アレクセイ・ラトマンスキーがABTの常任振付家に!
ニューヨークタイムズのインタビュー記事によると、ボリショイ・バレエの芸術監督を今年末に退任するアレクセイ・ラトマンスキーは、来年からABTの常任振付家に就任することになるとのことです。
向こう五年間、年に20週ABTで仕事をし、毎年少なくとも一つの作品を振付もしくは再振付することに合意したそう。
NYCBからの常任振付家のオファーを断ったラトマンスキーがABTというのは驚きですね!何度もラトマンスキー作品を上演しているNYCBと異なり、ABTはまだ一度も彼の作品を上演したことがありません。彼はニューヨークに妻とともに引っ越すそうです。
また振付だけでなくマッケンジーと芸術面で協力するとのことなので、将来の芸術監督候補という見方もできますが、マッケンジーは否定しています。
マクミラン、チューダー、サープといった振付家とのコラボレーションで知られるABTですが、一度も常任振付家を任命したことはありませんでした。
古典中心のABTのレパートリーが変わる可能性もありますし、ロシア系のダンサーのゲストや移籍も考えられますね。
いずれにしても、ABTの動向からは目が離せません。
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「ABT(アメリカン・バレエ・シアター)」カテゴリの記事
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なんだか面白い事になって来ましたね♪
これでABTも変わりますね、きっと。
来年の演目発表がますます楽しみです!
投稿: いちぞー | 2008/09/12 00:31
いちぞーさん、こんばんは。
コレーラ・バレエのレポート、面白く読ませていただきました!
ラトマンスキーが参加することで、ABT変わるでしょうね。マッケンジー時代が長すぎましたものね。コンテンポラリーや古典の再振付などの新作も増えるでしょうし!
来年のMETシーズンの発表がちょっと遅れている気がしますが、楽しみですね~。アンヘル君もかけもちで大変だと思うけどABTにもたくさん出て欲しいです!
投稿: naomi | 2008/09/18 01:49