マチュー・ガニオのインタビュー記事(エトワール・ガラ用)
ライターの岩城京子さんのサイトで、マチュー・ガニオの「エトワール・ガラ」プロモーション用のインタビュー全文が掲載されています。「AERA」と「シアターガイド」のためのインタビューとのことですが、全文は掲載しきれないということで。主に「椿姫」と「プルースト」について語っています。
http://kyokoiwaki.com/blog.html
一部を引用しますと、
本番で、なにか自分も予期していなかったような感情に出くわすこともあるのでしょうか?舞台上でパートナーが僕の目を見つめているとき…、とても感情的な目で僕のことを見つめているとき…、その瞬間に「オー、マイ、ガッド!」と叫びたくなるほど巨大な感情にふいに襲われることがあります(笑)。これは、まったく予期できない感情です。でも僕はそうした体験を舞台上で味わうのが本当に好き。特にパートナーと一緒に踊っているときに、僕が彼女に何かを言って、向こうも何かを言い返してきて、その繰り返して徐々に互いに感情が大きくなっていく。そうした感情の構築作業が好き。ただし、感情に溺れすぎてはダメ。なぜなら「椿姫」で言うならば、ジョン・ノイマイヤーはとても美しくてとても難しいリフトを発明する人だから(笑)。そのステップをきちんとこなすためには、感情に溺れすぎている暇はない。逆にいえば、稽古段階でステップはすべてオートマティックに完璧にこなせるぐらい練習を積んでおけば、少しぐらい本番で感情に流されても大丈夫ということになります。
役作りということを、マチューがどう考えて行っているかがよく判ると思います。AERAに載った記事などと読み比べると面白いのではないでしょうか。
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naomiさん、今晩は。
興味深い記事の御紹介、ありがとうございます。
この記事を読むと、マチュウは生まれながらの舞台人だと感じられますね。昔は、あまりマチュウを評価していなかったのですが、先日の椿姫で、細かい感情表現が素晴らしく思え、すっかり、見直していたところでした。あの舞台の表情が、この記事で納得できた気がしました。
あの容姿に技術と表現が備わったら、大変なことになりそう。
エトワルガラが楽しみです。
投稿: テス | 2008/08/05 00:28
テスさん、こんにちは。
なかなか面白い記事ですよね。私も、彼がエトワール昇格直後のルグリと仲間たち公演や、東京バレエ団の「ラ・シルフィード」の時はまだエトワールには早いんじゃないかと思いましたが、最近はめきめき成長していますよね。「プルースト」のサン=ルー役も印象的だったし。きっと影でものすごい努力をしてきたんじゃないかという気がします。ダンサーは誰でもそうなんでしょうが。
あれだけ美しいのですから、ホント、表現や技術が備われば鬼に金棒ですよね。私もエトワール・ガラがとても楽しみです。
投稿: naomi | 2008/08/05 02:17