ローザンヌ国際バレエコンクールTV放映と留学先
今日2008年のローザンヌ国際バレエコンクールのTV放映がありました。昼間外出していたおり(映画「ラフマニノフ ある愛の調べ」を見に行っていた)、ご飯を食べて帰宅してから録画を見たので、まだクラシック・ヴァリエーションとコンテンポラリー(ノイマイヤーヴァリエーション)の最初の5人までしか見ていません。なんか今年はテクニックが弱い人が多く、ちょっとレベルが低いような感じです。でも、その中で、やはり女性では高田茜さんが、たおやかで繊細な踊りで素敵でしたね。観客賞も納得です。そして1位のAleix Martinezさんのブルノンヴィルも良かったです。
ノイマイヤー・ヴァリエーションは、めちゃめちゃ面白いですね。これを15歳~18歳に表現させるのはものすごく大変そうですが(特に「ニジンスキー」は本当に痛々しくて観ているのがつらくなるほど。ここまで難しい作品だって、ハンブルク・バレエの舞台を観たときには思わなかった)。続きを見るのが楽しみ(見たら追記します)。
Aleix Martinezさんの「スプリング・アンド・フォール」が、伸びやかな動きと美しいつま先で、圧倒的に素晴らしかったと思いました。フィリピンのMarcelino Libao Jrさんの「ヨンダリング」も柔らかくて、なかなか良かったと思います。
しかし、大原永子さんの解説が非常にうるさかったですね。バレエを見るうえでは勉強になるんだけど、演技の最中に、音楽が聞こえないくらいたくさんしゃべられると先入観みたいなのが植え付けられてしまうし、テレビの映像に集中できません。アナウンサーの話の振り方も良くなかったと思います。これはNHKの問題ではないんですが、映像の方も上半身のみとか、横からの遠いところから映してみたり、ちょっと見づらかったし。この辺は来年から何とかして欲しいですね。
ローザンヌコンクールのサイトに、受賞者の留学先が書いてありました。
http://www.prixdelausanne.org/e/news/news08.php
Aleix Martinez, Spain Hamburg Ballet School – John Neumeier Hamburg, Germany
Lili Felméry, Hungary The Royal Ballet School
Dylan Tedaldi, USA Hamburg Ballet School – John Neumeier
Kyle Davis, USA The Royal Ballet (研修生)
Akane Takada, Japan The Royal Ballet (研修生)
Irlan Silva, Brazil ABT II
Marcella de Paiva, Brazil San Francisco Ballet School
ハンブルク・バレエ・スクールとロイヤル・バレエ・スクールを選ばれた方が多いですね。ボリショイで学んでいた高田茜さんも、ロイヤル・バレエ・スクールで学ぶようです。は、メールで指摘いただきましたので修正しますが、ロイヤル・バレエの研修生になるようです。(お知らせありがとうございました)
放送を見逃した方は、 ローザンヌ国際バレエコンクールのサイトで動画を観ることができます。再放送も間違いなくあると思いますが。
http://www.prixdelausanne.org/e/multimedia/video08.php
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コメント
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ローザンヌコンクール、毎年開催されてますが、ひと昔(になるんでしょうか)前に、参加者(受賞者)のキャッシュプライズ目当てが増えちゃって、コンクールの趣旨とはずれる・・・と、数年前から無くなりましたね。
おもしろい司会進行も、辛口コメンテーターも全くなくなってしまって、『観覧者』としては、少々物足りなさも。。。
高田茜さんて、確か『学校へ行こう』という番組で、前回バレエフェスティバル来日中のセミオノワ&フリーデマンに、レッスンを受けていましたね。
ボリショイバレエアカデミーに留学直前だったようで、心構えみたいなものを、セミオノワに聞いていたりしたと思います。
ロイヤルに『演劇性』の研修でしょうか。
最近は、海外での活躍も、ローザンヌを足がかりに、日本からたくさん出ているので、頑張ってほしいですね。
投稿: こにゃ | 2008/04/28 16:54
naomiさん、こんばんは。取り急ぎコンテのパートだけ見ました。スペインのMartinez君の流れるような「スプリング アンド フォール」は素晴らしかったですね。思わず見入ってしまいました。ハンブルクバレエ学校に留学だそうで、将来が楽しみです。
ハンブルクのダンサー達が踊るとごく自然(に見える)な振り付けが、実は相当難しいものなのだと改めて実感しました。
NHKの解説、私も同感です。見ていて注意力が削がれてしまいました。コメントの入れ方とかもう少し工夫がほしかったですね。
授賞式でチラッとヨハンが映っていました。イヴァンとの「Opus100 モーリスへ」見たかったです~。
投稿: maddie | 2008/04/29 00:04
ああ、録画に失敗したローザンヌ。教えていただいたので公式サイトで見ました。放映の最初のほうをちらっと見たのですが、やはり大原さんの解説!一緒に見ていた友達が「踊っている最中はよくない」と怒ってました。それに辛口すぎる。16歳くらいなんだから、今の状態より持っているものを見て語ってほしいと思いました。同じ辛口でも、クロード・ベッシーのはよかったなあ。日本人解説者だと小林紀子さん(確か、そうでした。うろ覚え)がおだやかで品がよくてよかったです。
投稿: asuko | 2008/04/29 00:55
こにゃさん、こんばんは。
確かに最近になって、ちょっと出場者のレベルが下がり気味な感じがします。90年代までは、レベル高かったですよね。ベッシーさんの辛口解説も面白かったし。
YAGPなど、コンクールが増えて分散しちゃったんでしょうかね。準決勝までは日本人の人もたくさん残っていたのに、決勝で高田さん一人になっちゃったのは、日本人はコンテが苦手だからなのかな、などと思いました。全体的にコンテの方が見ごたえがありましたね。
学校へ行こうも見ていましたよ~。銀ダラが好きって言っていたポリーナが可愛かったです。
ロイヤルも、今は研修生から正式団員への昇格が厳しいらしいですが、がんばって欲しいですね。
投稿: naomi | 2008/04/30 01:20
maddieさん、こんばんは。
今日お休みだったので残りを見ようと思ったのですが、日ごろの疲れが残っていたためか、一日中寝てしまい・・・。早く続きが見たいです。
マルティネス君は、動画がサイトでアップされてたときに観ていて、スプリング・アンド・フォールが素晴らしいと思いました。ノイマイヤー先生も早速目をつけてハンブルク・バレエ・スクールに引っ張ったのですね!
授賞式のヨハン!ああ、早く先が見たいです。今年は出演者が多かったので、パフォーマンスとかが放映されなかったんですね。残念。
投稿: naomi | 2008/04/30 01:46
asukoさん、こんばんは。
そうですよね~放送時間の関係もあったので、演技に多少かぶるのは仕方ないのですが、アナウンサーと上手くかみ合わず、相当厳しいことをおっしゃっていましたね。コンクールといえども可能性を見る部分もあるでしょうから。小林紀子さんの解説は、確かに凄く上品で穏やかだったと思います。
ノイマイヤー・ヴァリエーションはやっぱり面白いですよね!再放送も例年ありますし、ご覧になるの、楽しみにしていてくださいね。
投稿: naomi | 2008/04/30 01:50