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2008/12/22

ベルリン国立バレエの「カラヴァッジョCaravaggio」評と関連いろいろ

別エントリでベルリン国立バレエの「カラヴァッジョCaravaggio」関連情報をアップしていたのですが、オペラ座のフィガロの記事と一緒くたになっていたので、独立したエントリに書き直します。

dance view times で作品評が載っていました。
http://www.danceviewtimes.com/2008/12/where-genius-and-crime-meet.html

現地では、やや酷評の方が多いようなのですが、この記事を書いた人は、美術も振付も非常に美しく、ダンサーも素晴らしいけど全幕作品としてはあいまいな部分も多くてゆるい、としています。また、振付家マウロ・ビゴンゼッティの才能の素晴らしさ、優れた音楽性は疑いようがないとのこと。

ビゴンゼッティは最近、大活躍していますね。エトワール・ガラで踊られた「カンツオーニ」や「カジミールの色」をはじめ、ミラノ・スカラ座で上演され、最近DVD化された「Medeiterranea」(マッシモ・ムッル主演)などがあります。

「Medeiterranea」のDVD
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=2819794

以下に、これまでの記事をまとめておきます。

「カラヴァッジョ」については、チャコットdance cubeの針山愛美さんのコラムでも紹介されています。カラヴァッジョと同じ時代に生きた作曲家モンテベルディの音楽を元にしてのだそうです。12月7日が初演だったとのこと。
http://www.chacott-jp.com/magazine/diary/72.html

ウラジーミル・マラーホフがカラバッジョ役にぴたっとはまっています。今の彼なら、古典の王子もいいのですが、エイフマンの「チャイコフスキー」やカラバッジョなど、こういった芸術家の役で観たい気がします。
コンテンポラリー作品での来日公演は難しそうですが、実現してほしいですよね。

来年は韓国にエイフマン・バレエが来るのですが)、(3月27日~29日の4回公演、「アンナ・カレーニナ」(振付:ボリス・エイフマン、音楽:チャイコフスキー)、来日の予定はないようです。
http://www.lgart.com/EngHome/booking/bookdetail.aspx?seq=1686

ベルリン国立バレエのサイト
http://www.staatsballett-berlin.de/spielplan/spielplan_detailansicht.php?id_event_date=189722&id_event_cluster=66835&id_language=2

天才画家カラヴァッジョの人生については、デレク・ジャーマンの映画「カラヴァッジョ」がものすごい傑作なのですが(若き日のショーン・ビーンも出ていて、それはそれは美しかったです。先日ロンドンに行った時に、HMVでDVDを買ってきました。日本盤は廃盤なのです)、マラーホフが演じたカラヴァッジョも観る機会があればいいなと思います。

「カラヴァッジョ」のアメリカ盤DVD(リージョン1)

Caravaggio (Special Edition)Caravaggio (Special Edition)
Tilda Swinton, Sean Bean, Nigel Terry, Michael Gough, Derek Jarman

Zeitgeist Films 2008-06-24
Sales Rank : 15564
Average Review

See details at Amazon
by G-Tools

実は、「カラヴァッジョ」は他にも何人かの振付家がバレエ化に挑戦しているとのこと。作曲家や振付家の生涯などは、今までも上記エイフマンの「チャイコフスキー」やノイマイヤーの「ニジンスキー」などで描かれてきましたが、画家の生涯をバレエ化したものは、カラヴァッジョくらいしかいないようです。やはり、上記デレク・ジャーマンの映画の影響が大きいようです。

日々これ口実のebijiさんに教えていただきましたが、(いつもありがとうございます)「カラヴァッジオ」の写真を写真家Enrico Nawrath氏のサイトで見ることができます。
http://www.enonava.de/
写真家によるシーンの切り取り方がとてもドラマティックで秀逸ということもありますが、これを見ると、「ますます見たくなりますね。中村祥子さんもすごく雰囲気があって素敵です。

ビゴンゼッティ、マラーホフ、セミオノワ、中村さんらのリハーサル動画もあります。(ポッドキャスト)
http://www.staatsballett-berlin-inside.de/podcast/caravaggio--impressionen.html

それから、写真はまだここにもありました。
http://www.picturesberlin.de/staatsballett_caravaggio/index.html

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バレエ(情報)」カテゴリの記事

コメント

ベルリンのサイトにビゴンゼッティのインタビューがのっていて、彼はカラヴァッジオの作品を「彼自身を表していて闇から生まれており、作品の神聖さは、溢れるれる官能性にある」というようなことを言っているようです。この作品はカラヴァッジオの生涯を表現した作品でビゴンゼッティはマラーホフはカラヴァッジオと似ているところがあると思ったそうです。この作品は”human body”の美しさをたたえているようで、見どころは二人の男性によるPDDで、そこでは人間の身体と筋肉の美しさが礼賛されて、官能性が表現されているそうです。さぞさぞ、彼の肉体美とドラマ性が生きるような作品なんだろうと思います。ビゴンゼッティがマラーホフとベルリンのために振りつけた世界初演作品です。vaguenessはカンツオーニのときも感じたのので、これがビゴンゼッティの持ち味なんではないでかとも思います。DVDは見てみる価値がありそうですね。それにしてもベルリンの観客がうらやましいです。日本ではまだまだビゴンゼッティの全幕が上演される段階ではないですもんね。

ショコラさん、こんばんは。

ベルリンのサイトにビゴンゼッティのインタビューがあるなーとは思っていたのですが、ドイツ語で翻訳にかける暇がなかったので、ご紹介していただきありがとうございます!やはりマラーホフがインスピレーションの源になったのですね。そう聞くと、ますます観たくなります!
「カンツォーニ」も、「カジミールの色」もとても素敵な作品だったので、全幕であるカラヴァッジオはますます興味を惹かれます。私もコンテンポラリー作品はどうやって観ればいいのか、わからないところも多々ありますが、わからないなりに面白いな、と思うことも多いです。でも、やっぱり日本での公演は難しいのかなあ。ベルリン国立バレエも、最近はあまりDVDを出していないようですが、何とかして観たいですよね。「Medeiterranea」だけでもDVDを買って観てみようかな、と思います。

お返事ありがとうございます。ビゴンゼッティのインタビューは結構長かったので、翻訳ソフトでも結構時間がかかりました。彼は今のベルリンのダンサーはパリのダンサーよりも良いかもなんていうことも言っていました。naomiさんに賛成なのですが、今のパリオペの女性陣にはときめくものがありません。あとは、彼がカラヴァッジオという人物と彼の作品について語っている部分が長かったです。

ルグリさんのチャリティガラに、知り合い(バレエ好きの男性)が行ってきたのですが、ルグリさんの新作はルグリさんの踊りは純粋に楽しめたけれど、振付としては特別な感じがしないと言っていました。でも、素晴らしかったという声もありますので、見ていない私にはなんとも言えないです。それから、アフターパーティはダンサーが出てきたのはほんの10分程度のことでひどい対応だったとのことでした。出待ちのサインをもらうファンの山という感じで、せっかく質問したいことを考えて行ったけれど、そんな交流をする暇はなかったようです。21日の方だそうです。お料理とプログラムを考えると50000円の内容とは言いがたかったようです。

はじめまして。raraと言います。
マラーホフが、今後どんな作品に関わっていくのか興味があって、デレク・ジャーマンの「カラヴァッジオ」を改めて観ました。
(ちなみに、ツタヤでレンタルできます。http://www.discas.net/netdvd/freeSearch.do?pT=0)
ベルリンの写真と、デレク・ジャーマンの映画を見ると、やはり衣装が似ていますね。映画の影響は大きい気がします。

デレク・ジャーマンは、英国ロイヤルのバレエの舞台美術なんかもやっていたんですね。
新しいバレエに出逢うたびに、勉強になることが多いです。

マラーホフの公演をこれだけやってきた日本ですから、
今後の彼の作品も、ぜひ、ベルリンごと日本に呼んでくれないと・・と思うんですが、難しいでしょうかね・・

彼のストーリーの別の面を、日本でも、作っていって欲しいな、と思うのですが。

デレク・ジャーマンの映画が公開できるなら、バレエもできますよね(・・あら、映画とは、お値段が違いすぎるんだわ・・)と思ったりするのですが。

突然すみませんでした。

ショコラさん、こんばんは。
ビゴンゼッティのインタビューの更なる紹介、ありがとうございます。私も後で改めて翻訳をかけて読んでみたいと思いました。ベルリン国立バレエは、以前「ニーベルングの指環」と「ラ・バヤデール」を持ってきて来日して以来、観る機会がないので現在の実力は私にはわからないのですが、レパートリーは面白そうですし、オペラ座よりダンサーが良いというのもありえますよね。
オペラ座の場合、定年制度があるのが一つのネックになってしまっているのかもしれません。ルディエール、モーランやゲランといった優れたダンサーが早々に定年になってしまいましたからね。みんながみんなオペラ座に教師として残っているわけではないし。また、ノイマイヤーのような振付家もやっている人は別として、同じ芸術監督が長年居座るのも良し悪しですよね。

チャリティガラの感想もありがとうございます。実は私も21日に行ったのです(アフターパーティには参加していないのですが)。申し込んだのが遅かったので、足元が全然見えない席だったのがちょっと残念でした。ルグリさんの作品は面白かったですが、一度観ただけではなんとも言えないというか、また(ちゃんとした会場で)観る機会がほしいです。アフターパーティは、話を聞く限りでは行かなくて正解だったようですね。

raraさん、はじめまして。
「カラヴァッジョ」、DISCASのレンタルで見られるんですね!いい話を教えていただきありがとうございます。私の持っているDVDはイギリス盤なのでPALなんです。そうそう、衣装、似ていますよね。「カラヴァッジョ」はずいぶん前に、デレク・ジャーマンの特集上映でイメージフォーラムという映画館で観たのです。この映画は、この作品のみならず色々な方面に影響を与えていますね。

上記ショコラさんのコメントを読んでも思ったのですが、ホント、近いうちにベルリン国立バレエを日本に呼んでほしいです。マラーホフが日本で出演する機会は多いのに、ゲストばかりですからね。彼が芸術監督を務めるカンパニーが今どんな感じなのか、すごく観てみたいです。マラーホフ自身が出演するなら、かなりの動員も期待できると思うんですけどね…。

raraです。

イメージフォーラム!!いいですね。
本質的に良い作品を扱ってくれますよね。素晴らしいです。

「カラヴァッジオ」のDISCASのレンタルは、スポットレンタルなしみたい。
(会員になる必要あり)
店舗で借りる、と指定して検索すると、
都内ツタヤのほとんどの店頭にあるみたいです。

ちなみに「ぽすれん」では、カラヴァッジオが「半額レンタル」サービス中!
http://posren.livedoor.com/detail-3136.html
(ライブドアなので、、借りるひとも少なく、スムーズに借りられるし、サービス多い!結構おすすめできますよ。トラブルは特になかったし)

ビゴンゼッティのDVD「Medeiterranea」、素晴らしかったですよ。ぜひ、お勧めします。
今、ヤフオクでも、このDVDが安く出品されていますね。
もし興味があったら、ぜひとも。たくさんの人に見て欲しい。

お知らせばかりで、すみません。
また何かありましたら、情報提供します。

naomiさん、チャリティガラの日程が合ったんですね。私は21日は東京におらず、残念でしたという感じでした。ルグリの新作はもう一度日本でおどってくれることを希望します。

パリオペは定年が原因の一つなんですね。なるほどです。今の監督もあまり評判はよくないらしいですが、私はフランス系には弱いのでこれ以上はわからないです。ベルリンも、どうしてNBSが呼ばないのかと考えるとよく心配に陥ります。リングとバヤは十分日本の観客に満足のゆくものだったと思うのですけれど。まだまだなのかもしれないです。ありがとうございました。

raraさん、こんばんは。
最近なかなかシアター・イメージフォーラムに足を運べないんですよね。私は以前、映画の宣伝・配給の仕事をやっていたので、その頃はとてもお世話になったのですが。
実は未だネットのレンタルを利用したことがないのですが、店舗で借りるより簡単そうなので、試してみますね。
「Medeiterranea」は、早速HMVで注文してみました。(Yahooのパスワードを忘れちゃって、今オークションが利用できないんです)届くのは来年になりそうですが、楽しみにします。色々と教えていただき、ありがとうございます!

ショコラさん、こんばんは。
私も実際のところ、パリ・オペラ座についてもそれほどよく知っているわけではなくて、人からの受け売りの知識が多いです(笑)が、全盛期(ヌレエフ世代の頃)には素晴らしいダンサーの皆様がいたのに、今は小粒ですよね。来日公演「ル・パルク」を観ても、一番踊れているのが、一番年長のルグリでしたから。
ベルリン国立バレエ、なんでマラーホフなのにNBSがなかなか呼んでくれないんでしょうね。東京バレエ団は良いダンサーがみんな辞めてしまったし、衣装や装置がしょぼいので、あまり観たくないのに。「リング」はとても面白かったし、ソリストも充実した良い公演でしたね。「ラ・バヤデール」はマラーホフではなくて、今ボリショイにいるシュプレフスキーが主演の公演を観てしまったので、うーんでしたが、プロダクション自体は良かったと思います。どうしても古典じゃないと、しかもチャイコフスキー3大バレエじゃないとお客さんが呼べないという固定観念があるんでしょうね。それも事実かもしれませんが…。

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