_25756.shtml

20年もの間、ナチョ・ドゥアトの作品を中心に上演して高い評価を得てきたカンパニーが、急に古典バレエもやれと政府に言われてもどうしようもないと思うのです。が、このような結果になってしまって非常に残念ですね。5月18日まで、カンパニーは米国ツアー中とのことです。

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コメント

春先でご多忙かと思っておりましたが、更新、嬉しく読ませて頂いています。
私もガラ、エスメラルダに続き、週末の白鳥を楽しみにしているところです。オケ、良かったですね。
石の花やワルプルギスは団員の力をしっかり見せつけてくれて満足のいくものでした。オペラ座の興奮冷めやらぬところですが、naomiさんはガラのジゼルはどうご覧になりましたか?
エスメラルダは予想以上・・・
母の死で会場のすすり泣きも聞こえた気がしたのですが、
私はカジモドにうっかり涙してしまいそうになりました。
この舞台の主役はまさにあのガーゴイルの像なのかもしれませんよね。
愚かさも、醜さも、“にもかかわらず”生きてゆく人間をすべて眺めていた・・・そういうことが「聴こえた」、優れた舞台だったと思いました。

ice blueさん、こんにちは。

ダンチェンコ、ガラもエスメラルダもよかったですよね!「ジゼル」は、レドフスカヤさんの上半身はすごく柔らかくてふわっとしていて良かったのですが、脚がちょっと元気ありすぎな感じかな、と思いました。でも、レドフスカヤさん、「ワルギルプスの夜」のダイナミックで華のある姿がとっても素敵だったし、「エスメラルダ」は可愛らしく、魅力的で本当に素晴らしかったですよね。
そうそう、カジモドの演技には本当に涙、涙でした。1幕のところでエスメラルダに拒絶されて自分の醜さに絶望するところも本当に哀れで。ガーゴイルの像が象徴しているというのは、言われてみればそうなのかもしれませんね。あのラストシーンのセットは素晴らしかった!(そして舞台両脇の高いところに配置されたガーゴイル像も凝っていましたね)
権力に反抗する民衆たちのヒーロー、ヒロインとしてのカジモドとエスメラルダの存在というのがはっきり打ち出されていましたが、ジプシーなどの群舞がすごく力強くて、役を生きている感じなのも良かったです。

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