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2009/09/05

NHK スーパーバレエレッスン 吉田都(2)「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」

第2回放送 2009年9月4日(金)
<ラ・フィーユ・マル・ガルデ>(アシュトン)-I 第1幕からバリエーション
生徒: 坂本春香

「スーパーバレエレッスン」の第2回は、「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」の1幕のリーズのヴァリエーション。このヴァリエーションはアシュトンらしい複雑なパでできていて、上半身をひねったり回転がたくさんあったり、本当に難しそうです。足が強くないと、上半身の動きに釣られてしまって不安定になるし、細かい動きが多いので油断するとすぐ音に遅れてしまいます。都さんのアドバイスはとても丁寧で、観ている側としても、こういうところに気をつけて踊らなくてはならないのね、と非常に勉強になるし面白いです。

今回の生徒役の坂本春香さんは、とても呑み込みが早くて、都さんに直すべき点を指摘されるとすぐに反応して直してきていました。でも一つ直したら、また別のところを直さなくてはいけなくなったりして。舞台や映像でこの作品を観ていると、とても軽妙で、一見そんなに難しそうに見えないんだけど、こうやってレッスンをしているところを見ると、実際にはめちゃめちゃ大変だというのがわかります。坂本さんは細くて手脚も長くとてもプロポーションが綺麗だし、回転などのテクニックも非常にしっかりしているんだけど、若干背中などが硬いのかも知れません。このレッスンの中で、指導を受けてみるみる良くなっていっているのは目に見えてよくわかりました。番組の最後で、「普段このような指導を受けることがないので、とても勉強になりました」と語られていましたが、都さんによるメソッドがこうやって若い人に受け継がれていくのは、素晴らしいことですよね。

印象的だったのは、一つは上半身を左右にひねりながら客席の方に目線を送る時の上半身の使い方と、ストゥニュー。ストゥニューのときに5番の入り方が甘いと指摘されていたこと。自分自身もアレグロの稽古で、先生にストニューはちゃんと真ん中に集めてから回ることって注意されるので、ちょっと身につまされる思いです。(レベルはもちろん全然違いますが)

今回は都さんの模範演技がなかったのがちょっと残念だったのですが、放送時間を目一杯使って都さんはみっちりと指導し、身体を使ってお手本を見せながら細かく指導していきました。お手本のために都さんが動いて見せるところが、とてもきっちりと正確でメリハリが利いているし、上半身の動きも繊細でとても美しいのですよね。次回も「ラ・フィユ・マル・ガルデ」(2幕のマイムのところ)とのことなので、その時には模範演技を踊ってくれると嬉しいのですが。

この作品、都さんにとってはとても思い出深い作品だそうで、ロイヤル・バレエ・スクールに留学して初めて観て「こんなに楽しいバレエがあるなんて!」と思い、留学生活になかなかなじめずに悩んでいた時にこの舞台を観て、とにかく面白くて楽しくて、涙が出てしまうほどだったと語られていました。リーズを踊ったのがレスリー・コリアで、本当に素晴らしくて、都さんは何回もこの作品を観に通ったそうです。その思い出を語るときの都さんは、目をキラキラさせていて、本当にこの作品が大好きなんだという思いが伝わってきて、じーんとしました。

来年のロイヤル・バレエの来日公演で、「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」の公演も予定されていますが、都さんがリーズを踊ってくれたらとても嬉しいのですが。

****

テレビ放映といえば、お友達に教えてもらったのですが、来週こんな番組があります。

世界ふれあい街歩き
9/11(金) 22:45~23:30
NHK総合

人口約160万、ドイツ最大の港町ハンブルクは、北海に注ぐアルスター川の交易で昔から栄えてきた。別名「橋の街」と言われるほど橋が多く、その数は2500! アムステルダムやベネチアも及ばぬヨーロッパ随一の多さである。第二次世界大戦で空襲にあったが、今ではかつての石造りの町並みが復活。船乗りのための教会や老舗(しにせ)のコーヒー店、若者の集まる地区など、水路と人々を巡る街歩きが楽しめる。

ハンブルク・バレエのふるさとを取り上げるのですから、必見ですよね。(2007年の夏にハンブルクに行って「ニジンスキー」他を観たし)


ところで、ほぼ同じ時間のNHK教育テレビでは、

芸術劇場
http://www.nhk.or.jp/art/current/drama.html#drama0911
9/11(金) 22時30分~25時00分
情報コーナー「現代劇版「桜姫」の魅力に迫る」
劇場中継「桜姫~清玄阿闍梨改始於南米版」

<原作> 四世 鶴屋南北 「桜姫東文章」
<脚本> 長塚圭史
<演出> 串田和美
<出演> 白井晃、笹野高史、大竹しのぶ、古田新太、秋山菜津子、中村勘三郎 、ほか <収録> 2009年6月23日  Bunkamuraシアターコクーン

この間観た舞台なので、こちらも見逃せないのですよね・・。

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バレエのTV番組」カテゴリの記事

コメント

今回のレッスン、鑑賞専門な私にも凄く勉強になるなと感じるものでした。
アシュトンの上半身の使い方って本当に独特なのですね。
生徒役の方も良かったけど、どうせならリーズを踊ったことがある伊藤さんならと思ってしまいました。

街歩きは面白い番組ですよね。私も良く見ています。
昨日はセネガルでした。予告編で次回はハンブルグと知って、私も思わずnaomiさんを思い出してしまいましたhappy02

世界ふれあい街歩き 「ハンブルグ」は依然見たことがあるので再編集でしょうか。コーヒー屋さんがたくさんのコーヒー鉢植えを作ってたり、船がそのまま教会になっていて、船に関連した用具?を巧みに使っていましたよ。今度は録画しようと思ってます。

えりさん、こんにちは。

このスーパーバレエレッスン、鑑賞専門でも面白いですよね、バレエの見方がよくわかって。アシュトンってやっぱり踊るのが難しいんだというのがわかりましたよね、独特の上半身の使い方とか。
伊藤友季子さんもリーズ役を踊っていたんですね。以前、橘るみさんが踊ったのは見たことがあったのですが。

セネガルの回は、ベジャールファンの友達が喜んでいました(ベジャールの「80日間世界一周」に出てきたセネガルと同じだったみたいです)。この手の番組、私も好きなんですが、チャンネル権がないのでなかなかリアルタイムで観られないんですよね。

shioさん、こんばんは。

この番組、再放送なんですね~。ハンブルクなんて、なかなか取り上げられることが少ない街だから貴重ですよね!港がある地区はとても素敵なんですよね。観たいけど裏番組があるので、見る方法を思案中です。

naomiさんこんばんわ。
私も今回は無事に鑑賞出来ました。
アシュトン作品の独特な上半身の使い方に脚さばき、都さんがとても好きだと言うラ・フィーユ・マル・ガルデ!
私は鑑賞した事がないので、来年のロイヤルバレエの公演では是非とも見て見たいと思いました。
次回は、マイム編ですね。今回は模範演技がなかったので次回を楽しみにしてます。
あと、NHK様に再放送の問い合わせをしてみたら来期にする予定と回答が来てました。
もっと早くして頂きたいなぁ・・

冬の星座さん、こんばんは。

無事にご覧になれたのですね!でもこの回は都さんの模範演技がなかったのが残念でしたよね。アシュトンの身体の使い方がすごく良くわかりましたよね~。私も、「ラ・フィユ・マル・ガルデ」は生の舞台では、何年か前に牧阿佐美バレエ団で橘るみさんが主演したのを見ただけなのです。マリアネラ・ヌニェス主演のロイヤルのDVDはとても良いですけどね。
NHKに問い合わせをしてくださったのですね!こうやって要望が増えれば、もう少し早くやってくれるのかしら。いずれにしても、いつかは再放送があるということは、ちょっと嬉しい話です。

naomiさん、こんばんは~。。

こちらで教えていただき、
都さんの、録画して毎回楽しみに観ています。
ほんと、今回模範がなくて残念です。
毎回入れてほしいです。

きのう、スーパーでレジ待ちしてたら、
ラックに家庭画報があり、紀信さんが都さんを撮り下ろした
素敵な写真やインタビューがありました。
あまりの重量に手首がつらくなり、
一瞬の立ち読みで置いてきちゃいましたが、
少女のような都さんのショットが見られました。

さるしっちゃーさん、こんばんは。

無事ご覧になれているのですね♪そう、今度こそは模範演技、映して欲しいですよね~。都さんのリーズの映像はないはずなので・・・。

家庭画報、私も立ち読みしました!立ち読みするにも手首が疲れる本なのですよね。写真があまりにも素敵だったので、一瞬買いそうになりましたが。

ご存知かもしれませんが、朝日新聞に載った記事がWebでも読めます。
http://globe.asahi.com/breakthrough/090907/01_01.html

naomiさん

わあ。この記事、知りませんでした。
ありがとうございました!!

さるしっちゃーさん、こんばんは。

この都さんの記事、いいですよね!彼女のように頂点を極めたような人が、このように謙虚なのがすごいです。いい意味での控えめさというか、慎ましやかさがありますよね。
彼女の真面目でひたむきな人柄は、踊りにも出ていると思うんです。写真のシンデレラなどは、本当にハマり役でしたよねlovely

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