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2008/08/13

2008 International Gala Hikasa Ballet 国際交流公演

2008 International Gala Hikasa Ballet 国際交流公演に行ってきたのですが、その後もろもろ打ち合わせや作業をして、感想を書く時間がなくなっちゃいました(現在の時刻午前3時です)。
とりあえず雑感を書いて、時間があれば残りを書きます。

パンフレットが500円の割には充実した内容でとても良心的でした。お客さんの入りも、関係者っぽい方が多かったですがよく入っていたと思います。いろいろなダンサーさんも見に来られていました。(でも、隣にもそういう方がいましたが、バレエの先生に限って上演中にいっぱいしゃべっていてうるさいのですよね)

「オクテット」(関直人振付) 安倍真由美、住友拓也、エルハン・グゼル(イスタンブール国立オペラ・バレエ劇場)、メリッヒ・メルテル(イスタンブール国立オペラ・バレエ劇場)他

「ライモンダ」よりGPDD 田中祐子、逸見智彦(牧阿佐美バレエ団)

「ヒューマン・ウィズイン」(ニキータ・セバスチャン振付) コリーヌ・ヴェルデイユ(ベルリン国立バレエ)、ティグラン・ミカイェリャン(ミュンヘン・バレエ)

「ハレキナーデ」 岩本桂(牧阿佐美バレエ団)、エルハン・グゼル

「海賊」よりGPDD 金田洋子、メリッヒ・メルテル

「モールフーン」(ドミトリー・シムキン振付) ダニール・シムキン(ABT)

「ディアナとアクティオン」 ヴィエングゼイ・ヴァルデス、ロメル・フロメタ(キューバ国立バレエ)

「ロミオとジュリエット」(篠原聖一振付) 下村由理恵、山本隆之

「ア・ビアント」(牧阿佐美、三谷恭三、ドミニク・ウォルシュ振付) 田中祐子、逸見智彦

「レ・ブルジョワ」(ベン・ファン・カゥウェンベルグ振付) ダニール・シムキン

「白鳥の湖」 3幕GPDD コリーヌ・ヴェルデイユ、ディグラン・ミカイェリャン 

「5タンゴ」(ハンス・ファン・マーネン振付) カルロス・ピニロス(ポルトガル国立バレエ)

「牧神の午後」(ティム・ラッシュトン振付) ヨハン・コボー

「ドン・キホーテ」よりGPDD ヴィエングゼイ・ヴァルデス、ロメル・フロメタ

予想通りというべきか、ダニール・シムキンとキューバ国立バレエのヴィエングゼイ・ヴァルデス&ロメル・フロメタがすべて美味しいところを持っていったガラでした。

ヨハン・コボーの「牧神の午後」はなかなか異色で、得意の脚捌きを生かした跳躍がたくさんあったり、駆け抜けていったり、彼の怪しい存在感と照明やスモーク効果をうまく使っていて、面白かったです。

正直1部は、ダニール・シムキンが登場するまではあまり盛り上がりもなく、うーんって感じだったのですが、ダニールの「モールフーン」は、YouTubeの映像で観ていたとは言え、実際に観るとやっぱりものすごく面白いし、ダニールの人並みはずれた柔軟性とちょっと子供っぽく両性具有っぽい妖精キャラクターがうまくはまっていて、大うけでした。この演目の音楽、「展覧会の絵」からなのだそうだけど、こんなパートあったっけ?

「海賊」の金田洋子さんは、パンフレットによるとグルジア国立バレエのオーディションに合格し、入団する予定がグルジア情勢の悪化で断念したとのことで、来シーズンから新国立劇場に入るそうです。しかし、いくらなんでも痩せすぎで拒食症かと思ってしまうほど。手脚が長くて細くて、アラベスクのラインはすごく美しいのだけど、あんなに細いと全幕を踊るスタミナがあるかどうかは不安だし痛々しすぎる…。パートナーのメリッヒ・メルテルはイスタンブール国立バレエ・オペラ劇場のプリンシパルだそうで、大変ルックスが良い。グラン・テカールはダイナミックに大きく決まっていてカッコいいのですが、ちょっと回転系は苦手そう。

「ライモンダ」の牧のペアは残念ながらダメでしたね。特に逸見智彦さん、こんなにへろへろなダンサーでしたっけ?ピルエットで足がすぐにアテールになってしまったり、ちょっとガラに出られるようなレベルの踊りではありませんでした。田中裕子さんも前半はちょっと不調そうで、コーダで持ち直した感じ。

「ロミオとジュリエット」は、下村由理恵さんが素晴らしかった。表現力が豊かで、恋する少女の燃え上がる心のうちを繊細に踊っていました。山本さんはそれに比べると非常に淡白で物足りませんでした。

「5タンゴ」はとてもカッコいいナンバーなのですが、とても短くて見せ場が少ないのが残念でした。「三つのグノシェンヌ」のファン・マーネンの振り付けなんですね。キャンセルしたペアに代わって急遽出演したポルトガル国立バレエのカルロス・ピニロスはタンゴのリズムによく乗っていていい感じでした。

ダニール・シムキンの「レ・ブルジョア」もプラハ・ガラのDVDなどで散々見尽くしたけど、改めて生で観るとやっぱり凄かったです。軽々ともの凄い技を決めちゃって。あの位置からああいう回転ができるか!とびっくり。カーテンコールで並んでいると、身長はヨハン・コボーと同じくらいなんですね。コボーの方が顔が大きい分、肩の位置はダニールの方が上というくらい。

でもやっぱり、世界ビックリ人間と言ったら、キューバのヴィエングゼイ・ヴァルデス、ロメル・フロメタのペア。世界バレエフェスティバルでも、二人のドン・キホーテの凄さは観ていたし、例のパリで撮影された全幕のDVDも観ていたけど。ヴィエングゼイ・ヴァルデスのバランスの長さ、ぐらつかなさは凄すぎますね~。アダージオなんか、バランスばかりでほとんど踊っていないんじゃないかと思うくらい。サポートつきピルエットも12回くらい回っているし、途中からサポートなんかいらないわ、って感じ。ロメル・フロメタはピルエットは時々軸がぶれるけど、跳躍が得意で、高く跳んでいるし、クペ・ジュテ・アン・トゥールナンでぐるぐる回っていくときには、空中に静止しているんじゃないかと思うほど浮かび上がっていました。グラン・フェッテは、前半は全部ダブルで、トリプルが2回入ったかな?とにかく軸がまったくぶれないし位置は動かないし、鉄壁のテクニックは本当に凄すぎて大盛り上がり。

世界バレエフェスティバルでも同じことをやっていたと思うんだけど、アダージオで、ヴァルデスがアラベスクで長~いバランスをした後、ポアントのままの状態で脚をそのままルティレの位置に持ってきちゃうんですよ。そこまでバランスを保てるって本当に凄い。しかも、大変そうな顔は見せないで、輝くばかりの笑顔のままやっちゃうんです。ヴィエングゼイ・ヴァルデスは、ちょっとだけディアナ・ヴィシニョーワに似ているというか、ヴィシニョーワからディーヴァっぽさを取って親しみやすくした感じで、とっても愛嬌があって可愛らしいのです。

ホント、キューバペアとダニール・シムキン(それとコボー)を観られただけで、おつりが来ました。楽しかったです。


シムキン君の「レ・ブルジョア」と、お父さんと踊った「マイ・ウェイ」が観られます。

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バレエ公演感想」カテゴリの記事

コメント

レポ、お忙しい中、感謝です。同感の点が多く、頷いて楽しく読ませて頂きました。
{早く終ってくれないかな・・・}という演目もあったものの、最高のものや、新時代のすばらしい才能を観られ、大感激でした。
ダニイル君、まったく私のツボで、何のためらいもなくブラボー!連呼の大興奮でした。キューバ組、バレエ・フェスで観た以来でしたが、技を見せ付けるばかりでなく、ヴァリエーションは抑え気味?で正確、上品で、全体に芸術性が増していてすばらしいと思いました。本当に楽しいひとときでした♪

楽しかったですね~。
ダニイル君は可愛くてテクニックも凄くて
観客のハートを鷲づかみ!でしたね。
キューバペアの二人も相変わらず楽しませて
くれて、女性の方は笑顔がとってもキュート
で見ていて楽しかったです。
最初の作品見たときはどーしようかと思って
しまいましたが、naomiさんの感想と全く
同じで、ダニイル君以降とっても楽しかった
です。
今回も色々と有難うございました!

マーキーさん、こんばんは。
会場でお会いできて楽しかったです♪ダニイルくんは、柔らかさといい、ちょっと両性具有的な雰囲気といい、マラーホフ好きのマーキーさんのツボにはまるのがよくわかります!またこれからも、ガラやABTの公演などで観る機会が多そうですよね。
そうそう、キューバ組は、テクニックが凄いだけでなくて、ちゃんと品もあったと思います。特にフロメタ君、カレーニョを髣髴とさせるエレガントさも持っていましたね。
楽しいひと時でした!

えりさん、こんばんは。
楽しい公演でしたね~。そうそう、最初のうちはちょっと寒い空気が漂っていましたが、だんだん暖められてきて、シムキン君とキューバペアで一気にホットな気分になりました!
ヴィエングゼイ・ヴァルデスは笑顔がキュートですよね。パリでこの二人が主演のドン・キホーテのDVDを買ったのですが、特典映像のインタビューでの彼女も可愛らしかったですよ。

行き着くまでなんか波瀾万丈状態でしたけど無事見られてほんとに良かったです♪

シムキンくんもうかわいいったら(*^_^*)
2,3日でいいからお持ち帰りしたい♪

お疲れ様でしたm(_ _)m

ずずさん、こんばんは!

ホント、行き着くまでは紆余曲折ありスリル満点だったけど、ホント、観られて良かったですよね!

ダニールくんったらホントにミニチュアを部屋で飼いたいくらい可愛いです♪あのモールフーンは、何をイメージしているんでしょうかね?最後には卵まで産んじゃって。これからどうやって育っていくのか楽しみですね。

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