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2010/01/12

シュツットガルトから「オルフェとエウリディーチェ」Orphee et Euridice Stuttgart Ballet

シャルル・ド・ゴール空港のラウンジでまったりしていたら、乗り継ぎ便に乗り遅れてしまい、120ユーロ払って次の便に乗るという大失態をしてしまいました。そうやってやっとたどり着いたシュツットガルトは雪が積もっており、夕方にはかなりの雪が舞い降りていました。

シュツットガルト・バレエとオペラの合同作品「オルフェとエウリディーチェ」(グルック作曲、フランス語版)を観ました。

Orphee et Euridice
Christoph Willibald Gluck
Regie und Choreography Christian Spuck

Orphee Kenneth Tarver
Euridice Alla Kravchuk, Catriona Smith
L' Amour Yuko Kakuta

4 Solo-Paare
Alicia Amatrian, Rachele Buriassi,
Magdalena Dziegielewska/Laura O'Malley,
Oihane Herrero,
Roland Havlica, Damiano Petenella (Alexander Jonesの代役),
Dimitri Magitov, William Moore

Suite de L'Amour
Brent Paolin
Thomas Danhel, Larent Guilbaud,
Mikahil Soloviev, Alman Zazyan

Text Pierre-Louis Moline after Ranieri de'Calzabigi. In French with German subtitles.
Music Christoph Willibald Gluck
Director and Choreographer Christian Spuck
Conductor Nicholas Kok
Stage Christian Schmidt
Costumes Emma Ryott
Light Reinhard Traub
Choir Michael Alber
Dramaturgy Sergio Morabito
Premiere 27. June 2009, Staatstheater Stuttgart


古びてクラシックな小学校の講堂の廃墟のような舞台装置が魅惑的で、舞台奥には、さらに舞台があるという構造。天井も少し崩れかかっている。舞台の真ん中が円卓のようにぐるぐるまわり、コーラスなどの歌手がダンサーのようにかなり体を動かしている。1幕は、登場人物がほぼ全員黒衣で、4人の女性ダンサーたちは黒にきらきら光るラメをちりばめたドレスで美しく、男性は黒いスーツ。オルフェオ役のケネス・ターヴァーはアフリカ系アメリカ人で、甘く美しい声の持ち主。オルフェオ役は、当初はカストラートが歌っていて、今でもカウンターテナーや女性のメゾソプラノが歌うという非常に高い声域が必要なのだが、やわらかく美しい高音がよく出ていた。エウリディーチェの死を嘆き悲しむところから、4組のソリストの踊りへ。女性ダンサーたちはバレエシューズで、高々とリフトされては、脚を大きく開脚させている。やはりアリシア・アマトリアンのしなやかさと股関節の自在さが凄い。

アムールは、日本人女性の角田祐子さん。金髪のカツラにセクシーなドレス、日本人だといわれなければわからないほどで、声に力があり、表現力が豊かで艶やかだった。アムールの手下の天使たちは、黒いラメをちりばめた短パン一枚で、背中に天使の羽をつけ、鉢巻のような目隠しをしている。彼らの見せ場はたっぷり。やがて混乱が舞台上に起き、女性ソリストたちはパンツスーツに素肌で胸もあらわな姿で激しく踊る。男性ダンサーたちは、壁に伝ったはしごを上っていく。舞台上の舞台の両脇の戸棚の中にうずくまった天使たちが現れ、アムールが登場するのだ。

そして、オルフェは、舞台の床に開いた扉を開き、エウリディーチェのいる死者たちの白い世界へと降りていく。

(続く)

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