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2010/03/28

エイフマンのアンナ・カレーニナ/オーストラリア・バレエの来日公演日程/ボリショイ・マリインスキー公演発売日程/DANZA/ダンスマガジン

今日は新国立劇場でボリス・エイフマンの「アンナ・カレーニナ」を観て来ました。休憩込みでも2時間ちょっとの作品ですが、全編踊りの洪水で、強烈な作品で圧倒されました。

3人の主演ダンサーが凄い。アンナ役のニーナ・ズミエヴェッツのものすごい身体能力とコントロール力、胸を締め付けるような演技力に驚愕。あんなふうに人間の股関節は動くんだと驚くとともに、身体で演技するということを身をもって見せてくれました。ヴロンスキーのオレグ・ガブィシェフ、カレーニンのセルゲイ・ヴォロブーエフとも背が高く、時にはフィギュアスケートを思わせるような複雑なリフトなどのテクニックも演技も素晴らしかったです。「弦楽セレナーデ」「悲愴」「ロミオとジュリエット」などチャイコフスキーの音楽の使い方もとても素敵だったのですが、音楽が録音だったのがちょっと惜しい感じ。シンプルで無駄をそぎ落とした構成、心理描写に群舞を使う手法も面白かったですし、装置や衣装もとてもスタイリッシュでした。特にイタリア(ヴェネチア)の仮面舞踏会の衣装が華やかで妖しく美しかったです。衣装替えが多く、全力疾走するようなハードな振付をこなした新国立劇場のダンサーたちにも拍手!
日程が合わなくて1回しか行けなかったのが残念ですが(新国立劇場の主演二人はどうしても見る気になれなくて)、もう一度観たい!って思いました。余裕があれば感想を改めて書きます。

****

まだ雑誌の方は入手していないのですが、DANZAの最新刊のWebマガジンに、今年10月のオーストラリア・バレエの来日公演の日程が広告として掲載されていました。

DANZA
http://www.mde.co.jp/danza/

オーストラリア・バレエ来日公演
10月9日(土)、10日(日)、11日(祝)15時 マーフィ版「白鳥の湖」
10月15日(金)18時半、16日(土)、17日(日)15時 マーフィ版「くるみ割り人形」
東京文化会館
(ルシンダ・ダン、ロバート・カラン、レイチェル・ローリンズなど主演キャストも掲載されています)

一般発売は5月22日より

DANZAの表紙とインタビューはマリアネラ・ヌニェス、ほかにサラ・ラムとフェデリコ・ボネッリのインタビューが載っていて、ロイヤル・バレエの来日特集といった趣。3人ともとても写真が素敵です。ボネッリは怪我で来日公演に参加できないのが残念ですよね。

新国立劇場「カルミナ・ブラーナ」に出演する3人の男性ダンサーのインタビューが載っていたり、デヴィッド・ビントレー時期芸術監督のインタビューもあったり、よくばり映像ガイドにも「カルミナ・ブラーナ」が取り上げられています。

それから海外情報が充実していて、勅使川原三郎さんがフェニーチェ劇場のオペラ「ディドとエアネス」に演出、そしてだんさーとして出演した様子が伝えられたり、服部有吉さんがバンクーバーオリンピックの開会式に出演したときの日記が寄せられていたりと読み応えがあります。また、マシュー・ボーンの「白鳥の湖」の主演キャスト、リチャード・ウィンザー、ジョナサン・オリヴィエ、サム・アーチャー、ドミニク・ノースのコメントも。

******

上記DANZAでも公演情報ナビゲートで紹介されていますが、エトワール・ガラ2010の詳細ページができています。相変わらずとてもスタイリッシュな写真で構成されていて、期待が高まりますね。
http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/10_etoiles/index.html

また、コメントで教えていただきましたが、ボリショイ&マリインスキー合同ガラの発売が6月6日に延期になったとのことです。今丁度ロイヤルやマラーホフの贈り物、エトワール・ガラとチケットの発売が続いてお金がなくて大変なので、遅れるのは助かりますが・・・。

******
ダンスマガジンの表紙もとても爽やかなマリアネラ・ヌニェス。彼女はこの雑誌の表紙を飾ることが夢だったそうです。記事では、アリーナ・コジョカルが案内する英国名作バレエと題して、今回の来日公演の「うたかたの恋」「リーズの結婚」「ロミオとジュリエット」について、いろいろと彼女が語ってくれています。プロモーション来日していたサラ・ラムとエドワード・ワトソンのインタビューも。

それからたっぷりと載っているのは、「マニュエル・ルグリの新しき世界」のレポート。デヴィッド・ホールバーグとギョーム・コテの「プルースト」の写真がとても素敵ですが、コテのパートナーのヘザー・オグデンがぜんぜん載っていないのがちょっと気の毒です。

東京バレエ団の「シルヴィア」は、ポリーナ・セミオノワとマルセロ・ゴメスの対談が嬉しいです。

モスクワ音楽劇場の小特集では、今回来日するメンバーでまだ日本になじみの薄いセミョーン・チュージンの写真が2点使われていて、金髪で素敵なダンサーのようですね。ちょっと楽しみになってきました。赤尾雄人さんによるブルメイステル版「エスメラルダ」の解説もあります。

三浦雅士氏の対談は、今回は深川秀夫さんと行ったものが掲載されていますが、非常に面白いです。東ドイツのベルリン・コーミッシュ・オーパー、シュツットガルト・バレエ、ミュンヘン・バレエでプリンシパルとして活躍したという経歴もすごいですが、その中身も、ウラノワ、マリシア・ハイデ、レスリー・コリアなど素晴らしい著名ダンサーや指導者(ジョン・クランコの運転手までつとめたそうで)との出会いがあったりして。男性ダンサーで海外でここまで活躍した人は、そうたくさんいないはずです。

というわけで、「ダンスマガジン」も充実の号ではないかといえます。

DANCE MAGAZINE ( ダンスマガジン ) 2010年 05月号 [雑誌]DANCE MAGAZINE ( ダンスマガジン ) 2010年 05月号 [雑誌]

新書館 2010-03-27
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バレエ(情報)」カテゴリの記事

コメント

いつも素早い情報有難うございます。嬉しいです。
早速エトワールガラのページみて、期待を高めているところです。

アンナ同感です。私は一度でいいかな~という感じだったので
(あまりに重すぎる)今日は上野のジゼルに浮気してきました。

ダンマガは読み応えありました。
深川さんの対談「バレエは三十歳過ぎてからの芸術だ」とか(笑)
三浦氏としっかりかみ合って話題が発展した、
いいインタビュー記事でしたね。
セミオノワ&ゴメスもお互いへの敬意があふれたすなおな会話で、
今後をますます見守りたくなりました。

naomi様

 私も昨日の「アンナ・カレーニナ」に行ってきました!皆様の感想を読むと、非常に重いという事だったので、少し心配していましたが、いわゆる「クラシックバレエ」と違った世界を楽しんできました。客席がかなり空いていたのはもったいなかったと思います。
 パンフレットを読むと、エイフマンは2009年に「オネーギン」を創った、とあったので、一度見てみたいなぁ、と思いました。アンナとタチヤーナは対照的なヒロインですから、見比べるとおもしろいと思います。
 クランコの「オネーギン」の映像は結局市販されておらず、地元の図書館で見て来ました。とても美しい素適なバレエでした。naomiさんが何度も観ていらっしゃるのがよくわかりました。ぜひクランコ版とエイフマン版を見比べてみたいです。

こんにちは、お久しぶりです。
エイフマン・バレエのアンナ・カレーニナの2005年06月カリフォルニア、バークレーでの公演を観て以来、これが今回新国立劇場で再演されると聞いてとても楽しみにしていました。
前回観た時の自分の感想を今更ながらに読み直してみると、アンナの心理的葛藤を痛いまでに克明に描写するダンスに圧倒されていたことが書いてあるのですが、今回また一段とその思いを新たにしました。前回のダンサーの名前を記載していなくて、実家に帰ればパンフレットがあるはずなのにと思い、昨日のニーナ・ズミエヴェッツの迫力はすばらしかったです。素晴らしい踊りのテクニック連続に目を見張るなか、カレーニンのセルゲイ・ヴォロブーエフがアンナを取り戻そうと、雑踏を静かに歩んでいく一歩一歩の動作にさえも深い感動を覚えました。

当時は、エイフマン・バレエの「レッドジゼル」がセンセーショナルでサンフランシスコではずいぶん評判になったのですが、これを見逃していますし、オネーギンもballet.co.ukでは評判がよかったようなので、公演があれば観てみたいです。

この公演は絶対に気に入ってくださると思っていました。同じような感動を持ちえたことを知ってうれしい思いです。

ice blueさん、こんばんは。

確かに「アンナ・カレーニナ」は重い内容で後味は良くないので、終わった後鬱になりますよね。バレエ協会の「ジゼル」も行きたかったけど、あれだけオペラ座で見てしまった後だとどうなんだろうと思って行きませんでした。

今回の深川さんの対談、本当に面白かったですよね。深川さんが30歳までは海外で活躍されて、それから日本で活動されたのは日本のバレエ回にとっては大きな意味があったのでしょうね。この対談は毎回すごく読み応えがあって楽しみにしている記事です。

MIYUさん、こんばんは。

MIYUさんも昨日ご覧になったのですね。確かに、重い内容ではあるのですが、群舞の使い方などが工夫されていて、登場人物が少ない割にはエンターテインメント的な要素も強かったですよね。

エイフマンの「オネーギン」については、以前このブログでちょっとご紹介しましたが、オネーギンとレンスキーが同性愛の恋人同士という設定なのだそうです。時代も現代に設定されているようで。批評を読むとかなり賛否両論の内容とのことですが、(エイフマンの近年の作品はかなり商業的な感じになっているようで)非常に興味深いです。

クランコの「オネーギン」はDVDが出ていなくて、VHSとレーザーディスクは以前は発売されていましたが廃盤になってしまい、なかなか映像でも見ることができないのですよね。図書館でご覧になれたのはラッキーかと思います。5月には東京バレエ団の公演もありますよね。

togaさん、こんにちは。

togaさんはバークレーでのエイフマン・バレエの公演をご覧になったのですね!日本では長らくエイフマン・バレエは来日しなくなっているので、羨ましいです。今回の公演でも、エイフマン・バレエのダンサーたちの演劇性と身体能力が印象的でした。
そして、アンナ役のニーナ・ズミエヴェッツ、本当に彼女の苦しむ姿の演技は凄まじくて、身体で演技を行うということはこういうことなんだ!って思いました。あんなに人の身体があちこちすごい方向に向くんだ、ということにも驚かされたのですが、身体を動かすことだけでなく、それによって葛藤や苦悩を表現できているのがすごいというか。あと、カレーニン役のセルゲイ・ヴォロブーエフの男らしさも本当に素敵でした。

「赤いジゼル」も、韓国などでは上演されているようなのですよね。エイフマン・バレエ、アメリカや韓国でかなり人気があるみたいで。これを機会に、また日本にバレエ団が来てくれればいいな、って思いました。

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