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2010/04/18

4/17 バットシェバ舞踊団『MAX マックス』 Batsheva Dance Company ”MAX" Ohad Naharin

彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
振付:オハッド・ナハリン
音楽:マキシム・ワラット
出演:バットシェバ舞踊団

NDTフェスティバルのオハッド・ナハリン振付「マイナス16」で注目し、前回の来日公演「テロファーザ」も楽しかったイスラエルのバットシェバ舞踊団の新作の上演とあって、今回も楽しみだった。そして、はるばる与野本町まで出かけて観にいった甲斐があった、最高に面白くて刺激的な公演だった。

出演は男女5組10人のダンサー。舞台装置はなく、女性はレオタード、男性はタンクトップに短パンというシンプルな衣装。しかし舞台を目一杯使った強靭で迫力ある群舞に思わず目は釘付けとなり、また陰影を生かした鮮烈な赤などの照明もとても美しく、途中からはずっとわくわくしっぱなしだった。

音楽の使い方がとても変わっていて、無音なのにダンサーたちが見事にシンクロしているところもあれば、歌や低い呪術的な音楽が流れる中、その音をまったく無視してしなやかに踊る場面もあって不思議なトリップ感を味わった。何よりも印象的だったのが、音楽のマキシム・ワラットが独特の言語で1,2,3と数えていくカウントにしたがってスピーディにソロ、そして群舞と伝播していくように踊られるシーン。音とは別に身体内部に刻まれているリズムにしたがって展開する、快感ともいえるメリハリのあるダンサーたちの動きにぐいぐいひきこまれてしまい、1時間の上演時間はあっという間に終わってしまった。

オハッド・ナハリンが生み出したGAGAというメソッドの賜物なのかもしれないが、ここのダンサーたちの動きは本当にすごい。力強い動きの中に、ふっと脱力するタイミングが絶妙だし、驚異的にしなやかな動きをしているし、音の合わせ方にはしびれた。男女のペアx5(ペアで踊っているけど、触れ合いそうで触れ合わないところがポイント)、トリオ、ソロ、デュオ、全員による群舞と自在に場面は変化するけれども、圧巻だったのは、全員が別々の動きで迫力あるダンスを踊っている中、ダンサーが一人ずつ真ん中でもう惚れ惚れするようにカッコいいソロを繰り広げていくシーン。今までに観たことがないようなユニークな振付になっていて、超かっこよくてしびれた~。引き込まれるあまり、舞台の上の世界に自分も思わず参加しているような気持ちになって、すごく楽しい。

うまく表現する言葉が見つからないけど、人間の動きってこんなにパワーがあるんだって嬉しくなってしまった。この舞台を観られて幸せだった。

GAGAのワークショップ、受けてみたい。

ほんのちょっとだけど動画(NYのブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック劇場のチャンネルより)

彩の国さいたま芸術劇場の公演サイト(オハッド・ナハリンのインタビュー、MAX動画つき)
http://www.saf.or.jp/arthall/event/event_detail/2010/d0415.html

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バレエ公演感想」カテゴリの記事

コメント

こんばんは、
舞台は残念ながら見られませんでしたが、
GAGAピープルに参加しました。
有意義で楽しかった。
拝読すると、MAXは面白かったご様子、
次回は是非、公演を見たいです。

macskaさん、こんばんは。

GAGAのワークショップに参加されたんですね!うわ~貴重な経験でしたね。私は踊る方は本当に下手なのですが、でもGAGAのメソッドには興味しんしんです。

MAXとても面白い公演でしたし、評判も良かったようなので、近いうちにまた来日してくれるといいなって思います。そのときにはぜひご覧になってくださいね。

こんにちは。
めちゃくちゃ寒い初日に観に行きました。正直寒いし、会社からだと埼玉は遠いし、くじけそうだったんですが行ってよかったです!
無音なのにどうして動きが揃うのか最初わからなかったのですが、よくみたらイヤホン付けてましたね。一体どうしたらあんな身体の奥底から涌き出るような動きができるんでしょうか、、、振り付けじゃないみたい。席が割りと近かったのでカーテンコールの時にダンサーの表情がよく見えたのですが力強い踊りとは対照的になんだかとても謙虚な表情だったのがとても印象に残りました。

TGIFさん、こんにちは。

さいたま芸術劇場って平日に行くには躊躇するほど遠いですよね。駅からもちょっとあるし。でも私もダンチェンコ祭りの最中に見に行ってよかったです。
イヤホンをつけているのに気がつかなかったのですが、タイミングは本当にすごくあっていましたよね。あの動きはパワフルで本当にすごいです~。確かに身体の底から湧き出るような、滾々とあふれ出る踊りで観ていると幸福感を感じました。私も舞台に近い席だったので、すごい迫力でした。踊ることが本当に楽しくて仕方ないって感じがダンサーから出ていましたね。

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