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« シュツットガルト・バレエの2009/2010シーズン オフィシャルサイトに Stuttgarter Ballett Season Update | トップページ | カルティエ・クリエイション~めぐり逢う美の記憶 「Story of …」展 Cartier Creation »

2009/05/28

DANCE MAGAZINE 2009年7月号

珍しく発売日当日に定期購読のダンスマガジンが届きました。いつもは発売日の1,2日前には届くのに。

http://www.shinshokan.co.jp/dance/index_dance.html

表紙は、ロイヤル・バレエのチェ・ユフィ(崔 由姫)さん。フロリナ王女の青いチュチュが爽やかで、そしてユフィさんの表情もとても可愛らしいです。

草刈民代「エスプリ~ローラン・プティの世界」が巻頭カラーで、「切り裂きジャック」の緊迫感溢れる写真が超迫力です。「切り裂きジャック」だけで写真3ページ使っているので、イーゴリ・コルプのファンはぜひ手にとってみてください。その分、マッシモ・ムッルの写真がちょっと少ないかも。だけど、マッシモの「アルルの女」での表情がとても美しいです。やっぱり瀬戸秀美さんの写真は素晴らしいですね。

東京バレエ団 「エチュード/月に寄せる七つの俳句/タムタム」
「タムタム」の写真が1枚しかないんですよね。その分、「エチュード」の写真がやたらたくさんあるわけですが。サララーノフ、フォーゲルの写真は臨場感たっぷりでとても良いのですけど、ちょっとバランスを欠いている感じです。フォーゲルとサラファーノフのインタビューあり。マリインスキーでは「エチュード」の上演権が切れてしまったそうですね。サラファーノフは今シーズンは客演は東京バレエ団のみ、マリインスキーのロンドン公演も断って世界バレエフェスに出演するとのことです。(でも、来シーズンのミラノ・スカラ座には客演するけど) フォーゲルのインタビューでは上野水香さんの話ばかりさせられていて、なんだかとってもプロモーション臭のするインタビューです。

パリ・オペラ座 『オネーギン』速報 エルヴェ・モローのオネーギンの写真が良いです。3幕のイザベル・シアラヴォラとの写真も素敵ですね。シアラヴォラは3幕での演技がとても素晴らしかったことを、改めて思い出しました。批評と、シアラヴォラのエトワール任命についてのインタビューは翻訳です。

小林紀子バレエシアター 『眠れる森の美女』(マクミラン版) このバレエ団の公演がこんなに大きく取り上げられることは珍しいので、島添亮子さんとロバート・テューズリーの出演日のことしか書いていないのは仕方ないのかしら。写真を見ると、テューズリーの王子も観たかったと思います。スケジュール的に無理だったんですけど。

特別企画 「いま目が離せないライジング・スター」
マチアス・エイマン(パリ・オペラ座)、崔 由姫(英国ロイヤル・バレエ)、小野絢子(新国立劇場)、長瀬直義(東京バレエ団)、浅田良和(K-Ballet)、宮内浩之(牧阿佐美バレエ団) という若手ダンサーにスポットを当てた特集で、これは面白かったです。

特に面白かったのが、チェ・ユフィさんのインタビューで、「くるみ割り人形」の金平糖の精に急に追加で出演することになった時の話や、「ラ・バヤデール」のニキヤ役に抜擢されて、ナタリア・マカロワの厳しい指導を受けた話は読み応えがありました。マカロワのやるように真似すると、怒られるそうです。また、先日亡くなったフレミング・フリントの「ザ・レッスン(授業)」の話も面白かったです。毎日怒鳴られて、降板させられるのではと思ったほどだったそうですが、最後には「よくなった」と褒められたそうで。古典ではなく演劇的な要素の強いバレエでも実力を発揮できたのは良い経験だったんでしょうね。今は「レ・シルフィード」のリハーサル中だそうです。

新エトワールのマチアス・エイマンのインタビューは、翻訳記事ですが、これも面白かったです。バレエを始めたのは10歳と遅く、オペラ座のバレエ学校に入学できる年齢を過ぎていたこと。子供時代はアフリカのセネガルに住んでいて、オペラ座のことなど知らなかったそうです。新国立劇場の小野絢子さんの「アラジン」でのチャーミングな写真も素敵です。身長は162センチで、思ったより大きいんですね。他にも、ジョシュア・オファルト(オペラ座)、秋元康臣(NBAバレエ団)などの若手ダンサーについて、触れられています。

吉田都さんの「東京-ロンドン日記」では、8月から放送される「スーパーバレエレッスン」の話が出てきました。指導する生徒は、AMスチューデンツの6名だそうで、個人的にはかなりがっかり、です…。どうも牧関係は、いかにも日本のお稽古バレエって印象が強いんですよね。ただし、「ロミオとジュリエット」のお手本の収録があって、しかも相手役はロバート・テューズリーだそうですから、これは大変楽しみです。

ロイヤル・オペラハウスからも案内が来ていたのですが、6月3日のロイヤル・バレエ「オンディーヌ」は映画館で生中継されるんですよね。NHKが収録して日本で放送されるとのこと。OpusArteからも案内が来ていたので、DVD化もされるってことですよね。

それから都さんは、来年の来日公演にもぜひとも出演したいとのこと。「ロミオとジュリエット」に主演してくれたら本当に嬉しいですよね!

編集長対談は、現在ミハイロフスキー劇場のバレエミストレスを務めている、往年のスター、アラ・オシペンコが登場。ヌレエフの亡命の話から、ボリス・エイフマン、そして草刈民代さんの話まで出てきて、ロシア・バレエの生き証人という感じで、すごく面白い話です。

Art Expressでは、シュツットガルト・バレエのリード・アンダーソン60歳記念ガラや、ボリショイ・バレエの復元版『コッペリア』が取り上げられています。

なぜか新国立劇場の「Ballet the chic」の記事が1ページモノクロで、ちょっといくらかんでもこの小さな記事はないんじゃないかって思いました。「これほど面白いプログラムなのに、なぜ初日にあれほど空席ができてしまうのか」って書いていますが、ダンスマガジンがこんな形でしか取り上げないから、というのもあると思います。この雑誌は露骨にNBSの宣伝カラーが強いですからね。

でも、「ライジングスター」の記事やオシペンコの対談など、面白い記事はたくさんあったので、全体的にはとても充実した号だったと思います。

DANCE MAGAZINE (ダンスマガジン) 2009年 07月号 [雑誌]DANCE MAGAZINE (ダンスマガジン) 2009年 07月号 [雑誌]

新書館 2009-05-27
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コメント

ウチも今月は当日着でした。
表紙を見てニンマリしてました。
マカロワ師匠にシゴかれているのは知ってましたが、
まさか幕間にダメ出しの嵐だったとは・・・
当たり前ですが厳しい世界ですね。
今月号は読みごたえがあって楽しかったです。

Fさん、こんばんは。

本屋さんで表紙を観たとき、鮮やかで涼しげなブルーとともに、なんてユフィちゃん可愛いんだろうって思いました!これは額に入れて壁に飾りたいですよね。吉田都さんが、毎日新聞の連載でイギリス人女性は強すぎる人が多いって言っていましたが、ユフィちゃんのようにたおやかで愛らしい魅力のバレリーナはきっと新鮮でしょうね。

しかしそんなユフィちゃんも、マカロワ先生(そしてフレミング・フリント)にはしごかれたんですね。外見はあんなに可愛くても、きっと芯はすごく強いんでしょうね。来年のロミジュリでジュリエットを踊って欲しいって思います。

それにしても、Fさんの先見の明はすごい!

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