ABT韓国公演その2/スージン・カンのフレンズ公演
といっても、残念ながら私は観に行っていませんが!
韓国のKorea Timesで、ABTの韓国での記者会見の模様が掲載されています。日本では会見をやっていませんよね?
http://www.koreatimes.co.kr/www/news/art/2008/07/145_28386.html
会見に出席したのはケヴィン・マッケンジーはじめ、「ドン・キホーテ」に主演するシオマラ・レイエス、エルマン・コルネホ、ホセ・カレーニョ、パロマ・ヘレーラ、ミシェル・ワイルズ、そして韓国人コール・ドのヒー・セオです。ヒー・セオはとても美しく有望なダンサーなのですが、日本公演では背中を痛めてしまったようですね。マッケンジーは、我々はダンサーとして来ただけでなく、文化大使としても来ているということを強調していました。この機会に、韓国からもいろいろ学びたいとのこと。
ダンサーの皆さんはちょっと疲れて見えていたとのこと。ソウルは日本よりも暑いのでしょうか?
もうひとつ、Korea Timesで紹介記事がありました。アンヘル・コレーラの「エチュード」の写真がとてもカッコいいので、彼の降板が残念ですね。
http://www.koreatimes.co.kr/www/news/art/2008/07/145_28048.html
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韓国といえばスージン・カンのフレンズ公演のツアーも行われます。同じKorea Timesの記事から
http://www.koreatimes.co.kr/www/news/art/2008/07/145_27487.html
注目は、シュツットガルト・バレエの同僚であるマリイン・ラドメーカーと踊る「椿姫」のパ・ド・ドゥ、そしてジェイソン・レイリーと踊る「オネーギン」です。ラドメイカーとレイリーは、男性二人のパ・ド・ドゥ"My way'も踊るようです。
youtubeにマリイン・ラドメーカーと踊る「椿姫」の映像がありますが、本当に表現力が凄くて、素晴らしいです。
また、マリインスキー・バレエで活躍するユ・ジヨンら海外で活躍中のダンサーがたくさん出演します。
2007年の朝鮮日報のスージン・カンのインタビューでは、彼女が演じたジュリエットの美しい写真があります。限定部数の写真集が出版されたそうです。彼女の入団20周年を記念し、シュツットガルト・バレエでは彼女へのオマージュを捧げた「ロミオとジュリエット」の公演が7月7日に行われました。もちろん、スージンがジュリエットを踊りました。彼女はもう41歳で、カンパニーのダンサーでは最高齢なのだそうです。しかし今も、朝6時半からの一日6時間のリハーサルを行い、身体はますます調子が良くなっているとのこと。
http://english.chosun.com/w21data/html/news/200706/200706280009.html
11月のシュツットガルト・バレエの来日公演では、主役にはキャストされていないものの、チラシに写真は載っているので、何かは踊ってくれるものと期待します。
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