BlogPeople


2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

ブログパーツ

  • HMV検索
    検索する
無料ブログはココログ

« クラシカ・ジャパンの今後のバレエ放映予定 | トップページ | ユニバーサル・バレエの「オネーギン」動画/シュツットガルト・バレエの中国公演関係 »

2009/09/17

サンフランシスコ・バレエの中国公演 San Fransisco Ballet in China

9月22日から10月3日まで、サンフランシスコ・バレエは初めての中国公演を行います。

10月1日が中国の国慶節(建国記念日)で、今年は60周年ということで大規模な祝賀行事が予定されている上、大型連休となっているようです。さらに、このツアーは中国と米国の国交開始30周年記念行事の一環とのこと。上海の上海大劇院と北京の国家大劇院で公演は行われ、10月1日は北京でミックスプロが上演されます。記事によると、蘇州でも公演は予定されていたものの、国慶節の行事で劇場が押さえられていたので、キャンセルになってしまったとのこと。

サンフランシスコ・クロニクルに掲載された、ツアーの準備の話がとても興味深かったです。
http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2009/09/15/DD4S19MVS3.DTL

今シーズンから、元ロイヤル・バレエのブルース・サンソムがサンフランシスコ・バレエの副芸術監督になったそうですね。そしてミックス・プロのほかに上演されるのは、芸術監督ヘルジ・トマソン振付の「白鳥の湖」なのですが、今年新しく振付けられた作品ではなく、1988年版が上演されることになったので、リハーサルが大変だったようです。7月には、衣装や舞台装置が中国に送られました。

木曜日にサンフランシスコを出発するダンサーたちが、荷物の中に何を入れているかと言うと「チップスとサルサソース、それにClif bars(オーガニックのエナジー・バー:カロリーメイトみたいなもの)」だそうです。初めての街に出かけるとき、一番困るのが食べ物で、食事できるところがどこにあるかわからないので、これらのモノは必需品だそうで。それは中国に限った話ではなく、シカゴのように米国内でも、適切なレストランが見つけられなくて困ったことがあったようで。

また、時差ぼけを防止するために、フライトに慣れているダンサーは、ノイズキャンセル機能つきのヘッドホン、むくみ防止のストッキングなどを用意していくそうです。そして到着した朝にはいきなりクラスレッスンを行うとか。

プリンシパルのパスカル・モラは9月始めに公演のために日本に来ていたそうで、飛行機を降りたらすぐに動くことが大切と語っています。血の流れを良くして、汗を少しかけば疲れが取れるとのことです。

記事には、バレエ団のスケジュールも記載されています。

9月17日木曜日に上海に向けて出発し、金曜日に到着。土曜日はアメリカ領事館でレセプション。22日火曜日に上海でミックス・プロ(ヘルジ・トマソン、バランシン、エドワード・リャン、クリストファー・ウィールダンらの作品)、23日から25日までは「白鳥の湖」公演。
29日に北京に移動してレセプション、1日にミックス・プロ、2日、3日が「白鳥の湖」、そして4日と5日は北京観光をして、5日にアメリカ大使館でレセプション、6日にサンフランシスコに戻るそうです。

サンフランシスコ・バレエの看板プリンシパル、ヤンヤン・タンにとっては、サンフランシスコ・バレエと共に中国に来るのは初めてという凱旋公演となります。

http://www.asianweek.com/2009/09/04/yuan-yuan-tan-returns-to-china-with-sf-ballet/
なお、この記事によれば、ヤンヤン・タンは来年3月にサンフランシスコ・バレエで初演されるジョン・ノイマイヤー振付の「人魚姫」を踊るそうです。

今回のツアーは97人のダンサーが参加し、もちろん、世界バレエフェスティバルで人気となったマリア・コチェトコワも出演する予定です。

 ***

余談ですが、今日の毎日新聞の夕刊に、三浦雅士氏による世界バレエフェスティバルの舞台評が載っていました。もっとも強い印象を残したのは、シュツットガルト・バレエのマリア・アイシュヴァルトとフィリップ・バランキエビッチによる「オネーギン」と「じゃじゃ馬ならし」だったとのことで、写真も「オネーギン」です。彼の好みを考えればそれは順当なところでしょう。

ところで、目を疑ったのは、この評の最後。「ガラの最後を飾ったのは上野水香とマッカテリの『ドン・キホーテ』。世界のスーパースターに引けをとることなく踊りきった」って書いてあったこと。うーん、あまりにも手前味噌な話で、三浦氏、批評家の看板を下ろした方がいいんじゃないでしょうか。ポリーナ・セミオノワとフリーデマン・フォーゲルが初々しいとか、ザハロワは往年のギエムを髣髴させるとか書いていますが、そういう見方をしている人はあまりいないと思います…。感想は人それぞれとは思いますし、ブログなどでは何を書いてもいいと思うんですけど、一応全国紙に載った有名な批評家による評がこれか、と思ってしまいました。

« クラシカ・ジャパンの今後のバレエ放映予定 | トップページ | ユニバーサル・バレエの「オネーギン」動画/シュツットガルト・バレエの中国公演関係 »

バレエ(情報)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« クラシカ・ジャパンの今後のバレエ放映予定 | トップページ | ユニバーサル・バレエの「オネーギン」動画/シュツットガルト・バレエの中国公演関係 »