2023年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

ブログパーツ

  • HMV検索
    検索する
無料ブログはココログ

« ダンスマガジン11月号 | トップページ | ABTのシティ・センターシーズンのキャスト »

2008/09/30

ロンドン旅行記その一

いつもはマイレージの関係で一緒に行く友達とは別の飛行機のことが多いんだけど、今回は友達が付き合ってくれて一緒にエールフランスの夜便を利用。二人掛けシートだったので気を使わなくて済んで、気楽だった。シャンパンを飲んで映画Sex & The Cityを見ていたけど結局寝ちゃって気がついたらパリに着いていた。

朝4時過ぎにド・ゴール空港で乗り換えようとしたら声をかけられる。ミラノにスカラ座のプティ・プロを見に行く途中のお友達だった。ロベルトも観たかったわ。

ターミナルDまで移動してバレエ雑誌を買おうとキオスクのレジに行くと、そのロベルト・ボッレが表紙の雑誌が置いてある!L'OFFICIEL HOMMESというファッション雑誌で、ロベルトの美しい写真が20ページ以上!もちろん買い求めたけど電話帳のように分厚くて重い。

ヒースローに到着。今回からエールフランスはシルバー会員になったので荷物は早く出て来た。東京よりはちょっと寒い。地下鉄の中の人々は、タンクトップ一枚からウールのコートまで様々。

P1010832s

ラッセルスクエア駅で降りてホテルまで歩き、荷物を預かって貰う。玄関に花が飾ってあって、こじんまりと可愛いホテル。部屋もなかなか広さがあって良い感じ。


まずは地下鉄に乗って、ヴィクトリア&アルバート博物館へ。イギリスの美術館や博物館の多くは入場料が無料なのが嬉しい。

P1010816s_2

パリでも装飾美術館に行ったように、装飾美術や工芸を見るのが好きなのだ。ここはファッション関係も充実していて、各年代の素敵なオートクチュールのドレスもたくさん展示してある。靴もディオールやヴィヴィアン・ウェストウッドなどゴージャスなものや繊細なものまで揃ってる。テキスタイルで有名なのだけど、そこまで見る時間がなかった。

P1010807s

シュープリームズのステージ衣装の特別展もやっていたけど時間がなくて行けなかった。凄いのが銀器のコレクション。そして女性なら絶対に見逃せない宝飾品のコレクション。古代からアール・ヌーヴォー、アール・デコ、そして現代に至るまで、あらゆる種類のジュエリー、ヴァン・クリーフ&アーペル、カルティエ、ブシェロン、ラリック、シャネルなどの有名なメゾン、世界中から集められた宝物。圧巻だったのは、ダイヤモンドから始まってあらゆる貴石や半貴石を渦状に並べた展示。ダイヤモンド一つ取っても少しずつ色のグラデーションがあるものが順番に弧を描くように並べられているのだ。ため息が出てしまう。

P1010817s

P1010810s

ここまでで2時間。でも時間はいくらあっても足りないくらい。夜の予定もあるので、ミュージアムショップへ。これがまた素晴らしくて、オリジナルのアクセサリーも素敵だしスカーフやグリーティングカードなどなど…。私はグリーティングカードの他、シルバーの革製のコサージュと、友達とお揃いでウィリアム・モリスのテキスタイル柄の小型魔法瓶を買った。

ハロッズの前まで歩いて、リシューという紅茶の店でクリームティー。これは、アフタヌーンティーからサンドイッチやケーキを抜きにしたものと言うべきか。とにかく焼きたてのスコーンがふわふわと柔らかくて絶品だった。バスに乗ってホテルで一休みした後、コベント・ガーデンまで歩く。道を間違えちゃって遠回りしてしまったら、雨が降り出した。

P1010840s

まだバレエのシーズンは始まっていなくて、オペラのシーズンが始まったばかり。上演中のドン・ジョバンニはキーリンサイド主演でソールドアウトのため、当日券発売を待つ長い列ができていた。オペラハウスのショップは充実。バレエ雑誌やポストカード、カレンダー、そしてタッチキン・バレエの白鳥の湖のDVDを買う。キャストを見ると、ミハイロフスキー劇場に移籍したヤパーロワとヤフニークがパドトロワを踊っているみたい。大急ぎでホテルに戻り、サドラーズ・ウェルズ劇場へ。ロンドンの地下鉄は時間通りに動かないので相当余裕を持たないといけない。

P1010863s

そうだ、サドラーズの隠れた名物がアイスクリーム。特製のものらしく、カップのデザインもダンスをモチーフにしていて可愛い。しかも味の種類も6種類くらいあって、どれも美味しい。毎回のように違う味を試してみたけど、ストロベリーが一番かな。休憩時間には席にまで売りに来るので、席で食べても文句は言われない。ロビーやホワイエでも、このアイスクリームを食べている人の多いこと。お酒を飲んでいる人より多いのは間違いない。だって美味しいんだもん。

P1010912s

« ダンスマガジン11月号 | トップページ | ABTのシティ・センターシーズンのキャスト »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

幕間にアイスクリームってロンドンの劇場には付き物でうよね。ミュージカルを観に行っても、必ずと言っていい程、オケピの前にお姉さん/お兄さんが立って売っています。

私は基本的にバレエを観ている間は甘い物が欲しくならないのですが、今度サドラー・ウェルズに行った時には試してみたいです!

いちぞーさん、こんにちは。

私がロンドンの劇場で舞台を観たのってもう6年位前だったので細かく覚えていなかったのですが、確かにお兄さんやお姉さんが通路でアイスを売っていた記憶があります。

私も、バレエを観ている時にアイスを食べた経験ってあまりないのですが(海外だと、時差ぼけによる眠気防止のためにコーヒーを飲んだりします)、サドラーズのアイスはやみつきになるほどの美味しさです。値段は1.5ポンドなので、ロンドンの物価を考えると安いくらいです。(ハーゲンダッツだと2.5ポンドくらいで売っている)基本的に私はアイスは好きなんですよね。

前回のABTのロンドン公演はサドラーズだったんですよね。来年のロンドン公演はもっと広いコロシアムですが、シティセンターでやるような小品だったら、サドラーズが合っていると思います。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ダンスマガジン11月号 | トップページ | ABTのシティ・センターシーズンのキャスト »