アマレーナ11月号ロベルト・ボッレ撮影の舞台裏/FIGARO JAPONのオペラ座特集/「パリ・オペラ座物語」発売
扶桑社から出ているイタリアを中心とした女性誌「amarena」の編集部ブログで、10月7日発売の11月号のバレエ特集に掲載されるロベルト・ボッレのインタビュー&撮影の舞台裏の様子が載っていました。
http://amarena.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-841b.html
スタジオに入ってからメイクをしてポーズをとり、写真を確認するまでのロベルトの様子の写真が載っていて、雑誌の発売が楽しみです。
インタビューの内容は、ジョン・ノイマイヤーが彼のために作る新作バレエ『オルフェウス』について、そしてアメリカでの最近の活躍についてなどだそうです。ロベルト、日本にも来て欲しいですよね。2011年予定のABT来日公演では来てくれるかしら。
実はお友達がこのインタビューをしておりまして、他にポリーナ・セミオノワとパロマ・へレーラのインタビューが載る予定だそうです。
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FIGARO JAPONのNo396、10月5日号には、映画「パリ・オペラ座のすべて」の紹介記事と、フレデリック・ワイズマン監督、そして世界バレエフェスティバルで来日していたマチュー・ガニオ、ローラン・イレール、アニエス・ルテステュ、ジョゼ・マルティネスのインタビューが載っています。
「パリ・オペラ座のすべて」の最初の方で、ウェイン・マクレガー振付の「ジェヌス」リハーサルシーンがあります。マチュー・ガニオとマチアス・エイマンの男性二人によるパ・ド・ドゥの振付指導シーンが印象的なのですが、実際の作品にはこのシーンが現れなかったそうなので、とても貴重ですね。また、この映画でゲネプロ映像が流れる作品6つの紹介があるのが親切です。「くるみ割り人形」や「パキータ」はともかく、他のコンテンポラリー作品はなかなか目にする機会ないので、予習できると観る楽しみも増えるというものです。
あと、ジョゼ・マルティネスがローザンヌ・コンクールに入賞した時には、ABTに入団しようと思っていたというエピソードが面白いです。オペラ座のエレガンスと多様性を象徴するようなジョゼがABTにいたらどうなっていたのでしょうか?また、「シンデレラ」の継母役を踊る時には、一ヶ月くらい女性ダンサーとポアントでクラスレッスンを受けるそうです。来年の来日公演で、ジョゼの継母役が見られると良いですよね。
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このFIGARO JAPONで連載されていた「パリ・オペラ座物語」が書籍化されます。それも、連載内容だけでなく、第二部ではマチュー・ガニオのインタビューがフィーチャーされるそうです。
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コメント
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naomiさん、こんばんは!
「amarena」って全然面白くないので買う気になれませんが、なぜーかちゃんとバレエ&ダンスに毎号1ページくらい割いてくれていますよね。ついにバレエ特集ですか。ボッレとポリーナちゃんはわかるとしても、ヘレーラという人選は謎。かえって興味がわいてきました。発売日が楽しみです。
投稿: shushu | 2009/09/24 00:09
shushuさん、こんにちは。
今は雑誌は本当に厳しい時代ですよね。私も以前は仕事の関係もあって女性誌やカルチャー誌などすごく買っていたことがありましたが、最近はFIGAROくらいしか読んでいなかったんですよね。amarenaは創刊号のスカラ座の衣装の記事がなかなか面白かったのですが、最近は読んでいなかったんです。友達から彼女がしたインタビューが載る予定だと聞いた次第で・・。
パロマ・へレーラはジュリエット役はすごく良いんですよね。今のABTのジュリエットだったら、シオマラ・レイエスと彼女が良いと思います。弁護士の旦那様がツアーなどにもついてきたりして、とても素敵なカップルなんです。
再来年だと思いますが、今度のABTの来日はロミジュリを持ってきて、ロベルト・ボッレも出演するといいなと願っています。
投稿: naomi | 2009/09/24 01:55