2024年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

ブログパーツ

  • HMV検索
    検索する
無料ブログはココログ

« 11/30 マリインスキー・バレエ「白鳥の湖」短評 | トップページ | 新国立劇場バレエ団2010/2010ラインアップの一部速報 »

2009/12/02

12/1 マリインスキー・バレエ「白鳥の湖」ロパートキナ&イワンチェンコに行ってきました

遅くなってしまったので、とりあえず一言感想です。

エフゲーニャ・オブラスツォーワがパ・ド・トロワを降板していました。今回、彼女は全然東京というか関東地方の公演に出演していないのですが、あさっての「眠れる森の美女」のフロリナ姫役は出てくれるのかしら?ジェーニャは人気があるのに、今回「眠り」オーロラ役はびわ湖だけだというのがそもそも間違っていると思います・・・

日曜日、昨日に続いて今日もエカテリーナ・コンダウーロワが大きな白鳥に入っていました。ひときわ大きくて美女で赤い髪なのですぐにわかります。「火の鳥」役を踊っていたことがあるせいか、動きがとても鳥っぽいです。


ゲルギエフのショスタコーヴィッチプロに当初行くつもりだったので(チケットを家人に取り上げられてしまったので・・爆演でこちらも素晴らしかったそうです)、チケットは会場で買ったのですが、ロパートキナ主演の日というのに上階はガラガラで、なんてもったいないこと!と思いました。私の友達はロシアバレエを観る人が少ないということもあって、あまり知り合いにも会わなかったし。今回、連日の上野通いでちゃんと感想を書く余裕がないのですが、マリインスキーって改めて恐ろしく平均レベルが高いと思いました。トロワを踊っているのが若手だったり、小粒感が否めないところはあるんですが、男女とも、ダンサーのプロポーションとビジュアルの美しさに息を呑みます。上階から見てもすごくよくわかります。その上、衣装がゴージャスなのに色使いがシックで気品があって美しいこと~。特に、2幕(黒鳥)の民族舞踊の衣装がセンス良くて素敵でした。

ロパートキナは、金曜日より調子は良さそうだけど、絶好調ではない感じ。それにしても、彼女の白鳥は本当に絶品で、息をする暇も惜しいほど。ただ、パートナーが違うとこれほどまでに演じ方も違うのかと思いました。ダニーラ・コルスンツェフは愛情たっぷりで包容力のある王子なので、彼の誠実な愛により、ロパートキナもいつもより温かい表現を見せていて、心が少しずつ溶けていくさまを見せてくれていました。イワンチェンコは王子というより王様なので(!)そうすると、ロパートキナも白鳥の女王としての気高さ、崇高さ、少し冷たいくらいの研ぎ澄まされた表現の中に、悲劇性が強められていました。3年前にゼレンスキーと観た時のロパートキナに近いような印象を受けました。そんな中、3幕の裏切りに悲しむオデットの姿は哀しく、一人の女性としての感情が現れていて、胸を強く締め付けられました。

なかなかジークフリートに心を開かない、氷のようなオデットでしたが、コーダで見つめ合うときの眼差しの澄み切った美しさには、彼を信じてみようという思いが見えていました。最後にロットバルトが転がっているのを見て、自分が人間に戻れたことを知った時の、花が開いたような愛らしい微笑みがとても美しく心を揺さぶるものでした。理知的でクールな印象の強いロパートキナですが、笑顔は本当にかわいらしいんですよね。

それにしても、ロパートキナのオデットを観ていると、本当に時が止まってしまったように思えます。磨き抜かれた芸術そのものと同じ空気を吸っている、同じ場所にいるという事実に、思わず身震いしてしまいます。

イワンチェンコの王子は、面白かったです。背が高くて脚が長くて、オールバックが似合う苦みばしった男前なんだけど、すっごくニヒルで王子というより王様。間違った選択をしそうにない感じです。というか、腹に一物ある感じで、実は最後にロットバルトを倒したところも、実はロットバルトと事前に段取りの打ち合わせをしていて、ロットバルトは死んだふりをしているだけなのかも、と思ったりして。乾杯の踊りで杯を持つ姿があまりにも似合いすぎていて。ガウンなんか着て安楽椅子でブランデーグラスを傾けていても可笑しくない。艶やかな美女エレーナ・バジェノーワの女王の方が、白鳥よりよほどお似合いなのではと思ってしまう。2幕でオディールに騙されて追いかけていくところ、あまり本気で追わないし、捌けていくところも、途中から歩いちゃっているし。ロットバルトの翼をべりっともぎ取ってポイって捨てるところのやっつけ感にも少々ウケてしまいました。

でも、イワンチェンコ、いいダンサーなんですよね。サポートは上手だし、ロパートキナと息はあっていてちゃんと愛もある。テクニックも巷で言われているほど弱くない。トゥールザンレールできちんと5番に降りられるし、ジュッテ・アントルラッセの後ろ脚はきれいに高く上がっているし。それに、何しろ男前でカッコいい。素敵なんだけど、でも王様なんですよね。

« 11/30 マリインスキー・バレエ「白鳥の湖」短評 | トップページ | 新国立劇場バレエ団2010/2010ラインアップの一部速報 »

バレエ公演感想2009」カテゴリの記事

コメント

こんにちは、はじめまして。
私も昨夜の公演見にいきました!初めて、待望のロパートキナの白鳥に
出会えてとても幸せでした。本当に一人だけ雲の上を歩いているような
別次元の踊りでした。

マリインスキーの舞台そのものも初めてでしたが、ダンサーがあれだけ
粒がそろっていると圧巻ですね。最初に幕があがった瞬間に、「おお、
これぞクラシックバレエ!!」と圧倒されました。
ただ、私はパドトロワの女性の衣装があまり好きではなかったです。
ラインがあまりはっきり見えないというか・・踊りも多少荒削りだった
気がします。

イワンチェンコ、確かに王子に見えないですね。トロワの友人役がやけに
美青年で王子に見えちゃいました。 でもイワンチェンコは安定感は
抜群ですね。 黒鳥にだまされたのに歩いて退場するところは
落ちつきすぎていてびっくりしちゃいました・・・(苦笑)

はじめまして。たまに楽しく読ませていただいています!
昨夜、初めてロパートキナを見ることができました。
想像していたものとは次元の違う白鳥でした。2幕のアダージオは本当に息をするのが惜しく、静まっていく舞台は能のようでした。終演後のカーテンコールで、舞台とは打って変わりすごくうれしそうな笑顔で何度もスパシーバと言っていたのも超好印象でした。本当にうれしい感情が伝わってきて素敵でした。

オブラスツォーワを初見しようととても楽しみにしていたので、変わってしまってとても残念です。ガラも一つなくなってますし、今回エフゲーニャの役が大いに変更されているようで微妙に疑心暗鬼です。何か政治的な力が働いてなければいいのですが!ぜひ彼女の踊りが見たいです。

帰宅してからキャスト表にオクサナ・スコリクの名前を見つけて、それも感慨深かったです。あのきれいだなと思ったほうの白鳥かな・・。何年か前にNHKで放送されていた世界の子どもたちシリーズのロシア編で、子どものオクサナの苦しいバレエ学校生活のドキュメンタリーが放映されていたのが一気によみがえりました。ぜひぜひ活躍して欲しいと思いました。

イワンチェンコの王子、黒鳥にだまされた後に走り去らなかったのはまずかったですねー。演技は上手で、王子(威厳のある?)とイワンチェンコ本人が舞台上で出たり入ったりしてるように見えました。それを考えると、ロパートキナの集中力のすごさに圧倒されます。

昨日の公演一つ見るのが精一杯ですが、見て本当によかったです。マリインスキー、美しいです!

こんにちは。
私はロシア派です。しかもマリインスキーから入りましたので、今回は前回の雪辱なるかと楽しみにしていたところ、本当に大満足の舞台でした。

ロパさまがどれくらい素晴らしいかは同感です。テリョーシキナの美しいプロポーションとみずみずしい女らしさについても同感です。

イワンチェンコのロットバルトのやっつけ感。たしかに!サラファーノフは、「ほらほら、とったよ。やつけたよ!」的でちょっと可愛くありませんでしたか?ヴィシニョーワは当日券で行こうと思ったらやっぱり残業でダメでしたが、naomiさんのレポートで助かりました。やっぱり、他とは違うものだったのですね。

明日はコンダウロワのリラとオブラスツオーワのフロリナと豪華ですけれど、出演してくれますかね。

それにしても、今回は至福感でいっぱいです。

連日のレポ、大変嬉しく、楽しみに読ませていただいてます。(おつかれ様です)
本当に、主役キャストを色々観る楽しさだけでなく、コール・ドの隅々まで、まずプローポーションからして圧倒的にレベルの高さを感じますね!そして、皆がひとつの作品を創り上げている一員であると自覚、誇りを持って踊っているとわかる統一感!
それらを引き立てる衣装、美術のセンスの良さ!

眠りはどうなるか、、、ガラは、、、しばし、幸せな日々です。

お疲れ出ませんよう、楽しんで下さいね♪

るるべさん、こんにちは。

本当にロパートキナの白鳥は特別というか、神々しくこの世のものとは思えませんでしたね。観られて幸せでした~。

パ・ド・トロワの女性の衣装って、確かに他のプロダクションでも微妙なところが多い気がします。昨日は、エフゲーニャ・オブラスツォーワが降板してしまって(怪我ではないようです)、キャスト変更もあったということがあったのでしょうね。二人とも上手だったと思いますが、小粒な感じがしました(他の日にトロワを踊っていたヤナ・セーリナはすごく良かったと思いますが)。トロワのチモフェーエフは美形でしたね~彼の方がよほど王子様だったというのは同感です。

イワンチェンコは、昨年NYで「シェヘラザード」の黄金の奴隷を踊るのを見て、こんな職業的奴隷として踊る人は初めて見た、とある意味衝撃的だったのですが、上手いし安定していますよね。貫禄がありますが(笑)

Keyさん、こんばんは。

ロパートキナってあんな至高の研ぎ澄まされた美しい白鳥を見せてくれるのに、意外と可愛らしいというか、とっても素敵な方ですよね。

ジェーニャちゃんが出なかったのは怪我ではないようです。彼女もロイヤルのゲストのオーロラで絶賛されたので、もうパ・ド・トロワのような役は踊らなくなるんじゃないかしら。明日フロリナで見られるといいんですけどね。

オクサーナ・スコリクは2羽の白鳥の二人目のほうで、4日連続で出ていましたね。とても腕と脚が長くプロポーションも綺麗だし顔も可愛いですよね。マリインスキー劇場でも、バヤデールの影のヴァリエーションや、ドン・キホーテのドリアードなどを踊っているようで、まだ2年目なので大活躍していますね。これからが楽しみです。

イワンチェンコは、とても頼りになりそうなダンサーだし、こういう人が一人いると心強い感じがします。ガラではロミオを踊るんですよね!

やっぱりチケット代が高かったし、平日公演ばかりで行くのが大変でしたが、ロパートキナの白鳥がご覧になれて良かったですね!

ショコラさん、こんばんは。

マリインスキーから入られているんですね!だったら今回は本当に幸せですね~。テリョーシキナの感想も全然書いていませんが、彼女の正統派アカデミック白鳥も素晴らしかったです。3年前も良かったけど、さらに進化していました。それに、サラファーノフ、私は彼がツボではないのですが、若く見えることもあって、未熟だけど情熱的な王子でとても良かったと思います。ロットバルトをやっつけるシーンも一生懸命でしたね。

明日のヴィシニョーワ&コルプの眠り、コンダウーロワのリラにジェーニャのフロリナ、バイムラードフのカラボスと超豪華キャストなので凄く楽しみです。無事会社を抜け出せるように頑張らなくちゃ。

マーキーさん、こんばんは。

眠りの方は、きっとクラクラしてしまうようなセンスの衣装だと思います(笑)。同じ版の新国立が凄かったですから・・。

それにしても、おっしゃるとおり、コール・ドに至るまで眼福のきわみですよね~。群舞の女性、男性とも本当にビジュアルが美しいし、コールドもよく揃っているし、流石マリインスキーって感じです。

まだこれから「眠り」「イワンと仔馬」、ガラとあって楽しみが続きますね!体力を蓄えなくては

naomiさん 

さらなる情報ありがとうございます。ジェーニャ(が愛称なんですね)が積極的理由のバレエ団都合で踊らなかったのなら、よかった、安心しました。もちろん見たかったですけど;またの機会を待ちます。
オクサナ・スコリクはやっぱり2番目の白鳥でしたか!踊り方が好きで手足も美しくて、群舞の中に入っても目を惹かれました。あの痛々しい思春期を送っていた彼女が・・マリインスキーに入ったというだけでなく、そんなに認められているとは。心からうれしいです。

ロパートキナの白鳥を今までDVDで見てすばらしいと思っていましたが、生で見て初めて、彼女がなぜ世界で最高の白鳥と評価されるのかわかりました。やっぱり直に伝わる生の舞台が最高ですね。見られて本当によかったです。

ほかの公演は見に行けないので、今後の公演レポート楽しみに読ませていただきますね。

Keyさん、こんばんは。

そういうわけで、昨日は無事ジェーニャちゃんはフロリナを踊って、とても愛らしかったです~。彼女はまだ若いはずなので、きっとこれから観る機会もたくさんあることでしょう。オクサーナ・スコリクは「眠れる森の美女」でも、群舞とは言えども先頭や中心で踊っていて、やはり綺麗なので目立ちました。しかも途中で早着替えまでしていて。彼女こそ、多分まだ19歳か20歳くらいだと思うので、これから先が楽しみですね。

マリインスキーは3年に一回は来日してくれるし、来年はボリショイとの合同ガラも予定されているので、そちらも楽しみです。ロパートキナとダニーラの白鳥のDVDももちろん素晴らしいですが、同じ空気を吸って、同じ場にいて舞台を観られるのは本当に幸せですよね。

naomiさん

こちらにもコメントつけてくださって・・お忙しいのにありがとうございます。ええ、ジェーニャちゃんはきっといつか見ます。彼女は表情がほんとに愛らしいですね。
オクサーナ・スコリクは、もしかして!ものすごく有望ですね。よく考えてみれば、入団二年目で海外ツアーに同行してさらに役まで踊ってますものね。花開くのを楽しみにします。彼女だと知らずに見てましたが、素人の観客の私でもこの人そのうち抜擢されそうだなと思いましたもの。
ロパートキナは私が想像していた踊りとは全く違っていました。余計なものをそぎ落とした中で伝えてくる言葉ではない言語表現が素晴らしかったです。抑制し制限する中に、表現の可能性を見出しているのに驚きました。私はたまに能舞台を見に行きますが、能役者のぎりぎりまで抑制された動きや型を見ると、かえって広大で豊かな表現世界を感じます。ロパートキナの白鳥はドラマティックでは全くないのに言葉や感情を伝えてくる奥深い世界を持っていると知りました。DVDではそこまではっきりとはわかりませんでした。生の舞台ならではの表現世界ですね。思い返せば返すほど、素晴らしかったです。

keyさん、こんばんは。

去年春のマリインスキーのNY公演にも、オクサーナは来ていて出演していたらしいです。まだその頃は団員名簿にも載っていなかったようですが。白夜祭ですでにバヤデールのヴァリなどを踊っていたみたいだから、すごいですよね。

ロパートキナについては、本当に仰るとおりで、抑制の美、余計なものをそぎ落とした中にある豊かさはその通りだと思います。能は今まで3回くらいしか観ていなくて詳しくないのですが、共通点は確かにいわれてみればあるのではないかと思います。DVDでは、空気などまでは伝えるのが難しいから、やはり可能でしたら生の舞台が良いですよね。12月1日の公演は、4階サイドという遠い席から見ていたのですが、そんな席でも、彼女の素晴らしさは十分伝わってきました。

naomiさん

こんばんは。またまた情報ありがとうございます。オクサーナ、そんなにすぐに踊っていたとは・・ なんとまあ。すごすぎです。これからの活躍を見守ります!うわあ楽しみ。

能には松風や井筒など、女性の狂おしい追慕の思いがテーマの素晴らしい演目がありますね。能は詞章が謡でうたわれて演技に重なりますから観客も想像の翼を働かせやすい(詞章が聞き取れればですけど;)と思うのですが、バレエは音楽以外はマイムのみですよね。ロパートキナの白鳥を見て一番の驚きは、白鳥が言葉でその思いを語っていると自然に感じたことです。感情が伝わるバレエに出会ったことはありますが、言葉が伝わってきたのは初めてでした。言語と同じくらい濃密なコミュニケーションが舞台と客席に間に行われていたのでしょう。一緒に白鳥の物語を生きたような、白鳥の湖という物語を再発見したような、忘れられない舞台に出会えました。

naomiさん、Keyさん、

昔、キーロフとボリショイの合同ガラを観た時に、キーロフは「能」、ボリショイは「歌舞伎」の世界に通ずるのではないかと想ったりしたことがありました。
能面の角度で観客に表情の違いを見せる「能」の表現方法と、特にロパートキナの場合は、オデットの時は顎を引き伏し目がちに哀しい表情を見せ、オディールの時は顎を上げ流し目などをして毅然と誘惑する。大げさに顔の表情を変えなくても、目線と顔の角度で、今何を言おうとしているのか、分かるような気がする。そういうところが「能」の世界とロパートキナの醸し出す雰囲気が似ているように思います。
私はロパートキナに派手に見栄を切るようなオディールを舞ってほしくないので、12月1日のオディールは、ちょっと表情付け過ぎ?の感じがしました。(一期一会のライブなので、それはそれで良かったけど。)

keyさん、こんばんは。

お話を聞いて、能もまた観てみたいと思いました。何回かくらいしか行ったことがないのですが、慣れて来るととても面白く感じられるのですよね。

そしてロパートキナの白鳥は、本当に静謐で控えめな中にも、痛切な想いが伝わってくるものでしたね。このようにコミュニケーションが舞台と客席の間にも交わされるということは、生の舞台を観たならではの感覚だと思います。バレエに限らずパフォーミングアーツは何かを観客に伝えたいという思いを表現しているものであるから、その何かが本当に自分に伝播してきたと感じた瞬間の興奮は、何物にも代えがたいものがありますよね。それがあるから、せっせと舞台に足を運ぶんだな~って思います。ロパートキナの白鳥のように凄いものには滅多に出会えませんが。

よしゅさん、こんばんは。

ボリショイが歌舞伎でマリインスキーが能というのは、とても上手い表現だと思います。ボリショイの方がよりダイナミックな表現ですからね。ボリショイのバレエはこれはこれで私も好きなのですが。ロパートキナの演技のたとえもすごく的確ですね。

確かに、1日のロパートキナは、黒鳥の時の演技が以前よりわかりやすいというか、ちょっと恐いくらい妖艶で、トゥーマッチだったところがあったかもしれません。3年前に観た時の彼女のオディールは、ものすごく可愛くて、こんなにきれいで愛らしいオディールだったら王子は簡単に落ちるわ、って思いました。インタビューでも、ロパートキナは毎回違った白鳥と黒鳥を表現しようとしていると語っていたんですよね。

naomiさん、よしゅさん

マリインスキーは能でボリショイは歌舞伎ですか。面白い例えですね。ほんとに、うまいこと特徴が現されている感じがしますね。

能は心の深奥に迫る演目、色彩も構成も華やかで目を驚かせるもの、何やらすかっとする爽やかな寿ぎ系の演目と、歴史が長いだけに種類も多彩で懐が深いですよね。演者の面、鬘、衣装の取り合わせなど、その日の演目、演出にあわせて凝りにこられているようで、そう思うと見所も満載です。どっぷり世界にひたれるちょうどよい大きさの空間も素晴らしいです。時にどうにも眠くなるのも、つまらないからというより眠らされるリズムがしかけられていると私は勝手に思っています。
能を見るようになって、観客もまた舞台を作ると肌で感じるようになりました。見る側の力と演じる側の力が通い合い、空間の密度が高まるとさらに時空間が広がるように思います。
naomiさんのおっしゃるように、生の舞台で演じる側から発せられる何かがひたひたと波を打ってやってきたときの静かな興奮は、ほかにはかえられません。百聞は一見にしかずといいますが、それくらい人間が生身で受け取れるエネルギーは桁外れなのだと思います。それはおそらく演じ手も受け取っているものなのではないかと思います。そのような舞台に出会えると本当に充足感に満たされます。だからまた出かけてしまうとはほんとにその通りですね。そう簡単にお目にかかれませんけれども。

今まで、クラシックバレエは外に向かう=装飾と思っていましたが、ロパートキナの白鳥は空間の中に「これしかない」線のみを通って描き出されるものでしたね。黒鳥は確かに私も怖かったです。女性というより魔性の何かでした。きつすぎると感じましたが、そのせいか3幕の白鳥の女性性は際立っていましたね。今まで私には3幕はあってもなくてもどっちでもいいくらいでしたが、今回見た白鳥は3幕終わりまであってやっと完結でした。

Keyさん、こんばんは。

色々と面白いお話ありがとうございます!以前能を観た時、めくるめく世界にクラクラさせられたところがあり、そして時に軽いトランス状態になったことが思い出されます。これは本当に機会を見つけて観に行かなくては、と思います。

以前、能楽堂でフランスの演劇をやるという試みがあって、ニコラ・ル=リッシュが出るというので観に行ったのですが、現代劇であるにもかかわらず能舞台という空間で展開されたということで面白い効果をあげていました。

やはり舞台というのはコミュニケーションであって、観客がいて初めて成り立つものなのかもしれないと思いました。言葉はないけれども、対話をしているんだな~って。

ロパートキナの内省的な白鳥はとても奥深くて、それゆえ何回でも観てみたいって思います。今日も兵庫で公演があったのですが、観に行きたかったです~。年齢的なものもあるので、いつまでも彼女の舞台が観られるかわからないわけですし・・。で、3幕の彼女の表現が一番素晴らしかったというのにも同感です。1幕2場のオデットとはまったく違った感情のこもった表現で、ここで思わずくらっと来ましたね。

naomiさん、Keyさん、こんばんは。

実は私、能も歌舞伎も生では観たことないです(TVだけ)。
昔、キーロフとボリショイの合同ガラを観たとき、ボリショイの派手な踊りに最後の決めのポーズが、歌舞伎の「見栄を切る」イメージと重なって、なら、キーロフは「能」じゃないかと、自分の内で謂わばレッテルを貼っちゃってた訳です。
違った表現をすれば、ボリショイはf~ff(フォルテシモ)、マリインスキーはp~pp(ピアニシモ)の世界ではないかと想ったりしています。
特にロパートキナは大きくゆったりと舞ながら、つま先から指の先までppp:非常に優しく繊細な表現をするので、観衆は息を殺したかのように静かに魅入ってしまう。その観衆の集中力が相乗効果となって、舞台の他のバレリーナ達にも、また指揮者やオケにも影響し、感動的なライブを舞踏家、演奏家そして観衆・聴衆が共に創っていくのではないでしょうか。
コンサートでは、舞台から観客席全体がそのような状態になったとき、次元の違う感動的な演奏になることがあります。終わっても静まりかえって、何秒か経って割れんばかりの拍手になる。
ライブの好演は聴衆こそが創る。きっとKeyさんはその一人になったでのしょう。(私は最後列の席だったので、双眼鏡と眼鏡の交換に忙しくて、「集中」に参加できませんでした。ごめんなさい。)
1幕1場の「トホホ」だったオケの演奏が、段々良くなっていきましたが、上記のような相乗効果が起こっていたのかも知れませんね。

今春に、梅若六郎他とプリセツカヤが能とバレエのコラボをやっていましたが、ロパートキナと能のコラボ、観てみたい。

naomiさん

トランス状態になられましたか。なるんですよね・・能を見ていると。あれはいったい何なんだろうと思います。特に上手な方が演じていると、どうにも抵抗できません。素敵な舞台に出会えますよう。http://www.the-noh.com
は写真つきストーリー紹介もあって楽しめます。

能楽堂でニコラ・ル・リッシュ。それ見てみたかったです!面白い企画があるものですね。

3幕はオクサーナにも目を奪われつつも、オデットの表現は素晴らしかったです。王子と二人、愛を武器に悪魔と戦い勝利するとかそんな単純な話でお終いにしないでくれて本当にありがたく。ロパートキナのオデットは悲しみと喜び、絶望と希望を切々と語っていました。白鳥の湖とはこういう話だったのかと思ったのは3幕あればこそでした。王子がロットバルトの羽をぽいっと一丁あがりで投げたりしなければもっとよかったのですが・・そんな王子にも負けず、ロパートキナは物語を私たちに差し出してくれたように思います。毎回違う白鳥と黒鳥を演じるなんて信じられないことですが、彼女なら本当にそうするのでしょうね。今日兵庫でしたか。今晩はどんな物語だったのでしょう。素晴らしい方ですね。

よしゅさん、こんばんは。

歌舞伎も能もライブではご覧になったことがないというのに、とてもよく捉えていらっしゃって素晴らしい感性をお持ちですね!歌舞伎はたまに母に付き合って観に行ったりしているのですが、詳しくはないものの、やっぱりすごく面白いのでぜひ機会があればご覧になってくださいね。フォルテッシモとピアニッシモのたとえ話もわかりやすいです。
そう、ロパートキナの舞台は、観客のみんなが息を殺してみているのがとてもよくわかります。(といいつつ、1日の時には非常に残念なことに、すぐ近くに座っていた男性がずっと舞台を見ながらメモを取っていて、視界に入って気が散ることおびただしかったので、まあ4階席だし、とずっとオペラグラスを覗きっ放しでした。本当はオペラグラスなしで観たかったんですけど。なんでロパートキナが踊っている時に、そんなことが出来るのかまったく理解できません)とにかく私は一瞬でも見逃すまいと目を皿のようにして見入ってしまいました。

演奏がよくなってきたというのも納得です!

新書館から出ている「バレエダンサー200」という本で、佐々木涼子さんの文章でロパートキナの踊りは地唄舞に似ているとありましたが、そこまでの教養がなくてそれはわかりませんでした・・・。

Keyさん、こんばんは。

能を見ていてトランス状態になるというのは、昔バリ島でケチャックダンスを見たときとも共通していたような。不思議な昂揚感があるのでしすよね。一番最初に能を観たのは、小学校の観劇教室で国立能楽堂で安達が原を観たのですけど、さすがに小学生にはちょっと難しかったです。大人になってから知人で能の稽古をしている人がいて、その関係で何回か観たのですが、観るたびに面白くなってきましたが、まだまだ・・・ですね。これからちょっと勉強してみます。

ニコラ・ル=リッシュの舞台、面白かったですよ。銕仙会能楽研修所で「出口なし」という作品を上演したのですが、これはサルトルの戯曲です。地獄のある部屋に連れて来られた三人の死者の話で、ニコラの役は、この死者たちを地獄へと導くというもので、脚の動きはもちろん摺り足です。能舞台の異空間が、地獄を表現するのにとても合っていました。フランス語の台詞でしたが、役者は全員コメディ・フランセーズの人たちで、字幕を追いながらでしたが、迫力がありました。

話を戻して、「白鳥の湖」って、確かに演じる人によっては3幕は単なる蛇足にしか思えなかったりするし、以前上野水香さんがオデットについて語っているのを読んで、相当がっかりしたというか、何も考えないで踊っているんだ、って思ったことがあるんですが、ロパートキナは、この3幕があるからこその物語性と、複雑な心理を繊細に立体的に表現していましたね。兵庫のダニーラとの白鳥、観に行けばよかったです・・

よしゅさん

機会があったらぜひ能や歌舞伎を生でご覧になってくださいね。能なんて神社で奉納されてたりして、意外に無料で見られたすることもありますよ。
音楽も舞台芸術も、時間空間の共有が最大の楽しみですよね。終わった後に静まりかえる公演なぞに出会えた時は、至福の瞬間です!私は能を見たときは拍手はしないことにしてます。拍手しないともっと余韻にひたれるので。実際必要ないですし。バレエは決めポーズがたくさんあるので、これぞというところでは拍手喝采しますけど。なんか歌舞伎と似てますね。たまにブラボーの声が客席から飛んでますが、歌舞伎と同じくらい気合入れてどんぴしゃのタイミングで声かけてくれれば、もっと盛り上がるのにと思うことも。


naomiさん

周りの方に気が散ってしまうことってほんとに大有りで、もうがっかりしますよね。でも周囲はどうにもできないし、気にならずにどこまで自分が楽しめるか、ほとんど修行みたいなものですね。。試練は舞台上のダンサーだけじゃありませんね!

Keyさん、

拍手やブラボーのタイミングって難しいですよね。私は基本的にはブラボーは言わないし、他の人が拍手しだしてからする方なんですが。余韻を楽しむことは大事ですよね。ゲルギエフのコンサートに週末行ったときにも、ちょっとブラボーがはいるのが間髪なしって感じで若干興をそがれたところがありました。マリインスキー・バレエでも、今回ブラボーがはいるのが早すぎなんじゃないの、って思うこともあったりして。(今回は行っていませんが、ショスタコーヴィッチの曲の演奏会の時には、観客が心得ている方が多いので、指揮者がタクトを下ろしてもしばらく静寂があり、それから嵐のような拍手があって感動が倍増、となるんですよね)

能ですが、確かに以前知人の方に誘っていただいた時に、能は拍手をしないものだと教えられました。マタイ受難曲などの宗教音楽も、拍手はしないものなんですよね。

naomiさん

ニコラのすり足・・想像つきませんが!コメディ・フランセーズの方々で能舞台で地獄でとうかがっただけで、すごそうだなと。さぞ充実の舞台だったでしょう。演劇はあまり見ないですが、ヨーロッパの役者さんて独特の人間力がありそうですね。

能は拍手は必要ないですね。宗教音楽もしないのですね、わかる気がします。見せてもらったから拍手しないと、と思う人が多いようで、黙って帰っちゃ失礼と思うのかもしれません。私も最初はそんな感じで見てました。でも必要ないとわかってからは見方も変わりました。バレエの見方も変わりましたよ。

話を戻して、上野水香さんのこと何となく同感でございます。というかそこから先に深められるクラシックダンサーが日本人には少ない気がします。世界にも多くはないでしょうが。せっかくこんなに繊細な文化を持っている国なのに残念ですね¥。バレエは西欧人のものですし、そのテクニックをすべてきっちりできてさらに物語を深めるなんて、ほとんど神業なのかもしれませんが、でもだからこそ見に行く価値があるのにと思います。

Keyさん、こんばんは。

私は20代の頃に数年間演劇をやっていたので、一時期はよく観に行っていたんですよね。ニコラは台詞が非常に少ない役だったのですが、さすがに動きは綺麗だし、存在感がありました。舞台そのものも面白かったです。

ダンサーなどに聞くと、日本の観客は非常に礼儀正しく、舞台の間は静かにしっかりと観ていて終わった後に盛大に拍手するので良い観客だと言いますよね。いずれにしても、余韻や間を楽しむことは大事な事だって思います。

私もそのインタビューを読んだのはずいぶん前なので、今はまた別の考えを持っているのかもしれませんけどね。オデットは、オディールはこういう風に踊ると決められているので、そのように踊っているみたいなことを言っていて、あれれ、と思ったんですよね。もちろん、日本人でも表現力が素晴らしい人、吉田都さんや下村由理恵さんのような人はいますけどね。演劇でスタニスラフスキー・システムというメソッドを学んだので、バレエにもそれは通じるんですよね。(モスクワ音楽劇場バレエは、まさにスタニスラフスキー&ネミロヴィチ=ダンチェンコ記念という冠がついていることもあり、スタニスラフスキーシステムを取り入れていることで有名です)

naomiさん、Keyさん、

若い頃から、「能」の舞台(それも野外の)は行ってみたいと思ってはいたのですが、未だ果たせていませんでした。陽気が良くなって、虫の心配が無い頃、行ってみようかなと思います。
遅ればせながら、第3幕の話題に参加させていただきます。
私はロパートキナの「白鳥の湖」では、1幕2場の「出会い」のところと、特に3幕最後の幕が下りる直前の場面が好きです。
ロットバルトが息絶えた後、照明に赤が加わって、それまで蒼白だったオデットの頬(顔全体だけど、あえてここは頬)をピンクに染め、陽の光の下で「人間」に戻ったこと。立ち上がって上空を見る彼女の眼が、新しい世界に半ば戸惑い、驚き、解放された歓び、最後に愛する王子に寄り添い委ねる幸福を表現していたように想います。
ロパ様は「人間として生きることの素晴らしさ」をこのバレエのメッセージとして締めくくっているのではないでしょうか。だから、ロパートキナの「白鳥の湖」にとって、この第3幕が最も大切な幕ではないかと思います。
しかし、この振り付けの第3幕は不満です。上述のようにハッピーエンドでなきゃいけないので、それは良いのですが、流れるような、それでいて整然と美しい隊形を造るコール・ドをもっともっと長く観たいのと、ロットバルトともっと長く熾烈に戦ってほしい、ということで。

naomiさん

演劇をやっていらしたのですね~ 未知の世界です!
スタニスラフスキー・システム。初めて聞きました。演じる方法にもメソッドがあるんですね。なるほどー。

上野さんの黒鳥を今年の世界バレエフェスで見まして、大変がっかりしまして。個人的好みかもしれませんけど。私には彼女がまだ決まり通りに踊っているように見えました。決めポーズを研究してそれにかけるのも悪くはないとは思いますが、その間の「間」こそが真髄と思うのですけれど・・「間」こそが私が出会いたいものなんです。無限に通じると思うんですよね。

確かに、以前見た吉田都さんのバヤデールは、そういえばすばらしかったです。キラキラと何かを発していて驚いてしまいました。日本人というだけで決めてはいけませんね。やっぱり個人の力量なのでしょうかね。

よしゅさんのおっしゃるようにロパートキナの3幕最後は本当にすばらしかったです。音楽の時間制限もあるしあれだけ短い箇所なのに、信じられないくらい心理が語られていました。物語が終わらず未来につなげられていましたもの。すばらしいです。

よしゅさん、こんばんは。

こちらへのお返事が遅くなって申し訳ありません!
>ロパ様は「人間として生きることの素晴らしさ」をこのバレエのメッセージとして締めくくっているのではないでしょうか。だから、ロパートキナの「白鳥の湖」にとって、この第3幕が最も大切な幕ではないかと思います。

素晴らしい!そう、それです。上手く表現してくださいました。彼女は一見クールですが、笑った時の顔が本当に温かく可愛らしくて、人間として生きることができる歓びに溢れていましたね。3幕こそが白鳥の湖の大事な幕として表現できること、それがこの作品本来の姿なのだと思います。悲劇版ではない終わり方をするとしたら、それはやはりそういうメッセージがこめられていないと。

ロットバルトとの戦いは、案外あっさりと終わってしまうんですよね。それは確かに物足りない感じはします。白鳥の湖は色々な人が振付けていますが、本当に完璧な版っていうのはないかもしれませんね。

Keyさん、こんにちは。

お返事が遅くなり申し訳ありません。
演劇やっていたと言っても、地元でアマチュアの演劇サークルに入ってただけで、しかも私は致命的に日本語の発音がおかしいので、台詞のある役はあまりやりませんでした。でもスタニフラスキ・システムの勉強はとても楽しかったです。

そう、あの世界バレエフェスティバルでの上野さんの黒鳥はがっかりでしたね・・・友達に以前、ジョゼ・マルティネスとの映像を貸してもらって見たのですが、白鳥はそれはそれは酷いと思いましたが、黒鳥はそれに比べればそんなに悪くなかったと思っていました。それだけに、生であれを観てびっくりでした。何しろ、流れというものが一切なくて、とてもカクカクしていて、音楽を無視していて・・・間というものは一切考えていなかったですよね。吉田都さんは、本当にその逆で、すごく大変なことを、なんてことのないように踊っていて、しかも音楽性も素晴らしいんですよね。その裏にはもちろんものすごい努力があったかと思いますが、スーパーバレエレッスンを観ていて、日本のバレエ教育では都さんのようなダンサーは生まれないのかも、とちょっと思いました。

naomiさん こんばんは。

自分で体験してみるって本当に楽しく、また学ぶことも多いですよね。私も自分の身体で感じてみることが大好きです。

上野さんは本当にオドロキました。世界バレエフェスティバルだっただけに余計に目だってしまっていたような。あれを見るのが苦しく、こんなにプロポーションが良くても日本人はだめかと刷り込まれてしまいました。払拭せねば。都さんは本当に流れるような踊りですものね。実は都さんのスーパーバレエレッスンは一度も見なかったのです。興味はありましたが、友人に見せてもらったテキストの生徒さんたちの写真で、すでにげんなりしてしまって。これは見てもがっくりくるからやめとこうと思いまして。もったいなかったかな。でも都さんが伝えようとしても、そこまで受け取れる人がいるのかと懐疑的になる写真だったものですから。日本のバレエ教育に限界があるのかもしれませんね。もっと感じて踊るアプローチを試みる人は日本のバレエ界にはいられないのかしらと思ってしまいます。

keyさん、こんばんは。

今度上野さんとフリーデマン・フォーゲルの「ジゼル」のDVDが出るので、海外の某ダンサーに買って来て欲しいと頼まれているのですが、これを見せていいものか悩むところです・・・

そして「スーパーバレエレッスン」ですが、都さんの模範演技は素晴らしかったので、それだけは大いに観る価値があると思います。特に1回目の「ジゼル」と、最後の4回の、ロバート・テューズリーとの「ロミオとジュリエット」については、感動的でした・・・今の若いダンサーはみなさん、大変手足も長くてプロポーションは素晴らしいのですが、いくら見た目がきれいでも、都さんのような表現力を身につけるのは日本では無理だわ、と思った次第です。(でも、表現以前に、基礎がなっていない人が多かったのがまた残念でした。もちろん、「ロミジュリ」の生徒の伊藤友季子さんだけは、主演を何回もしているので、生徒の中では別格でしたが。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 11/30 マリインスキー・バレエ「白鳥の湖」短評 | トップページ | 新国立劇場バレエ団2010/2010ラインアップの一部速報 »