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« 映画館でバレエを楽しむLivespire | トップページ | 11/30 マリインスキー・バレエ「白鳥の湖」短評 »

2009/11/30

ラトマンスキーがABTのために新作「くるみ割り人形」を振り付け

ABT常任振付家、アレクセイ・ラトマンスキーがABTのために新しい「くるみ割り人形」を振り付け、2010年12月にニューヨーク、ブルックリンのBAM(ブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック)で初演するそうです。
 
 
BAMでの上演契約は5年間で、最初の年は2週間、将来的には4週間の上演を予定しています。
ABTの大物スポンサーの寄付により、これは実現しました。
 
ニューヨークの冬の風物詩としては、NYCBによるバランシン版の「くるみ割り人形」が有名で、毎年チケットが売り切れるほどの人気です。
 
ところが、冬はメトロポリタン・オペラがオペラ用に使用されていることもあり、ABTはNYでは公演を行わず、「くるみ割り人形」はワシントンのケネディセンターで上演されていました。
 
現行のABTの「くるみ割り人形」は、芸術監督ケヴィン・マッケンジー振り付けによるもので、正直あまり評判の良いプロダクションではありません(まーマッケンジーの振り付けで評判の良いものは聞いたことがありませんが)。
 
それが、現在もっとも評価の高い若手振付家の一人であるラトマンスキーによる新作ということで、期待が高まりますね。ラトマンスキーは、デンマーク・ロイヤル・バレエのために「くるみ割り人形」を振付けたことがありますが、今回の作品はまったく違ったものとなることとなると彼はコメントしています。
 
また、冬の間もブルックリンとはいえ、ABTがNYで公演するということでファンには嬉しいお知らせです。
 
さらに、150人のABT付属ジャクリーン・ケネディ・オナシススクールの生徒たちが舞台に出演するチャンスもできるし、ツアーをしなくてすむために経費的にも助かると、この「くるみ割り人形」はいいこと尽くめのプランのようです。

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ABT(アメリカン・バレエ・シアター)」カテゴリの記事

コメント

こんにちは、ご無沙汰してました。。。お元気ですか?
ABTのくるみ割りは見たこと無いし、来年から新しい振り付けでのくるみなんて。。。とても楽しみ!!
いや~~~、冬は冬でAlvin Aleyで大忙しの私なんですど 来年は更に忙しくなりそうです。。。そしてお金もSaveしないとじゃないですか!? 
なおみさんも是非機会を作ってABTのくるみ見に来てくださいね。

ちょっとBAMまで行くのはしんどいけど。。。。王子様に会いになら頑張ります。

takakoさん、こんにちは。

私もABTの現行のくるみ(マッケンジー版)は見たことがないのですが、ABTのファンの間にもあまり評判が良くなかったみたいで、ラトマンスキーによるプロダクションになるのは嬉しいですね。
今ちょうどアルヴィン・エイリーの公演期間中なんですね!いいな~。今日本でもクラシカ・ジャパンというCS放送で、エイリーの作品の特集を放送しているんですよ。
しかし、まずは2週間、それから毎年1週延びて4週間も上演してくれるなんて、とーっても嬉しいですが、NYに住んでいたらいくらお金があっても足りないかもしれませんね(笑)機会があれば私もぜひ見てみたいです。

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