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2009/02/05

マシュー・ボーンの「白鳥の湖」王子を踊るドミニク・ウォルシュのインタビュー

ニュー・アドベンチャーズのサイトに、ドミニク・ウォルシュのインタビューが載っていました。新国立劇場での活躍でも有名な彼のDominic Walsh Dance Theaterは、ニュー・アドベンチャーズとその前身のアドベンチャーズ・イン・モーション・ピクチャーズ以外では、初めてボーン版「白鳥の湖」(2幕パ・ド・ドゥ)を上演するカンパニーとなりました。

http://www.new-adventures.net/news.php?id=43(インタビュー)

http://www.new-adventures.net/news.php?id=41(ニュース)

ザ・スワンを踊るドメニコ・ルチアーノの写真がありますが、大柄でカリスマ性を感じさせ、カッコいいです。彼はイタリア出身で、ナポリのサンカルロ・バレエ・スクール出身、サンカルロ劇場、ローマ・オペラ劇場やドイツ・ライン劇場などのプリンシパルとして活躍してきた人なのですね。

マシュー・ボーンの初期の作品「Infernal Gallop」がサラソタ・バレエで上演されることになり、またウォルシュも、サラソタ・バレエの依頼で「Wolfgang」という作品を振付けていたので、同時期に二人がサラソタ・バレエの芸術監督イアン・ウェッブの自宅に滞在したことがきっかけとなったようです。もともと作品が大好きでマシューを尊敬していたウォルシュは、最初は緊張していたのですが、マシューがとても話しやすくて感じの良い人だったことで、強い絆を感じたそうです。ウォルシュの振付指導をマシューは見学し、照明などについてもアドバイスをしてくれたそうです。マシューは、その場でインターネットでウォルシュの振付けた「眠れる森の美女」を見て気に入ってくれたとのこと。

「その時には、「白鳥の湖」を上演したいと言い出す度胸がありませんでした。代わりに、自宅に帰ったら、すぐにマシューにメールを送りました。すぐに返事は来なかったけれども、マシューはいつもすぐには返事はしないと聞いていたので、もう一度メールをしたら、今度はすぐに返事がきました。ウォルシュが王子を踊り、ドメニコがザ・スワンを踊るべきだという返事が。とても嬉しかったです」

ドメニコとウォルシュはロンドンに行き、オリジナル・キャストで王子役だったスコット・アンブラーと、エタ・マーフィットの指導の下、4日間で作品を覚えました。マシューは最終日にやってきて、仕上げをしてくれたそうです。3人は、とても親切で勇気を与えてくれて、特にドメニコのザ・スワンについては、気に入ってくれたとのこと。エタは、彼のザ・スワンの表現のいくつかは、今までのザ・スワンの中でもベストのものがあったとまで言ってくれたそうです。

「マシュー・ボーンの「白鳥の湖」は1997年にロンドンで初めて観ました。とても音楽を大事にしている素晴らしい作品で、チャイコフスキーのスコアに対して新しい命を吹き込んでいると思いました。彼の作る人間の動きの瞬間の中に真実があり、ありふれた日常から詩をつむぎだしていると。この作品を観た男性ダンサーなら、誰でも、ザ・スワンの役を踊りたいでしょうね」ウォルシュは、ベン・スティーヴンソンが振付けた「白鳥の湖」の王子役を何年もの間踊ってきたそうです。

「ドメニコは身長が187cmと高く、大きな黒い目をしていて、肉体的にもとてもこの役に合っていると思う。彼はアダージオを静かに踊る力があるし、自分の演技に対してとても丁寧に踊ります」
「王子役は、普通の王子とは違います。彼は、自由も安らぎも知らない人で、自分の想像の中で美しい鳥をつくり上げています。それは、平和と自由の象徴です。彼は、すがり付いて、一緒に自由になるための友人としてザ・スワンに出会ったのだと思います。古典の「白鳥の湖のように、マシューの王子役は、王室の責任から逃れたいというジレンマを持っていますが、もっと複雑で、作品の中で心理的な旅路をたどる存在です」

「ヒューストンで初めてボーンの作品を踊る人物となって、とてもワクワクしているよ。特に、僕は今回マシューから祝福をされているからね」

ボーン版「白鳥の湖」の2幕パ・ド・ドゥは、イリ・キリアンの作品とウォルシュの作品とのトリプル・ビルとして、2月12日~14日、ヒューストンのパフォーミングアーツセンターで上演されます。

February 12th-14th at the Hobby Centre for the Performing Arts in Houston
http://www.dwdt.org/masterful_mixed_repertoire.htm

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