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« シュツットガルト・バレエ「オネーギン」Stuttgart Ballet's Onegin覚書その2 -イノセンスの死 | トップページ | 『トロピック・サンダー 史上最低の作戦』Tropic Thunder »

2008/12/15

Pure Dance: Photographs of the Stuttegart Ballet

昨年の夏、ハンブルク・バレエを観にハンブルクに行ったときのこと。割と大き目の本屋さんに行ったら、バレエ関係の書籍もそこそこありました。でもドイツ語読めないし。写真がちょっと面白かったピナ・バウシュの本だけ買っていきました。ちなみにハンブルク州立劇場のすぐ横には、ハンブルク・バレエの古い資料なども売っていたり、ウィンドーにたくさんお宝を飾ってある小さな本屋さんもあります。話は戻って、その本屋さんのアートコーナーにはシュツットガルト・バレエのカレンダーと、この写真集「Pure Dance: Photographs of the Stuttgart Ballet」も売っていました。というか平積みになっていました。ちょっとパラパラめくってみたのですが、いきなり裸、裸のオンパレードで、周りに人も多かったのでびびってしまって、慌てて本を置いてしまいました。それに、立ち読みされた形跡があって傷んでいたし、お値段も高いし重いから持って帰るのも大変そうだし。

この間の来日公演で色々と調べ物をしていたら、この写真集を撮影した人は、シュツットガルト・バレエのカレンダーを撮影しているDieter Blum氏(オフィシャルサイトでも、少し写真を見ることができます)であることがわかりました。アマゾンのサイトからは、なか身検索で、少しだけ中を見ることができます。ちょうど通貨の関係もあったので、amazon.comで注文してみました。意外と早く届いたので見てみました。

この写真集は2004年に発売されたものですが、表紙はイリ・イェリネクです。すごくワイルドで、今とずいぶん印象が違います。それから、ウラジーミル・マラーホフがいっぱい出ています。マラーホフがアリシア・アマトリアンをアクロバティックな形でリフトしている写真が何枚かありますが、やっぱりマラーホフはとてもきれいな身体をしているな、と思いました。女性ダンサーは、アリシアのほか、オイハネ・ヘレーロやブリジット・ブライナーらが出ています。ダンサーの割りに、みなさん胸が大きくて、非常に均整の取れた、モデルのような体型で美しいです。女性バレエダンサーってもっと痩せているというイメージがあったので。男性ダンサーは、ジェイソン・レイリーやアレクサンドル・ザイツェフ、イヴァン・ジル・オルテガ、ミハエル・カニスキン、ダグラス・リー、マリイン・ラドメーカー、エヴァン・マッキーなどが出ています。フィリップ・バランキエヴィッチは一枚だけで、後姿なので顔がよくわかりません。フリーデマン・フォーゲルは出ていません。マリイン・ラドメーカーはこの頃髪が短くて、別人のように子供っぽくて笑顔がかわいいです。

基本的にみなさんオールヌードで登場しているのですが(したがって、日本ではここまで写せない、というものまで写っていますが)これだけあけっぴろげにしていると、淫靡さとはまるで無縁で、とっても健康的な感じです。最初のページなど、着衣のリード・アンダーソンと写真家を、オールヌードのダンサーたちが囲んでいるので若干間抜けです。とはいっても、ドイツのカメラマンなので、かのファッション・フォトグラファー、(私の大好きな)ヘルムート・ニュートンのデカタントな影響もちょっと感じられます。4人のハイヒールを履いた女性ダンサーが並んだ写真なんかは特にそう。躍動感の出し方、光と影の使い方は非常に巧みです。ダンサーの裸体なので、筋肉のつき方がわかって面白いです。ちょっと解剖学の本を引っ張り出したくなるくらい。そして、さすがに、みんなつま先がすごくきれいです。被写体として魅力的なのは、やっぱり本人のアーティスティックさが伝わってくるイリ・イェリネク(この人実はいっぱいタトゥーを入れているんですね)と、フォトジェニックなマラーホフでしょうか。

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バレエの本」カテゴリの記事

コメント

naomiさん、こんばんは。私もこの写真集見たことあります。で、手元にはないので、はっきりとは言えないのですが、マラーホフと一緒になのは、アマトリアンではなく、Yseult Lendvaiではないでしょうか?!Stuttgart Balletでの彼のパートナーでした。2002年のカンパニーの来日公演の際に、彼と「ロメオとジュリエット」を踊っています。
そうですね、イリはすごい(他に表現しようがない!)タトゥーを入れてますね。今は肩にも大きなのが入ってますーモダン作品の際に見ましたわんーでも、ボディがゴージャスなのであのタトゥーの迫力に負けてないと思います。素晴らしかった彼のオネーギン、なんとかPDD
だけでも近いうちに見ることが叶わないものか・・・(出来ればタチアナはスージンで!)と願っているのですが・・・
私は彼の「椿姫」アルマンも見ました。あの風貌なので、想像するのは難しいかとは思いますが、そこは役者!愛にのめり込んだ若き恋人を情熱的に演じていました。naomiさんご希望のマリインのアルマンも見ましたよ、美しいアルマンでした。彼はこの頃から、顔!が変化していってると思います。

ゆいーちかさん、こんにちは。

ちょっと写真集のほうを確認しましたら、マラーホフと一緒に写っているのは、アリシアが何枚かと、おっしゃるとおりYseult Lendvaiのが何枚かと2パターンが、数枚ずつありました。Yseult Lendvaiさんもとても綺麗な方ですね。私は残念ながら2002年の来日公演は観ていないんですよね。ちょうど仕事が忙しくてバレエから離れていた時期で。

イリの肉体は確かにゴージャスでとても雄弁なので、タトゥーに負けていないですね。オネーギンのイメージが非常に強い彼ですが(あと、前回の来日公演のティボルトも素敵でした)、違った作品でも観てみたいと思いました。スージンとだったらすごく合いそうな感じがします。今シーズンはもう「オネーギン」の予定はありませんものね。一応私は来年の5月にパリオペラ座のオネーギンを観るつもりではいるんですが、こちらは初演ですし、まるで別物なのではないかって気がします。今のPOBのダンサーで、ピンと来る人がいないというか。特に女性ダンサーの方は役者不足の気がします。

イリのアルマンももちろん観てみたいです。演技力があれば、一見イメージが違っていても、アルマンに見えてくるんですよね。6月にPOBで観たとき、やっぱりルグリは若くなくてもちゃんとアルマンだったし、マチューは若いけどやっぱりもう少し頑張れって感じでしたから…(マチューはパートナーに問題があったわけですが)きっと情熱的で素敵なアルマンなのではないかと思います。
シュツットガルト・バレエによる「椿姫」、ものすごく観てみたいです。この写真集の頃のマリインと、今の彼とは本当に別人ですね。人は成長するものだと思います。YouTubeの映像で観る彼のアルマンと、実物もきっとだいぶ違うのではないかと思います

アリシアとの写真もあったんですね!何度も見たはずなのに、アリシアとの写真を全く覚えてません。すみませんでした。
パリオペラ座での「オネーギン」なんて羨ましい話です。タチアナに関しては、スージン以外はStuttgartのダンサーでも私には不満です。昨年、Stuttgartでの「オネーギン」40周年記念公演で、イリはゲストのポリーナ・セミョーノワと踊ったのですが、彼女のタチアナが案外はまってたんですね。観客の反応も、若きタチアナダンサーの登場に、嬉しい驚き!って感じでした。あのタチアナダンサーに関しては、色々うるさいリード・アンダーソンその他が、
自団のダンサーがいるにも関わらず、たった一夜の記念公演に招待したタチアナですからね。
パリの「オネーギン」楽しんで下さいね。

フィリップのオネーギンの感想も楽しみにしてます。

ゆいーちかさん、こんばんは。

パリオペラ座のオネーギンはこの間チケットが発売されたので、一応取っておきました。航空券はマイレージで取ってあるのです。でも、私が行くのはゴールデンウィークなので、その時期はちょうどルグリ、オーレリ・デュポン、ニコラ・ル=リッシュはニューヨークでトリシャ・ブラウンの作品を踊りに行っているので、少なくともこの3人は見られません。
私も、実はスージン・カンのタチヤーナが一番心を打ちました。本当に言葉にできないくらい素晴らしかったです。マリア・アイシュヴァルトのタチヤーナも良かったと思いますが、とにかくスージンはドラマティックで、胸をえぐられるようでした。
ポリーナ・セミノワのタチヤーナが素晴らしかったのですね。これは意外な話ですが、そう聞くと観てみたくなります。そのうち日本でも観る機会があるかしら?
なんだか遅々として進みませんが、フィリップ・バランキエヴィッチのオネーギンの感想ももちろん書きたいと思っています。ジェイソン・レイリーのもまだ書き足りないし。

はじめまして。こんにちは。初めて拝見しました。実は今、シュツットガルト・バレエのDVD(VHSでもいいのですが)を探しています。アマゾンやグーグルなども検索してみたのですが、出てきませんでした。日本では入手不可能なのでしょうか? それとももともとシュツットガルトの映像ってないんでしょうか?できれば、アマトリアン、バランキヴィッチが出演しているものが欲しいのですが…。もし入手できる方法があったら教えてください。図々しい書き込みでごめんなさい。

セマールさん、こんにちは。
残念ながら、最近のシュツットガルト・バレエとしてのDVDって出ていないんですよね。アリシア・アマトリアンとジェイソン・レイリーがガラに出演して「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」と「眠れる森の美女」のパ・ド・ドゥを踊っているDVD「21世紀に輝くエトワールたち−パ・ド・ドゥの魅力−」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000R865AY/ressurreccion-22/
はあります。他に、イリーナ・ドヴォロヴェンコとマキシム・ベロツェルコフスキー、ゼナイダ・ヤノウスキーとフェデリコ・ボネッリらが出演しています。「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」はコメディバレエで、アリシアがとても可愛いですよ。

naomiさん、お返事ありがとうございました。「21世紀…」は購入して観ています。ザ・グラン・パは楽しくていいですね。アマトリアンのコミカルな魅力が発揮されていて。私は以前生で観たことあるのですが、誰のだったのか…忘れてしまいました…。「眠り」グラン・パではアマトリアンの細やかな美しさを再確認しました。先日は「眠り」の公演しか観なかったのですが、「オネーギン」も観ればよかったと後悔しているところです。シュツットガルトのDVDがいつの日か発売されることを願って…。

はじめまして!
毎日ブログに訪問させていただいています。
いつも新鮮・豊富な内容を楽しませていただいてます。

12/15のシュツットガルト・バレエ団の写真集についての
記事を読み、私も買ってみようと思っています。

そのわけは、11/28のオネーギンを見てイリ・イェリネクの
大ファンになってしまったから・・・。

イリの写真はどれくらい掲載されているのか知りたいです。
どうぞ教えてください。よろしくお願いいたします!!

セマールさん、こんにちは。
「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」は最近だと「マラーホフの贈り物」でマラーホフとジュリー・ケントが踊っていますよね。「21世紀の~」でのアリシアとジェイソンのも爆笑ものでいいですよね!あと今年の夏の「The Hopes and Proud of Japan Gala」でジェイソン・レイリーと酒井はなさんが踊るのも観ました。ジェイソンのユーモアのセンスは素晴らしいと思います。
私は逆に「眠り」は1回しか観ていなくて、アリシアの回は観られなかったのですが、映像では、コンテ作品を踊っているときと全然違っていてキラキラのお姫様ですよね。
「オネーギン」での彼女もとてもよかったです。ホント、「オネーギン」他シュツットガルト・バレエのDVDは出して欲しいですよね。時々ドイツのテレビ局等でシュツットガルト・バレエ関連番組は放映されてるようなんですが。

ばんちゃんさん、はじめまして。
イリ・イェリネクの「オネーギン」は本当に素晴らしかったですよね。彼はまるで舞台俳優のように役そのものを生きているという感じがします。
で、写真集なのですが、今また確認していました。イリの出ている分量としては決して多くはないのですが(全部で5枚プラス表紙)、それぞれの写真のインパクトが大きいので、もっとたくさんあるのかと錯覚するほどでした。彼の写真のうち2枚は「ミケランジェロ」というサブタイトルがついているのですが、それも納得できてしまう感じです。表紙に使われているくらいですから。(多分、枚数だけだったらマラーホフやマリイン・ラドメーカーの方がたくさん出ています。

ちょっとお値段も高いので、(アマゾン・コムのほうで買った方が今はだいぶ安いと思います。8000円弱くらい?)絶対的にお勧めかというと意見が分かれるとは思いますが、イリの大ファンなら買っても損はないと思います。他のダンサーも素敵ですし。

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