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2009/01/25

ドミニク・ウォルシュがマシュー・ボーンの「白鳥の湖」王子を踊る

マシュー・ボーンのニューアドベンチャーズのサイトを見ていたら、面白いお知らせが載っていました。
http://www.new-adventures.net/news.php?id=41

まずは、今週末、ロンドンのサドラーズ・ウェルズ劇場で、リチャード・ウィンザーとアーロン・シルズという「ドリアン・グレイ」コンビが、Sadlers Well's Sampled というシーズンのプレビュー公演に出演し、「白鳥の湖」のザ・スワンと王子のデュエットを踊るというものです。

http://www.sadlerswells.com/show/Sampled-09

Sadlers Well's Sampledは何気に面白い出演者が出ます。しかも、チケット代は20ポンドと格安。

American Ballet Theatre
White Swan Pas de Deux performed by Veronica Part and David Hallberg.

Flying Steps
World-beating virtuoso hip hop styles from Germany.

Jasmin Vardimon (Sunday only)
Intensely physical dance-theatre in an extract from Vardimon's yesterday.

Matthew Bourne's New Adventures
Enjoy the Swan and Prince Duet from Act Two of Swan Lake.

Rojas & Rodriguez
The stars of Nuevo Ballet Espanol bring some authentic flamenco flavour.

Russell Maliphant
Former Royal Ballet dancer Dana Fouras performs Maliphant's sublime Two.

Traces (Saturday only)
Experience circus as you've never seen it before

ってわけで、ABTのデヴィッド・ホールバーグとヴェロニカ・パルトが「白鳥の湖」のパ・ド・ドゥを踊ります。それから、ラッセル・マリファントの「TWO」(シルヴィ・ギエムのレパートリーとして有名ですね)を、元ロイヤルのダナ・フォーラスが踊ります。

で、もう一つのお知らせにちょっとびっくり。

元ヒューストン・バレエのプリンシパルで、現在は自身のカンパニー、ドミニク・ウォルシュ・ダンス・シアターを率いるドミニク・ウォルシュ。2003年に新国立劇場の「マノン」でレスコーとデ・グリューの両方を踊り、さらに振付家として新国立劇場バレエ団に2007年「オルフェオとエウリディーチェ」を振付けたことで日本でもよく知られています。特に「マノン」でのドミニクのレスコー役は、レスコーのキャラクターにピッタリの演技で、テクニックにも優れており、とても印象的でした。

そのドミニク・ウォルシュ・ダンス・シアターが、2月12日から14日のヒューストンで行われる公演で、マシュー・ボーンの「白鳥の湖」の2幕、ザ・スワンと王子のデュエットを上演します。ミックス・ビルのうちの一作品で、他にはイリ・キリアン、そしてウォルシュの振付作品が上演されるとのこと。ザ・スワンは同カンパニーのプリンシパル、ドメニコ・ルチアーノが踊り、そして王子役はドミニク自身が踊るとのことです。

http://www.dwdt.org/masterful_mixed_repertoire.htm

マシュー・ボーン版「白鳥の湖」のデュエットを、AMPおよびニューアドベンチャーズ以外のカンパニーやダンサーが踊るのは初めてとのことです。

この「白鳥の湖」のザ・スワンは世界中の男性ダンサーが踊りたいと熱望してきた役。聞いた話でも、ボリショイノニコライ・ツィスカリーゼやパリ・オペラ座のジョゼ・マルティネスなどの一流ダンサーが踊りたい役です。今回、初めてマシュー・ボーンのカンパニー以外でも踊られるということなので、今後、またどこかが上演する可能性もありそうですね。

なお、ドミニク・ウォルシュは、新国立劇場の2009/2010シーズンのコンテンポラリー・ダンス「DANCE to the Future」(2010年5月)というトリプルビルにおいて新作を発表します。新国立劇場との縁が深いわけで、そんな彼がマシュー・ボーン作品を踊るというのがますます興味深いところです。
http://www.nntt.jac.go.jp/season/updata/20000222_dance.html

また、ウォルシュは2008年には、プリンセス・グレース振付賞を、「The Trilogy: Wolfgang Amadeus Mozart」で受賞しています。

ドミニク・ウォルシュ・ダンス・シアターのアドバイザリー・ボードには、かのカルロス・アコスタの名前もありました。アコスタはヒューストン・バレエで踊っていたので、きっとその頃からの縁なのでしょうね。

追記:ガーディアン紙にSampledのレビューが載っていました。

http://www.guardian.co.uk/stage/2009/jan/26/review-sampled-sadlers-wells

ABT組の「白鳥の湖」は、ヴェロニカ・パルトではなくミシェル・ワイルズが踊ったようです。古典の「白鳥の湖」のパ・ド・ドゥと、マシュー・ボーンの「白鳥の湖」を一つのガラで上演するという試みは面白い結果を生んだようですね。

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マシュー・ボーン」カテゴリの記事

コメント

面白い情報でした、ありがとうございます。

へ〜 どちらもおもしろそうですねー!!

ドミニク・ウォルシュはザ・スワンの方が似合いそうな気がするけど。。。


この頃サイトちっとも見なくって、、、掲載ありがとう♪

おおやま雅ひこさん、こんばんは。

マシュー・ボーンの「白鳥の湖」も誕生してから10年以上たち、すでに準古典的な作品になってきたので、他のカンパニーやダンサーが踊ればまた違うものになって来るでしょうね。特に、ニューアドベンチャーズのダンサーは必ずしも古典バレエを学んできた人ばかりではないので、クラシックのバレエ団が踊ったらどうなるかは興味があります。ドミニクのカンパニーもコンテンポラリーですが、古典出身の人が多いようなので、どんな感じになるのかは楽しみですね。

ずずさん、こんばんは。

ドミニク・ウォルシュは、新国立の「マノン」ではデ・グリューとレスコーの両方を踊ったんですよね。本当はレスコーだけの予定が、イレール様のドタキャンで、急遽デ・グリューまでやることになって。やっぱりレスコーのほうがはまっていましたが、デ・グリュー役はまるで別人になりきっていて、この人の演技力は素晴らしい、と思ったのです。だから、きっと王子もザ・スワンも踊れるんでしょうね。素顔を見たら、華奢でとても美しい人でびっくりしました。

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