8/1 第12回世界バレエフェスティバルAプロ World Ballet Festival Program A
第12回世界バレエフェスティバル [プログラムA]
8月1日(土)15:00開演 会場:東京文化会館
最後のカーテンコールに並んだ出演者を見ると、ものすごく豪華だし、全体的なレベルはすごく高かったのだけど、強烈に心に残るような作品とか、サプライズはなかったような気がします。マイヨー振付、ベルニス・コピエテルスとジル・ロマンが出演した「フォーヴ」が変わっていてユニークで面白かったです。ベルニスって本当に女神のように美しいですね。
■第1部■ 15:00~16:25
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」 Tchaikovsky Pas de deux
振付:ジョージ・バランシン/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
マリア・コチェトコワ ダニール・シムキン Maria Kochetkova (San Fransisco Ballet) & Daniil Simkin (American Ballet Theatre)
トップバッターは「ドン・キホーテ」全幕で沸かせた若手ふたり。小さくて可愛くて、この演目の衣装が似合うこと。バリシニコフが踊った映像や、前回のNYCB来日公演で踊ったアンサネッリ、それにコジョカルの印象が強く、小柄でかわいいダンサーが風のように踊るイメージがあり、そういう意味でもぴったり。2003年のバレエフェスで、コジョカルと踊ったアンヘル・コレーラがやらかしたので、シムキンもそうなるかなと期待していたけど、意外と正統派だった。とにかく彼の踊りはふわっと軽やかなんだけど、音楽がゆっくりめだったのか、疾走感は感じられなくて、エレガント。ブリゼ・ボレの繰り返しを三回行ったけど、その時の足先の動きが精緻で素晴らしかった。コチェトコワは小柄な身体を生かしてきびきびした動き。しっかりと引き上げられていて、足音はまったくさせず、テクニックが強いという印象。場内を温める役割はしっかりと果たした爽やかなふたりに思わずニコニコ。
「くるみ割り人形」より "ピクニック・パ・ド・ドゥ"Nutcracker Picnic pas de deux
振付:グレアム・マーフィー/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
ルシンダ・ダン ロバート・カラン Lucinda Dunn & Robert Curran (The Australian Ballet)
マーフィ版の「くるみ割り人形」の1幕からの抜粋で、葦笛の踊りの曲を使用。ルシンダ・ダンはちょっとクラシックなドレスを着用している。ピクニックの最中という設定。リフトを多用した踊りなのだけど、すごく短い抜粋で、あっというまに終わってしまった。嵐が来て、二人は頭の上に雨よけの布をかざして去っていって、それで終わり。マーフィ版の「くるみ割り人形」ってすごく面白い作品だし、楽しみにしているんだけど、今回のはちょっともったいない。
「海賊」 Le Corsaire
振付:マリウス・プティパ/音楽:リッカルド・ドリゴ
マリアネラ・ヌニェス ティアゴ・ソアレス Marianela Nunez & Thiago Soares (The Royal Ballet)
マリアネラは、改めて素敵なバレリーナだと思った。キラキラ感があるし、テクニックも強いけど押し出しはそれほどではなくて品がある。サポートつきピルエットなど、ほとんどサポートされていないも同然の状態なのに回る回る!7回くらい平気で回っていたし、グランフェッテの回転も余裕たっぷりだった。マリアネラの華やかさに対して、旦那様のティアゴはちょっと分が悪い。引き締まった体躯はアリの衣装がとてもよく似合うし、腕が長くプロポーションには恵まれているのだけど、案外跳躍が低く、背中も硬そうだ。彼はクラシックバレエを学ぶ前は、サーカスやヒップホップをやっていたそうで、14歳でバレエを始めて18歳の時にはコンクールで賞を取れるまでなったとのこと。去年の「眠れる森の美女」で観たときは悪くなかったから、調子悪かったのかしら。
「エラ・エス・アグア ‐ She is Water」ELLA ES AGUA
振付:ゴヨ・モンテロ/音楽:コミタス、クロノス・カルテット
タマラ・ロホ Tamara Rojo (The Royal Ballet)
下手にある鏡の上に、肌色レオタードのタマラが横たわっては手足をくねらして、鏡に映っている姿と合わせて、まるで蜘蛛のようだ。(が、ここはヴィシニョーワがBeauty in Motionで踊った「FLOW」という作品のパクリっぽい印象)実は私は最前列で観ていたので、床の上に横たわる系の演目がすごく観づらかった。やがて、上からドレスが降りてきてタマラはそれを着用。着用する時にちょっと手間取っていた。まとめていた髪もいつの間にか解いている。長いドレスの裾をはためかせて走ったかと思うと、最後にはその裾をまるでヴェールのようにかぶって、うずくまる。タマラはすごく何かを表現したいという欲求が強いのはわかるのだけど、この作品ではちょっと空回りしている感じがした。でも、彼女の存在感の強さは伝わってきた。上階から見ていた友達は、上からだと面白かったよって言っていた。
「くるみ割り人形」The Nutcracker
振付:レフ・イワーノフ/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
ヤーナ・サレンコ ズデネク・コンヴァリーナ Iana Salenko (Berlin State Opera Ballet) & Zdenek Konvalina (National Ballet of Canada)
赤ちゃんを産んで復帰していたヤナ・サレンコは髪を真っ赤に染めていた。彼女も可愛いしうまいバレリーナだと思うけど、このスター軍団の中ではどうしても埋没しちゃう感じ。金平糖の精のヴァリエーションは、ひと一倍キラキラ感が必要な演目だし。コンバヴァリーナ君は、実に良かった。若干踊りは重いのだけど、着地は常に綺麗な5番だし、ピルエット・ア・ラ・スゴンドも軸がまっすぐで脚が良く伸びていてきれい。すごく良いダンサーだと思うんだけど、どこか垢抜けないのがもったいない感じ。
「コッペリア」 Coppelia
振付:アルテュール・サン=レオン/音楽:レオ・ドリーブ
アリーナ・コジョカル ヨハン・コボー Alina Cojocaru & Johan Kobborg (The Royal Ballet)
幕が開いたら、二人ともとても地味な衣装。コジョカルの衣装は、まるで1幕のジゼルのようである。しかも、アダージョの曲が聞いたことがないメロディだし。ところが、パフォーマンスは素晴らしかった。怪我から無事復帰したコジョカルは、長いバランスを見せてくれて、さらにすごいのが、アティチュードバランスをして腕をアンオーにして、そのままアティチュードの脚を伸ばしてアラベスクにするという技を何回も見せてくれたこと。さりげなく上手い!ヴァリエーションやコーダは、通常の「コッペリア」と同じだった。ヨハン・コボーの踊りもとても正確で軽く跳べており、いつも以上に調子が良さそう。なによりも、ラブラブなオーラが漂っていて、幸せを分けてもらったような気になるほど。
■第2部■ 16:45~17:55
「ジゼル」より第2幕のパ・ド・ドゥ Giselle pas de deux from Act2
振付:ジャン・コラーリ、ジュール・ペロー/音楽:アドルフ・アダン
上野水香 マチュー・ガニオ Mizuka Ueno (The Tokyo Ballet) & Mathieu Ganio (Paris Opera Ballet)
怪我のためにずっとオペラ座の舞台から遠ざかっていたマチュー。日本は特別だから、ということで出演してくれたようである。通常ガラでジゼルが上演される場合には、十字架の前に二人が立っているところからのパ・ド・ドゥだ。だが、今回は、百合の花を抱えてアルブレヒトが森の中に入ってくるところから始まる。歩いているだけでも、マチューは本当に麗しい。マントからは紫色のタイツに包まれた脚が覗く。ジゼルの墓の前に倒れこむと、ジゼルの気配が。というところから、通常のパ・ド・ドゥへ。マチューは怪我をしている状態で来ているので、踊りは抑え目にしていたけど、実にノーブルで美しく、自責の念に苦しむ貴公子だった。ヴァリエーションの最後に倒れこむところは、一気にばたっと倒れるのではなく、跪いて、両腕を交差させるところで終わる。このほうが脚への負担が少ないんだと思う。だが、一途な愛をジゼルに捧げているのは良く伝わってきた。
さて、上野さんのジゼルはというと、感情を一切見せない、能面のように無表情だった。死してなお残したアルブレヒトへの思いが、ウィリの姿となっているというのがわからなかった。踊りが重くて浮遊感がない、パとパのつなぎ方が良くない。腕が長いので雰囲気は出ているんだけど、それでもやっぱり重たい。カーテンコールでも、一生懸命マチューが彼女に気を使っているのに、上野さん気がつかなかったりしているんだもの。
「クリティカル・マス」Critical Mass
振付:ラッセル・マリファント/音楽:リチャード・イングリッシュ、アンディ・カウトン
シルヴィ・ギエム ニコラ・ル・リッシュ Sylvie Guillem & Nicolas Le Riche (Paris Opera Ballet)
まるで普段着のようなシャツにパンツを着用したシルヴィとニコラ。シルヴィは髪を後ろで無造作に束ねていてユニセックスな雰囲気。並んで立つ二人が、ほぼ上半身だけを左右対称に動かしていて、「Two」のデュエット版のようだ。最初はゆっくりだった動きがどんどん加速して闘争のように激しくなる。
緊張感あふれてスリリングな作品ではあるけど、上半身のシャープな動きが雄弁なシルヴィとニコラ以外のダンサーだったら、退屈かもしれない。古典パ・ド・ドゥだけでは飽きてしまうので、こういう作品を上演するのは大賛成。
「ライモンダ」より第3幕のパ・ド・ドゥ Raymonda pas de deux from Act3
振付:マリウス・プティパ/音楽:アレクサンドル・グラズノフ
マリア・アイシュヴァルト フィリップ・バランキエヴィッチ Maria Eichwald & Filip Barankiewicz (Stuttgart Ballet)
シュツットガルト・バレエのレパートリーに「ライモンダ」ってあったんだ、と演目が決まった時に意外に思ったものだった。バランキエヴィッチも、アイシュヴァルトも、古典のテクニックがしっかりしているダンサーだから、安心して観ていられた。衣装がレッドとゴールドを基調にした派手でちょっとエキゾチックな色彩感覚だったので、誰がデザインしたものなのか興味津々。
アイシュヴァルトは貫禄があってお姫様というより女王様、お顔の雰囲気もちょっとステパネンコに似ているし。ヴァリエーションは手を打ち鳴らさないロシアン・パターンで、私は断然手を鳴らさないほうが好きなので嬉しかった。手を鳴らさないほうが、手の優雅な動きが出て綺麗だと思うし、手の音は耳障りだし。さすがは旧ソ連のカザフスタン出身の彼女。アイシュヴァルト、途中までは安定感も抜群だったし、バランスも長い時間とっていたけど、ヴァリエーションの途中で体制を崩してしまったのはちょっと惜しかった。でも、堂々としたプリマの踊りを見せてくれたと思う。
バランキエヴィッチは、長身で脚が長く、ヴァリエーションがダイナミックに決まってカッコよかった。シュツットガルト現地にて眠りの王子で観た時には、ワイルド系の彼は王子キャラが似合わないと思ったけど、ジャンは騎士なのではまり役。トゥールザンレールもきれいに5番に着地してくれていた。マネージュで着地するときに、ハンガリー風に腕を頭のところに持っていくポーズがなんだか可愛かった。東洋風のしぐさが様になるのは、これまたさすがポーランド出身!
ところで、ライモンダのヴァリエーションでのピアノは、高岸さんだったのだろうか?なんだかミスタッチが多かった気がするのだけど。
「スカルラッティ・パ・ド・ドゥ」(「天井桟敷の人々」より)Scarlatti-pas de deux from Les Enfants du Paradis
振付:ジョゼ・マルティネス/音楽:ドメニコ・スカルラッティ
アニエス・ルテステュ ジョゼ・マルティネス Agnes Letestu & Jose Martinez (Paris Opera Ballet)
最初は暗い舞台の上で、無音の中、アニエスとジョゼが踊る。やがて少しずつ照明が明るくなり、下手にはピアノ。例によってこのピアノの演奏が壊滅的にひどくて、気を殺がれる。薄暗い中浮かび上がるアニエスとジョゼのシルエットがスタイリッシュ。そして少しずつ視覚に現れてくるアニエスによるデザインの衣装がファッショナブルで。長身の美男美女がポーズを取る姿は美しいんだけど、それが面白いかどうかはまた別の問題。「ドリーブ組曲」にも出てきた変則マネージュも登場したり、いろいろと工夫しているのはわかる。でも、全幕を観ていないと、これがどのシーンのもので、何を語りたいかというのもわからなければ、彼らが演じている役が何者かも良くわからなくて、今ひとつ楽しめなかった。ただ、カーテンコールで登場した二人は、もう惚れ惚れするくらい美しくてクールで、まさにスターの輝きを放っていた。
「ディアナとアクティオン」Diana and Actaeon
振付:アグリッピーナ・ワガノワ/音楽:チェーザレ・プーニ
シオマラ・レイエス ホセ・カレーニョ Xiomara Reyes & Jose Manuel Carreno (American Ballet Theatre)
難解な作品の後に、こういう古典のコンサートピースを観られるとホッとする。この間、「ルジマトフ&レニングラード国立バレエ&サンクトペテルブルグのソリストたち」ガラでもこの演目を観たのだけど、あの時の虎皮に赤パンツという悪趣味な衣装と打って変わって、ホセ・カレーニョの衣装はベージュ、シオマラ・レイエスの衣装も品のいいクリーム色。それにしても、ホセの肉体は今でも本当に美しくて、この衣装の似合うこと!神話の世界の住人に相応しい高貴さと野生。年齢を重ねるにつれて、少しずつテクニックの衰えが感じられてきたものの、まだまだ超一流であり、空中姿勢のエレガントさ、減速しながら惰性で回るピルエットの美しさは余人を持って代えがたい。全幕を踊る機会は減ってしまっても仕方ないけど、まだまだ踊ってほしいし、バレエフェスには欠かせないスターの一人なんだと思う。
先日のMETの「ロミオとジュリエット」では、少女そのものであり、可憐でその心にそっと寄り添いたくなるジュリエットを好演したシオマラ。小柄な彼女の、敏捷な踊りがディアナにピッタリ。フェッテもよく回ってくれた。シオマラちゃん、やっぱり好き!
「オテロ」 Othello
振付:ジョン・ノイマイヤー/音楽:アルヴォ・ペルト
エレーヌ・ブシェ ティアゴ・ボァディン Helene Bouchet & Thiago Boardin (The Hamburg Ballet)
音楽は、アルヴォ・ペルトの"Spiegel im Spiegel'(鏡の中の鏡)。白いゆったりとした薄手の長いドレスをまとったエレーヌ・ブシェのデズデーモナと、腰の周りに布を巻いているだけで美しい褐色の裸身のティアゴ・ボァディンのオテロ。どちらかといえば甘いルックスのティアゴが髭を生やしていてちょっとワイルド系。最初のうちは、並んだ二人が左右に体を揺らしているだけで、踊りというほどのものはないのだけど、エレーヌの立ち姿の美しさに惚れ惚れ。たっぷりとしたドレスを着ていても、彼女の身体のラインの美しさがよくわかる。途中でティアゴがエレーヌをリフトしたり、エレーヌの綺麗なアラベスク。デズデーモナが顔をそっとオテロの胸に寄せ、彼の腰の周りに巻いてある布を外していく。とても切なく痛ましいほど美しいシーンなのだけど、布から顔をだしたプリン、としたティアゴのお尻に、思わず目のやり場に困ってしまった。何しろ、一番前の席だったもので…。Tバックというかふんどし一枚になっちゃって、もう。その腰布を、自分の腰の周りに巻くデズデーモナ。この作品の全幕を観ていないので、どの部分からの抜粋なのかはわからないし、ガラで上演するには地味な、踊りともいえない踊りである。だけど、この短い抜粋だけで、「オテロ」の世界に観客を連れて行ってしまう二人のダンサーの力量は流石だ。
■第3部■ 18:10~19:25
「椿姫」より第1幕のパ・ド・ドゥ Die Kameliendame pas de deux from Act1
振付:ジョン・ノイマイヤー/音楽:フレデリック・ショパン
オレリー・デュポン マニュエル・ルグリ Aurelie Dupont & Manuel Legris (Paris Opera Ballet)
楽しみにしていた演目だったのだけど、オーレリーの役の解釈がいただけなかった。オーレリー、相変わらずとても美しいのだけど、表情が能面のようで硬く、ちょっと怖い印象を与えていた。心なしか、貫禄がついたというか重量感も出てしまったようで。スージン・カンがマルグリットを踊ったYT映像をあまりにも何回も観てしまったし、ハンブルク・バレエ来日公演でのジョエル・ブーローニュも素晴らしかった。彼女たちは、死の予感に怯えながらも、初めての純粋な恋に胸をときめかす愛らしい面も見せてくれたけど、オーレリーからは、その心の変化が見えなかった。こんな傲慢そうなマルグリット、初めて観たな、と。
ルグリの踊りはいつもながら端正で、隅々まで行き届いていた。アルマンがマルグリットの部屋に入ってくるとき、彼女にからかわれたのに呼応するように、わざと床に倒れこむところがあるのだけど、ものすごく勢い良く倒れて行って、ルグリさんったら若い!と思って微笑ましく感じた。ルグリさん、エレガントな中にも、若々しさが溢れていた。でもそんなルグリでも、オーレリーのリフトにはちょっと苦労していたところが見受けられた。去年、ガルニエでデルフィーヌ・ムッサンと踊ったときには、素晴らしく流麗なリフトだったというのに。繊細で気品のあるデルフィーヌのマルグリットも良かったなあ、と思わず遠い目。
「フォーヴ」FAUVES
振付:ジャン=クリストフ・マイヨー/音楽:クロード・ドビュッシー
ベルニス・コピエテルス ジル・ロマン Bernice Coppieters (Ballets de Monte-Carlo) & Gil Roman (Bejart Ballet Lausanne)
なんて表現していいのか、難しいところだけど、とにかく面白かった!こんな「牧神の午後」があったなんて。ベルニス・コピエテルスの、まるでサイボーグのような、人間を超越した美しさ。長身美脚、プラチナブロンドのショートヘアがちょうカッコいい。カッコいいのに、女らしくて、潔いエロスを感じさせる。木製の箱みたいなのが二つ並んでいて、これがいろいろ動いたりする。その箱には、一つにジル・ロマン、もう一つに、ベルニス。ベルニスの脚だけが先に出てくるのだけど、この脚の超絶的なエロ美しさは一体何?やっぱりベルニスは人間じゃないのかも。白いシースルーのシャツから白いブラジャーとパンツが透けて見える衣装も素敵。あまりの彼女の美しさに、さすがのジル・ロマンも形無し。いや、ジルくらいのカリスマ性があるダンサーだからこそ、なんとかもったのかもしれない。
「白鳥の湖」より"黒鳥のパ・ド・ドゥ"Black swan pas de deux
振付:マリウス・プティパ/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
スヴェトラーナ・ザハロワ アンドレイ・ウヴァーロフ Svetlana Zakharova & Andrei Uvarov (Bolshoi Ballet)
ずっとヨーロッパ的な作品が続いたので、このあたりで古典が観たい、と思ったときにちょうどザハロワとウヴァーロフ組に。やっぱり、これくらいの貫禄のあるロシアン・スターが出ていないと、世界バレエフェスティバルっぽくないと思う。ザハロワは必ずしも好調ではなかったようで、ピルエットでぐらついたり、フェッテの最後で踵をついてしまったりといったミスはあった。彼女だったら、白鳥の方がより魅力を発揮できると思う。それでも、圧倒的な造形美と場内を圧倒するオーラがあり、可愛らしくて、いつもよりちょっと邪悪なオディールは魅力的でたまらないものがある。グリゴローヴィチ版のオディールのヴァリエーションだったのが、また嬉しい。
ウヴァーロフも年を取ったなあ、と思ったけど、一つド根性を見せてくれた。コーダのリフトのところで、うまくザハロワを持ち上げられず、これは無理かな、と思った体勢からよっこらしょっと見事に高くリフトすることができたのだ。ロシア代表スターの意地を見た。
「カジミールの色」Kazimir's Colours
振付:マウロ・ビゴンゼッティ/音楽:ドミトリー・ショスタコーヴィチ
ディアナ・ヴィシニョーワ ウラジーミル・マラーホフ Diana Vishneva (Mariinsky Ballet) & Vladimir Malakhov (Berlin State Opera Ballet)
ビゴンゼッティのこの作品、すごく好きだし、今までにもガラなどで何回も観て来たのだけど、今まで観た「カジミールの色」とは同じ作品とは思えなかった。ヴィシニョーワ、凄い!強烈!見事に6つに割れた腹筋、しなやかな背中。プロットレスのコンテンポラリー作品なのに、ドラマティック。マラーホフがこんなに目立たないとは。でも、マラーホフも心なしか若々しく見えた。この二人がビゴンゼッティの作品を踊るのを、もっと観たいという期待が芽生えた。
それにしても、ベルニス・コピエテルス、スヴェトラーナ・ザハロワ、ディアナ・ヴィシニョーワ、ポリーナ・セミオノワと、この第3部はバレエ界最強の美女を集めた感がある。
「マノン」より"寝室のパ・ド・ドゥ"Manon Bedroom pas de deux
振付:ケネス・マクミラン/音楽:ジュール・マスネ
ポリーナ・セミオノワ フリーデマン・フォーゲル Polina Semionova (Berlin State Opera Ballet) & Friedemann Vogel (Stuttgart Ballet)
ポリーナは可愛いし、フリーデマンは朴訥そうで甘いのに、なぜかこの二人の「マノン」はしっくり来なかった。ポリーナも、どちらかといえば強さが前面に出てしまうバレリーナで、天然のファム・ファタルであるマノンは似合わないのだと思う。フリーデマンはデ・グリューの付け毛をつけていたけど、前髪が下ろしたままでなんだか髪型が変な感じだった。彼は今年ENBの「マノン」に客演してとても評判が良かったようだけど、まだ「マノン」全幕で共演していないポリーナとでは、すぐにはケミストリーが生まれないのだろう。そもそも、この二人の組み合わせが合わないような気がしてしまう。ポリーナは、もっとベテランのダンサーと踊ったほうがいい感じになりそう。
「ドン・キホーテ」Don Quixote
振付:マリウス・プティパ/音楽:レオン・ミンクス
ナターリヤ・オシポワ レオニード・サラファーノフ Natalia Osipova (Bolshoi Ballet) & Leonid Sarafanov (Mariinsky Ballet)
二人ともテクニックに関しては文句のつけようがない。サラファーノフは、従来の超絶技巧を見せ付ける踊りから、もう少しエレガントで余裕を持ったバレエになっていて、進化していると思った。マネージュの中に挟まれている、ひときわ高いアティチュード・アンレールの形が美しい。しかしサラファーノフのバジルも、オシポワのキトリも、今までさんざん観てきたので、たとえボリショイ&マリインスキーでの組み合わせで観ても、あまり新鮮味を感じなかった。オシポワはフェッテはトリプル一回で前半全部ダブル、後半も腰に手を置いてのダブルを取り混ぜていて、超余裕で回っていた。でも、ワシーリエフと踊っていたときにはそうは感じなかったのだけど、ここでの彼女の踊りがあまり品がない感じで、ちょっと好みとは外れていた。マリインスキーのダンサーと踊ったから、余計そう感じてしまったのだろうか?やっぱりバレエって芸術だから、テクニックが凄いだけでは、飽きてしまうということを改めて実感した。
指揮:ワレリー・オブジャニコフ
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
ピアノ:高岸浩子
ここまで書いて、疲れた~。
カーテンコールで集まったダンサーたちを見ても、これだけ綺羅星のごとく大スターが一堂に集結した公演はほかにはないだろう、って思った。この豪華さは、まるで餡子が尻尾まで詰まったタイヤキのようで、お腹いっぱい。それでも人間とは贅沢なもので、去年のキューバ国立バレエのペアのような、知られざる凄いダンサー、それと後世まで語り継がれるような名演を求めてしまう。まだAプロが終わったばかりだから、お楽しみはこれからかな。
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naomiさん、レポありがとうございます!私は明日観に行きます。長丁場なんですね。休憩時間にちょこっとつまめるような食べ物を持って行かなくては。東京文化会館は、自宅から近くて好きなんですが、スナックのメニューが少ないんですよね・・・。それにしても豪華なキャストですよね。私は椿姫と黒鳥が特に楽しみです!
投稿: ぶうた | 2009/08/03 23:02
ぶうたさん、こんばんは。
Aプロも最終日に行かれるんですね!きっと最後だからベストのできになるんじゃないかしら。
そう、東京文化会館はスナックの種類、少なくて困っちゃうんですよね。前に来た時は、サンドイッチが早々に売り切れて、食べるものが打っていなくて困ったし。以前は、上野駅の改札のそばにパン屋さんがあって、そこでサンドイッチとか買っていたのですが、なくなってしまってショックでした。時間がないと、改札内のコンビにくらいしなくて。
楽しんでくださいね!
投稿: naomi | 2009/08/04 03:07
naomiさん こんにちは
8/1の初日にバレエフェスデビューしてきました♪
naomiさんも初日だったんですねぇ。お会いしたかったです。
名前は知っていたけれどDVDですら観たことのない人、全く名前すら知らなかった人。やっぱり好きだなぁって確認した人。とても楽しみました。
初めてみた人の中で、バランキエヴィッチとコンヴァリーナの2人は、また観たいと思うダンサーさんでした。
コジョカルの長いバランス、マチューの美しいアルブレヒト、マリアネラのキラキラ感、等々・・堪能しました。
次は木曜日の「白鳥」、土曜日のにBプロ、コジョカルの「眠り」と私のバレエフェスは続きます(笑)ガラは抽選に外れてしまったので、naomiさんのレポを楽しみにしていま~す。
余談ですが、8/1の帰り、来ていた電車に飛び乗り、顔を上げたらルグリとタマラが乗っててビックリでした。ラッキーな偶然。幸せな気分で帰路につけました。
投稿: kimi | 2009/08/04 09:15
naomiさんこんにちは。
初日と3日目を見ましたが3日目は初日よりもダンサーたちのノリが全然上がっていました。やっぱり初日は緊張しているのでしょうか。
クリティカル・マスやフォーヴをこのキャスティングで見られるのはやっぱりフェスならではですよね。それから、どうしてセミオノワ/フォーゲルはいま一つになってしまうのでしょうかね、本当に。見目麗しく、テクニシャンな二人なのに。
Bもガラもきっと盛り上がりますね。
投稿: ショコラ | 2009/08/04 13:10
kimiさん、こんばんは。
kimiさんも初日だったのですか!初日に見に行った人は周りでも多かったんですよね。完成度は後のほうがいいでしょうけど、独特の高揚感がありますよね。
「ライモンダ」のバランキエヴィッチ、カッコよかったですよね。眠りの王子はピンとこなかったのですが、オネーギンやカラボスもカッコよかったし。コンヴァリーナも、前回よりもずっと良かったと思いました!
白鳥、土曜日のBプロ、コジョカルの眠りと同じ日ですね!どこかでお会いできたら、です。
電車で偶然ルグリ&タマラと乗り合わせるなんて、ラッキーですね!2006年のパリ・オペラ座の来日公演で、ルグリが主演した「パキータ」のとき、私も帰りの電車に飛び乗ったらルグリさんはじめ、オペラ座のダンサーが何人も乗り合わせていて、小心者の私は次の駅で思わず車両を換えてしまいました。(後で聞いたら、ルグリさんのお父様が危篤で急遽帰国され、もう一回の「パキータ」は降板したんですよね・・・)
バレエフェスの後の高揚感で同じ車両に乗り合わせたら、幸せですよね♪
投稿: naomi | 2009/08/04 23:55
naomiさんこんばんは、珍しく日曜日に行ってきました。
ルグリ様の姿を見た途端、嬉しくて涙腺と頬が同時に緩んでしまいました
。
華奢で繊細なデルフィーヌとの舞台とは全く違う印象でしたね。
オーレリは高級娼婦のあでやかさを演出するためか、病弱にみせるためか、メイクが濃く見えて私も少し恐かったです。とっても健康的で美しかったけど。
ルグリ様はますます風格が増して、若さの中にもちょっとオネーギンが入っていたような?ご本人の「今の僕にはアルマンよりオネーギンの方が合っている」の言葉に納得でした。でも、あの笑顔が見れただけで嬉しかったです。
ヤーナ・サレンコもママになったんですか!彼女の小気味良く美しい踊りを全幕で堪能したいと願っているのですが、話題性もないから実現は難しいかしら?
初見のヌニュスはロイヤル・スタイルの丁寧な踊りで、嬉しい驚きでした。ロイヤル・バレエ団もかつてマーゴ&ルドルフで湧かせたこの演目を大切にしているのでしょうね。
投稿: クロード | 2009/08/05 00:01
ショコラさん、こんばんは。
Aプロ2回とは凄いですね!私もBプロは土日と観るのですが、Aプロを見た後では、翌日見る予定がなかったことにちょっとほっとしたのでした。やはり舞台の出来としては、何日か経った後のほうが良いでしょうね!
違うバレエ団のダンサーの組み合わせ、それもスター同士というのは本当にバレエフェスならではのことですよね。
ポリーナとフリーデマンは、二人とも大きいし、ポリーナはちょっと美少年系というか、あまりエロスがないのだと思います。「シルヴィア」などはすごくはまりそうな気がしますが。
いずれにしても、まだBプロとガラがあることは幸せなことですよね!
投稿: naomi | 2009/08/05 00:01
クロードさん、こんばんは。
私が観にいった時は、席がちょっと下手寄りだったので、「椿姫」1幕を見るにはあまりいい位置ではなかったんですよね(ガルニエでルグリさんのアルマンを観た時には、上手寄りで、それはもう最高の位置でした)。髪が短めだったせいか、ルグリさん、とても若く見えて、演技も若々しさと円熟が混じった感じでしたね。彼のオネーギン、観たかったです。オーレリー、美しさは相変わらずだったんですけどね、確かにお化粧が濃かったと思います。
カーテンコールでも、ルグリさんだけが、舞台の上を移動してくれてファンの声援にこたえてくれたんですよね。ファン思いなんですよね。
ヤーナ・サレンコ、いいバレリーナだと思います。同僚のマリアン・ワルターとの赤ちゃんなんですよね。なかなかベルリン国立バレエも来日してくれませんよね。彼女は出ていませんが、「カラヴァッジオ」のDVDを観て、とても面白かったです。
そしてマリアネラ、すばらしいダンサーですよね!去年のロイヤルの来日のときも、シルヴィアがあまりにもすばらしかったので、彼女とティアゴが主演した「眠り」のチケットを買い足したのでした。最強ラブラブオーラに包まれて、幸せな舞台でした。「ラ・フィユ・マル・ガルデ」のDVDでの彼女も良かったので、来年の来日が楽しみです。
投稿: naomi | 2009/08/05 00:13
Naomiさん



こんにちわ
私もAプロは4日最終日に行ってきました。
行く前にNaomiさんの感想を読んで『なるほど、なるほど』なんて思っていたのですが、行った後に読み返すと『そうそう!まさにその通り』って共感する部分が多かったです
コトチョコワはドンキの時の感想が一掃されてしまったくらい素晴らしく、そして可愛かったです
シムキンとのバランスも非常に良かったと思います
今まで何度も見てきたダンサー達の舞台でしたが、今回はその凄さを再認識させてくれたダンサー、新たな一面を見せてくれたダンサーがたくさんいて、とても見ごたえのあるものでした。

ただ、ザハロワは最終日も本調子ではなかったのかな。
ところどころで小さなミスが目立ちました
以前の怪我が尾を引いているという話も聞いたのでチョット心配です
そうそう、ディアナとアクティオン
』な舞台を見ていたことだけが原因ではないと思いますが、とぉ~~っても良かったです。

7月に『ありゃりゃ~~~
私もシオラマ、大好きです
もちろんホセは素敵でしたけどね。
Bプロ、ガラが楽しみです
投稿: Shige | 2009/08/05 10:04
naomiさんの記事とほとんど感想は一緒です。自分ではとても観察力と表現力はないので書けませんが。私はAプロは初日と4日の最終日を見ました。最終日の方がダンサーも身体と心が解れて良い状態だと思いますが、私は初日の緊張感溢れる、さあ始まるぞ!!という雰囲気も好きです。naomiさんの記事で特に同感したのはオシポワ、上手なのに私様モードと品の無さが災いしてますね。やはりクラシックバレエ、品格は大事です!自分で気がついて変われると良いですね。Bプロも初日と最終日を見ます。楽しみです!!
投稿: 隣のハミー | 2009/08/05 16:13
naomi様、ぶうたです。4日に行ってきました。バレエフェス初めてなんですが、本当にお祭り気分ですっごく楽しかったです!ABTのダンサーって、こういう時にもとっても盛り上がるバレエですよね。シムキン君きれいで素敵でした。アリーナ・コジョカルやザハロワも、「私が女王ですが、何か?」みたいな気合いの入ったテクの見せ合いで、普段の全幕ものとは違う楽しさがありました。ところで、ラストのカーテンコールって女性のアルファベット順なんですか?最後にザハロワが堂々登場で、真ん中で今回の主役は私!という雰囲気でした。
割と不評な今回のオーレリー・デュポンですが、私はやっぱり椿姫大好きです。来年2月にオペラ座でいいキャストで観たいです。ハイビジョンの椿姫、何度見ても、途中から見ても、つい最後まで見て涙ぐんでしまいます。
今回見ていて思ったのですが、バレエダンサーって、ペアを組む相手と結婚する人も多いんですかね。ガラとか一緒に旅行もできていいですね。なんか「SWAN」とか「愛のアランフェス」(古い)みたいにいろんな葛藤とかあったのかしら・・・と、ラブラブで実力もあるペアを見て思いました。
ところで東京文化会館のスナックですが、naomi様は上野駅構内の「ステラおばさんのクッキー」は試されたことありますか。1枚から単品で買えて、コーンフレークとかがお勧めです。東京文化会館は座るところも少ないし、階段に座ってお弁当というのもちょっとな、と思うので、私は立ってつまめるクッキーとワイン(どういう組み合わせだ)くらいで持たせて、終わってからゆっくりご飯にしています。「ごまたまご」か何かの横にあるのでトライしてみてくださいませ。
Bプロも最終日なので楽しみです!
投稿: ぶうた | 2009/08/05 18:48
Shigeさん、こんばんは。
Aプロ最終日に行かれたのですね!平日仕事帰りで翌日もまた仕事だと結構大変ですよね。
コチェトコワのチャイコフスキーPDD、可愛かったですよね。この演目、やっぱり小柄な人が踊ったほうがなんかいい感じなんですよね。東京バレエ団のブログに、ドン・キホーテのときの終演後のツーショットが載っていますが、二人とも本当に可愛いです
ホント、考えてみると出演者がもうめちゃめちゃゴージャスですよね。ザハロワ、Aプロ最終日も調子悪そうだったのですか。心配です。
ディアナとアクティオン、7月の舞台のありゃりゃの半分くらいは、衣装のせいだった気もしますが、やはりホセはこの衣装が似合いますよね。本当にノーブルで素敵です!シオマラちゃんは得意のジュリエットをBプロで踊る予定だから、これも楽しみ!Bプロやガラではお会いできるかしら?
投稿: naomi | 2009/08/06 02:29
隣のハミーさん、こんばんは。
やっぱり最終日のほぐれてよい状態というのも観たかったですよね。会社を早退しないと6時には間に合わないので、あきらめたのですが。
オシポワ、私去年のボリショイの全幕「ドン・キホーテ」2回見て、そのときは、そんなに品がないと思わなかったんですよね。パートナーがワシーリエフ君だったからかしら?一番前で見ていると、つい、顔が踏ん張っているのがわかっちゃったのが災いしました。でも、彼女は脚は筋肉質ではあるけど凄く細いことに気がつきました。テクニックは十分あるし、まだ若いと思うので、きっといいほうに替わっていくんじゃないかと期待します。
Bプロ初日でまたお会いできそうですね。
投稿: naomi | 2009/08/06 02:48
Naomiさん、
ああー、レポ本当に素晴らしいわ~!Naomiさんの筆致でフェスティバルやダンサーの息遣いが感じられます。 Aプロのご報告堪能させていただきました。 で!(ここ声大きく!)諦めていたバレエフェスBプロがなんとか行けそうです!(まだチケットこの目で見てないんですが・・・ って、わたしはまだカリフォルニア・・・ 汗)。 NaomiさんBプロ最終日は行かれますか?(11日)大混雑のようなので幕間にお会いするのも大変そうですが(しかも終わったら11時近くなんですよね)、もし行かれるようでしたらぜひご挨拶したいです~~~!
投稿: Kaoru | 2009/08/06 04:25
ぶうたさん、こんにちは。お返事遅くなりすみません!
確かにダンサー同士の夫婦って多いですよね。忙しいし普通の人と生活時間帯が違うので同業以外の人と知り合う機会がないのかもしれません。
パロマ・ヘレーラの旦那様は弁護士、シオマラの旦那様もビジネスマンだったと思います。ジョゼとアニエスみたいに別れた後もペアを組むのってちょっとやりにくいのかしら?と考えてしまいます。
ステラおばさんのクッキーっていろんな商品があるんですね。今度見てみます。私は結局構内のコンビニでおにぎり買っちゃったりして、なんかせっかくの華やかな場所なのにイケてないなって思います。クッキー類ならスマートですよね。
投稿: naomi | 2009/08/06 18:05
Kaoruさん、こんばんは。
Bプロのチケットが取れたんですね!おめでとうございます!やっぱりこれだけ超豪華なラインアップのガラなんて、世界中探してもないので、Kaoruさんが観にいけることになって本当に嬉しいです。が、私、残念ながら11日のチケットは持っていないんですよね。平日6時スタートなのが難しいのと、すでにチケットがソールドアウトで、どうやら今までの例を見ても、相当早く行かないと当日券が入手できないみたいで。せっかく超久しぶりにKaoruさんにお会いできるかもしれなかったのに、残念です(これはまた、SFに行かなくてはなりませんね)。ちなみに、今日、全幕プロの白鳥の湖を観にいったら、バレエフェス出演ダンサーがかなり客席にいて、その中に、ママと来ているマリア・コチェトコワもいました。本当に彼女は小柄なんですね。休憩時間に立ち上がっているところを見ましたが、隣にティアゴ・ソアレスがいて、彼の肩くらいしかなかったです。
ぜひぜひ、Kaoruさんのバレエフェスの感想も聞かせてくださいね。
投稿: naomi | 2009/08/07 01:26
naomiさん こんばんは!
sakuraです。
私はAプロ楽日に行ってきました!
naomiさんのレポを拝見して行ったので、色々お勉強になりましたm(_ _)m有り難うございました。
ダンサーの状態の上下、作品の選別に疑問を持ったりしましたが、ダンサーが登場する度それぞれに会場の空気感が変わって、見せ方も超一流で、誰を観ても<凄いっ!>と素直に感じました^^;。
<Bプロ>、<眠り>、<ベジャール>とまだ続くので(ガラは行けませんが)バレエ・フェス熱は続きそうです^^;
投稿: sakura | 2009/08/10 01:02
sakuraさん、こんばんは。
少しはお役に立てたのなら幸いです。盛大にネタバレしてしまっていますが!
ホント、今回は約1名の例外を除いて、一人一人が一流のアーティストでしたね。これだけ凄い人たちを20組近く見られるのって、ホントに贅沢なことですよね~。ちょっと頭のキャパが追いつかなくてもったいないくらいです。
明日の昼ごろには台風も通過しているでしょうし、Bプロも楽しんでくださいね!
投稿: naomi | 2009/08/11 00:24