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2009/07/14

ロミオとジュリエット三昧から帰ってきました~ Returned from ABT Romeo and Juliet

4泊6日の短期滞在から帰ってきました~。

P1040050s

2003年からほぼ毎年のようにABTを観に行っているのですが(去年は来日公演があったため行かず)、「ロミオとジュリエット」のプログラムを観るのは3回目。やっぱりこの演目が大好きなんだなって思います。いろいろな版の「ロミジュリ」を観た後だと、マクミラン版というのは、人間の暗い側面に光を当てている面が強く、死に彩られた作品だなって改めて実感するのですが、その中での生のきらめきをどうやって表現するか、がポイントなのだと思います。

今回5キャストを観て、それぞれに魅力があったのですが、特にマクミラン版の場合には、この役をどれほど深く理解し、踊りこんでいるかということで、より感動的な舞台になるわけで、若い人が若い役を踊る良さというのはあるものの、ベテランが踊ったほうが、心に残る公演になると思いました。

ABTは近年になってやっとスクールができたくらいで、ダンサーたちの受けてきた教育がバラバラだし、プロポーションも様々なので、純クラシックの場合には観ていて厳しいと思うことも多いわけですが、マクミランの作品を踊ると、その雑多さが逆に活気と猥雑さに繋がって、良いのですよね。

P1040051s_2

5回観てきた中で、やはり別格に素晴らしい舞台と思ったのはロベルト・ボッレとイリーナ・ドヴォロヴェンコが踊ったシーズン最終公演でした。この二人の組み合わせが不思議にマッチしているのは、演技における志向性が同じ方向を向いているからなのかもしれません。台詞が一つ一つ聞こえてきそうで、歓び、高揚感、嘆き、悲しみ、恐れ、息遣いやため息の一つ一つが伝わってきました。ロベルトというサポートに優れロミオ役を自分のものにしているパートナーに恵まれて、イリーナは、イノセントな中にも奔放さがあり、可愛らしくも強く、火傷しそうなジュリエットを生きていました。モーニング・アフターのパ・ド・ドゥで、いくつものキスを絶望的に浴びせる彼女の姿には思わず涙。ヒー・セオと同様、彼女も、斃れているロミオの姿を見て、生きていると思って嬉しそうな表情を見せ、彼を胸に抱きキスをするのですが、やがて彼にはもう命が宿っていないことに気づき、絶叫します。そして迷うことなく、パリスの死体の傍らに落ちていた短剣を取って胸に刺し、ロミオのもとへと旅立つのです。最後に彼の腕を手に取りながら。

2年前のアレッサンドラ・フェリの引退公演で観たロベルトは、まだゲストダンサー的な感じだったのですが、今回はすっかりカンパニーに溶け込んで、マキューシオ役のクレイグ・サルシュタイン、ベンヴォーリオ役のブレイン・ホーヴェンとの息もぴったり。1幕では明るくお調子者のロミオとなっていて、彼の引き出しの豊富さに驚かされました。そんなロミオが最後の幕では、仮死状態のジュリエットの腕を添えさせながら、毒薬を飲み干してしまうことになるとは・・。

また詳しい感想は落ち着いてから書きます。

1年ぶりに会う友達、今回初めて会った友達、世界のあちこちで会う友達、色々な人に会えて楽しい日々でした!

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バレエ公演感想2009」カテゴリの記事

コメント

Naomiさ~ん♪
ABTのロミジュリレポ、楽しく読ませていただきました! 私もNaomiさんに続いて見に行きますよ~ん。彼らは今週はLAなのです。 お目当ては日曜日のエルマン君のロミオ。 ここからLAは東京ー京都間くらいでしょうか・・・(コスタメサよりちょっと近い・・・) 予算とその他の都合上今回はこの公演のみ、エルマンロミオを目指して(爆)”日帰り”LAツアー行ってきますね~!

お帰りなさ~い
到着するまでのスッタモンダを忘れるくらい充実した滞在だったようで、良かったです
今日の日記を読むだけでも、ABT見に行きたい!!という思いがわいてきちゃいました(ロシアバレエ贔屓のはずなのに・・・)

ただ、最近はNaomiさんのBlogを見るのが日課のようになっているので、USにいる間は若干物足らなかったというのが本音ですが・・・

今週末からマールイ、NBA、バレエフェスと日本でも夏のバレエシーズン到来ですね。
会場で会えるのを楽しみにしてます

お帰りなさい~!!
ロミ・ジュリ三昧の日々、お疲れさまでした。
でもものすごく楽しそうですねぇ。
ウチの師匠(笑)にも無事に逢えたようでよかったです。
落ち着かれましたら詳しいレポを楽しみにしてます。

naomiさん、お帰りなさいませ!!
今回メトでお会いできて本当に嬉しかったです!!
(Fさん、ご対面、成功しましたー!!)
最初のインターミッションの後、私の座っているグランド・ティアから、
平土間にお座りになっている、お洋服のご説明からいって、
紛れもなくnaomiさんと思われる(そして実際そうだった)女性の姿を後ろから見かけたときは、
もどかしくて、GTからダイブしようかと思いました!
最終日のロベルト&イリーナコンビはほんと素晴らしかったですね。
シーズン最後に素敵なものを見せていただきました。
こちらのダイジェスト版でもすでに、そうだった!そうだった!と楽しく読ませていただきましたが、
フルのレビューもとっても楽しみです。

naomiさん、おかえりなさい!充実した旅だったみたいでよかったですね。
実は、私も、おかえりなさい!で、今、成田のラウンジです。
こちらは相も変わらずStuttgart Balletで、じゃじゃ馬ならしを、
フィリップと、マイダーリン・イリの二夜連続で見てまいりました。
いや、いや、フィリップがカッコよかった!ペトルーチオこそが、彼のベストロールだと思いました。ブラボー!フィリップ!!!です。
クランコバレエスクールの公演も見たのですが、驚きのヤングボーイ!がいました。日本では、マラーホフがバレエフェスで踊ったことのある、あの高度な技術を必要と、解釈も難解な、そして上演時間の長い?!「ノーテーション」を踊ったのですが、いや、この彼はこの先どのように成長していくのだろうと思わせる、少々背筋が寒くなるような出来で、驚きました。

naomiさんのプリンス達にはお目にかかることは出来ませんでしたが、シーズン最後をStuttgartで楽しめてホントに幸せでした。

Kaoruさん、こんばんは。

今週はLA公演ですね!イリーナとロベルトのロミジュリは、1回目より2回目がずっと良かったらしいので、きっと3回目であるLA公演はさらに素晴らしいものになっているんじゃないかと思います♪

で、まだ感想を書いていませんが、エルマンのロミオもものすごく良かったです。彼は、テクニックが強いから、ロマンティックな役はどうかと思われがちですが、登場した時の主役オーラにはびっくりしました。とても男らしくて素敵でした!膝にテーピングはしていたものの、あのテクニックだし、踊りは調子良さそうでしたし。それから、シオマラちゃんのジュリエットが大好きなんです。以前、コジョカルの代役で急遽新国立劇場のゲストで出た時に初めて観たのですが、バルコニーシーンでのあまりの素晴らしさに思わずうるっときました。少女らしい容姿の持ち主なので、ジュリエット役がとても可愛くていいんですよね。
Kaoruさんの報告も楽しみにしています!

Shigeさん、こんにちは。

そう、今回は実は成田空港でもすったもんだがあって大変でした(苦笑)マルセロのロミオに間に合わないかも、と思ったときには一瞬頭の中が真っ白に
私も、バレエの技術としてはロシアバレエが好きなんですよね。柔らかい上半身の使い方とか、完璧なアンドゥオールとか。でもABTはごちゃまぜ集団なので、ロシアバレエ出身者もいればラテン系もいて、それが面白いんですよね。

そう、今週末から日本の夏、バレエの夏ですね!私も井上のシンデレラ、ルジマトフ、NBAガラ、シムキン君のドン・キ、服部有吉さんの3D、そしてバレエフェスと大忙しになるはずです!また会場でお会いできますよね!

Fさん、こんばんは。

ロミジュリ三昧、楽しかったです!ただ、毎晩素晴らしい公演がキャスト違いで連日続くと、余韻が保てなくてもったいない気もするんですよね。私の粗末な頭では記憶力の容量が足りなくて、上書きされる危険性があって。

そういえばロベルトは、スカラ座でコジョカルちゃんとジュリエットを踊っているんですよね。来年は彼女のジュリエットが来日公演で見られるといいな~。

Madokakipさん、こんばんは。

今回お会いできて本当に嬉しかったです!直前にバタバタとしてしまい、あのような形でよくぞ探し当ててくださったと超感謝!カンゲキです。GrandTierって、以前私はマルセロとシオマラのロミジュリを観た思い出の席です。初めてその時マルセロのロミオを観たんですよね。METの窓口で、この席が残っている席で一番いいよ!と強力に勧められました。
Madokajpさんのブログの感想を読んでも、そう!そうなのよ~と超頷きながら読みましたよん。今度はゆっくりとお会いしたいですよね。そして、美しいMadokajpさんを師匠に、がんばってオペラの方も勉強しなくては!

ゆいーちかさん、こんばんは。

おお!なんとゆいーちかさんも、おかえりなさいでしたか!実は今回、早々にABTの方はチケットと航空券を押さえていたにもかかわらず、ドイツ方面と迷ったのですよ。結論としては、ABTに来て良かったのですが。「じゃじゃ馬ならし」実は生で全幕を観たことがなくて、昔NHKで放送されたマリシア・ハイデの映像しか観ていないのです。ゆいーちかさんの王子様、さぞかし素敵だったことでしょうね!私の王子様たちは今踊れない状態なので…。
ジョン・クランコ・スクールもマラーホフらを育てたペストフ先生の功績もあって、素敵な男の子たちがいっぱい育っているんでしょうね。楽しみです。

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