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« ダニール・シムキンが高松到着 | トップページ | サシャ・ラデツキー、ABTを退団、オランダ国立バレエに移籍 »

2008/08/09

エトワールガラBプロ初日…しかしロシアがグルジアを侵攻

今日はエトワール・ガラのBプロ初日でした。本当に暑い一日でしたが、今日も本当に素晴らしい公演でした。Aプロより個性的な演目が多くて、見ごたえたっぷり。この充実度でこのお値段は安いです。

特にイリ・ブベニチェクが振付けた「カノン」は、音楽的この上なく、至福の時間でした。上の階から観ていたのですが、3人のダンサーがユニゾンで動いている時の美しさと言ったら!サーシャもマチューも魅力的でしたが、ダンサーとしてのイリの存在感がすごくて、驚異的な柔らかさと強靭さ、音楽性…。底知れぬ才能を持った人だと改めて実感しました。ルグリとルンキナの「マノン」にはもちろんうっとりさせられました。ルンキナの無垢な中の小悪魔性を秘めた儚い美しさもさることながら、そんなルンキナを軽々と、ボールを転がすようにリフトするルグリの凄さ!しかもこの人は、演技で20歳は若返ることができるから、びっくり。恋する青年そのものでした。ペッシュとシルヴィアのノイマイヤー版「ロミオとジュリエット」の情感あふれる切なさも、胸に深く染み渡りました。妖精のようなシルヴィアと、情熱的なペッシュ。もちろんサーシャとシルヴィアで観たい気もしたけど、この二人の組み合わせも良かったと思います。あとは「ドリーブ組曲」のマチアス!!!彼の無限の可能性を観る気がしました。去年のルグリガラから1年でこんなに成長するとは。まだ荒削りの部分もあるけれども、どこまでも高い跳躍と、エレガンス、そして独特の甘さが魅力的で、目が離せません。観客に愛されるダンサーのようで、全体のカーテンコールの時も、ルグリの次くらいに多く拍手をもらっていました。年末の「ライモンダ」ではジャン・ド・ブリエンヌを踊るという噂もあるようで、いよいよエトワール昇進も見えてきたのではないかと思います。

*****

ところで、終演後劇場の近くでお茶をしていたら、友達からグルジアとロシアが戦争を始めたというメールが。帰宅したら、本当に大変なことになっていました。

ロシアがグルジア空爆 南オセチア攻撃の報復 交戦状態に
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080808/erp0808082314011-n1.htm

Georgia 'under attack' as Russian tanks roll in
http://edition.cnn.com/2008/WORLD/europe/08/08/georgia.ossetia/index.html?eref=rss_topstories

北京オリンピックの開会式というタイミングで始まってしまいました。プーチン首相は開会式に出席しているということですが…。上記CNNによると、ロシアの戦車や戦闘機がグルジア侵攻を始めたようです。サーカシビリ大統領の声明によれば、一般市民にも死傷者が出ているそうで。

ちょうど、ニーナ・アナニアシヴィリの、スコットランドの新聞に掲載されたインタビューを読んだばかりでした。

http://thescotsman.scotsman.com/features/Georgian-ballerina-who-went-back.4360961.jp

それによれば、ニーナは、グルジアのサーカシビリ大統領直々の依頼で、グルジア国立バレエを立て直すという任を負ったとのことです。2004年にニーナはグルジア国立バレエの芸術監督に就任したわけですが、13歳で彼女は故国を離れロシアに行きました。20数年ぶりに戻ってきたというわけです。グルジア国立バレエは、エジンバラ国際フェスティバルで、8月9日から10日まで「ジゼル」、12日、13日はミックスビルを上演していますが、故郷の一大事にきっとニーナは胸を痛めていることでしょう。平和的な解決がされますように。そして、ニーナやダンサーの皆様に何事もありませんように。ニーナの旦那様はグルジアの外交官ということなので、ますます気になります。

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バレエ(情報)」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
私も帰宅後グルジアの交戦のニュースを知りました。
中国も民族独立問題で揉めていますが、ロシアとグルジアがこの日に争いを始めるとは、休戦してまでオリンピックを行った時代は遠い昔のことですね。
グルジアだけでなく、ロシアのダンサーもそれぞれの場所で心を痛めていることでしょう。どういう結末になるのが望ましいのかは、双方の主張が相容れることはなく、長引かなければ良いと願うばかりです。

ABTの公演でニーナを見たばかりなので、グルジアのニュースを見て真っ先に思い出したのはやっぱりニーナです。。
先日買った「DANCE EUROPE」のニーナのインタビューにも大統領直々に芸術監督に就任してほしいとの依頼があったという話が載ってて、独特のお国事情と大変な責任を負ってるんだなと感じました。

ところで私は「エトワール・ガラ」明日行きます!

こんにちは。
私もAプロよりBプロの方が楽しめました。1つ1つの演目、ダンサーがそれぞれすばらしくて、クラシックからコンテンポラリーまでバレエの魅力再認識です。カノンの美しさには涙が出そうになりましたし、マリ=アニエスの瀕死も素敵だったし、ルンキナとルグリのマノンは予想以上に素晴らしかった。この二人の白鳥も見てみたい。公演を企画してくれたペッシュには本当に感謝です。

で、グルジアとロシアの戦争状態。オリンピックが開催され広島と長崎が原爆の日を迎えている最中、愚かしいことです。民間人にも多数の犠牲者者が出ているとか。一刻も早い終結を祈ります。

また送信失敗。名前がpになってました。
失礼しまいした。

くみさん、こんばんは。
エトワールガラ楽しかったですね!
しかしこんな時に戦争が始まってしまうとはなんということでしょう。前回のオリンピックの時も、オリンピック期間は休戦しようという呼びかけがあったと思います。
後で載せたニーナのインタビューのように、ロシアとグルジアのダンサーはお互いに交流があって親しい人も多いと思います。それに、オリンピックでは、グルジアとロシアの選手が健闘を讃えて抱き合うというシーンもあったようですね。個人同士は、仲良くできても国家となってしまうとどうしてこうなってしまうんでしょうかね。

プリマローズさん、こんばんは。
エトワール・ガラ、楽しめましたか?

そうそう、本当につい先日ニーナの舞台を観たばかりだったので、ますます他人事ではないというか胸が痛みます。グルジア国立バレエの公演のときの募金で、グルジアの子供たちの発表会が実現できたということでしたが、その子供たちも大丈夫なのか心配になってしまいますね。
DANCE EUROPE買われたのですね!その前の号にも、アンヘルとインタビューと、コレーラ・バレエの取材が載っているんですよ。そっちの号はたまたま友達にもらったのです。

peluさん、こんばんは。

Aプロもとても良かったんですが、Bプロは、3人で踊る演目が二つあったりしたのが面白かったですよね。よりコンテンポラリー寄りな感じがしました。「カノン」は去年のイリやマリ=アニエスらの「融」公演で観て、とても素敵な演目だと思ったのですが、これが、イリとサーシャとマチューという超豪華なメンバーで見られるなんて夢のようでした。本当に、プロデュースのバンジャマンはがんばったんだな、って思いましたよ。

生きることの素晴らしさをバレエで観た後で殺し合いのニュースを聞くと本当に悲しいですね。ロシアでは、バレエダンサーに対して行われている徴兵免除が廃止されるという話しも以前ありました。戦争なんて一刻も早くやめて欲しいものです。

グルジアはますます大変な状況になってきていますね。バレエ団のみなさん大丈夫か気になります。日本人にはなかなか理解しがたいいろいろな事情があるんだとは思いますが、戦争はやめてほしいですね。

エトワール・ガラ楽しかったです!カーテンコールのみなさんのノリにびっくりしました。オペラ座やヨーロッパのダンサーがあんなに弾けるなんて!バレエフェスとかだとあんな感じになるんですかね~。
私はAプロしか見てないですが、どの演目も楽しめました。ジロって本当に貫禄がありますね。マチュー・ガニオのカッコよさに目がハートになって見てました(笑)

前の号の「DANCE EUROPE」にアンヘルのインタビュー載ってるんですか~。では取り寄せてみようかな。最近アンヘルは雑誌の露出が多くてお金がかかります(笑)

プリマローズさん、こんばんは。

プリマローズさんのサイトでの感想も読ませていただきました!エトワール・ガラ、本当に楽しい公演でしたね!AプロとBプロはそれぞれちょっとカラーが違っていたので、またそれが面白かったですよ。最終日に行かれたのはラッキーでしたね!マチューって美しいだけじゃなくて実力もあるから凄いです。

グルジア情勢は、ようやく停戦に向けて動き出したようですが、それまでも相当民間人に犠牲が出たようで、ロシアの空爆も、誤爆ではなくてわざと民間施設を狙っているんではないかと思われるほどだったようですね…。ひどい話です。

アンヘルくんの「ラ・バヤデール」もあと1ヶ月を切りましたね。また露出が増えるんじゃないかしら?(笑)

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