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« マシュー・ボーンの新作は「ドリアン・グレイの肖像」 | トップページ | 4/4 マリインスキー・バレエ「フォーキンプロ」 »

2008/04/04

4/3マリインスキーバレエ「プティパ・プログラム」

NYは超寒いです。冬のコートを持って来たのに。冷たい雨も降っています。

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今観て来て帰って来たところです。「ライモンダ」「パキータ」そして「ラ・バヤデール」の影の王国というプティパ・プロの最終日。
やはり、キャストの変更が相当あったようです。プレイビルでは、明日のシェヘラザードがコルスンツェフとなっていましたが、紙が挿入されていて、予定通りコルプになりました(ほっとした反面ダニーラの黄金の奴隷も観たかった)。そして、なんと日曜日の黄金の奴隷はゼレンスキーですよ。びっくり。やはりコレゴワは来ていないのと、どうやらイリーナ・ゴールプが怪我したようで全日程降板。ドミトリー・プハチョフも不参加のようです。
NYに来ているダンサーが少ないせいか、ソリスト級も一日に何作品も踊ります。昨日はなんと「パキータ」の第5ヴァリエーションがヴィシニョーワだったようです。なんという贅沢。(パキータはテリョーシキナ)。また、「ライモンダ」はノーヴィコワだったようですが、いくらなんでもそれは荷が重そうですよね。それでいて、ノーヴィコワは今日のライモンダの群舞と影の王国の影のヴァリエーションですよ。みんなよく働きます。

ライモンダ三幕

ライモンダ:ヴィクトリア・テリョーシキナ
ジャン・ド・ブリエンヌ:ダニーラ・コルスンツェフ
ヴァリエーション:ナデジダ・ゴンチャール(イリーナ・ゴールプの代役)

テリョーシキナもヴィシニョーワも当然のごとく素晴らしかったのですが、やはりライモンダのダニーラが最高にステキでした。うっとり〜。本当に彼は脚が長くて美しい。エレガント。思わず目がハートになってしまいました。あんなに紳士的で騎士の役にぴったりなダンサー、観たことないかも(ルグリくらい?) ヴァリエーションもダイナミックで素晴らしい。ダニーラの全幕、観たいよう。。。帰り際にソレらしき人を観たんだけど、野球帽?みたいなのを被っていたので確認出来ず。
テリョーシキナのライモンダは、手を一切鳴らさないロシアン仕様で、アカデミックを絵に描いたような正確な踊り。この人は本当に上手い。でも,優雅さや余裕といった面で、さすがにまだロパートキナの域には達していないかな。パキータのヴァリエーションも、背中が柔らかくて、身体から音楽が聞こえて来るようで素敵でした。

パキータ グラン・パ・ドゥ・ドゥ

パキータ:アリーナ・ソーモワ
アントン・コルサコフ
ヴァリエーション:オレシア・ノーヴィコワ
エカテリーナ・コンダウローワ
Valeria Martynyuk
エカテリーナ・オスモルキナ
ヴィクトリア・テリョーシキナ

パキータは(今まで新聞の批評やBallet Talkなどで下品とか醜いとか、ワジーエフがいなくなったら地方のバレエ団へと追放されるだろうとか。ザハロワやボロチコワの安っぽいコピーとかさんざん罵倒されて来た)ソーモワが一応主役ではあるものの、パキータのヴァリエーションはテリョーシキナが踊っていました(笑)あの音楽性をソーモワは出せないでしょうからね。
でも、プレイビルの表紙はソーモワなんですよ。やっぱりマリインスキーの一押しなんでしょうか。
彼女はアゴを出すクセが目につきますね。フェッテもぐにゃぐにゃしているし。 でもまだパキータだから我慢出来たかなあ。他の役だったらきっと許せないと思う。あの脚が首に巻き付く勢いの脚上げはちょっと遠慮していました。 って色々書いていますが、思った程悪くなかったです。

ラ・バヤデール、影の王国

ニキヤ:ディアナ・ヴィシニョーワ
ソロル:エフゲニー・イワンチェンコ
三人の影のヴァリエーション:オレシア・ノーヴィコワ
ナデジダ・ゴンチャール
エカテリーナ・コンダウローワ
なんと影の王国にはスロープがありませんでした。シティセンターは舞台が狭いから。。。でも24人のコールドは揃っていて美しかったです。体型までみんな同じで、脚の角度までぴったり。これでちゃんとスロープになっていたら、どんなに 美しかったことでしょう。

3人の影や、パキータの第2ヴァリエーションを踊った長身赤毛美女のコンダウローワがしなやかで素晴らしく音楽性も豊かで、他の人の倍くらい拍手をもらっていました。跳躍が大きいので、シティセンターの舞台から落ちそうになっていましたが。 彼女もライモンダの群舞に入っていたけど、とにかく大きくて絶世と行っていい程美人なので目立つこと。本来は一日ゾベイダを踊る予定だったので、見られなくてとても残念。
イワンチェンコのソロルにあまり期待していなかったんだけど、こうやってみると彼もけっこうハンサムでステキなソロルでした。背が高いし,戦士の風格がある。でも最後は普通トゥールザンレール6連発だけど、それを全部アントルラッセに変えていたのはなぜだろう。

明日からはフォーキン・プロです。明日はコルプとヴィシニョーワのシェヘラザードですよ。ロパートキナの瀕死の白鳥ですよ。

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バレエ公演感想」カテゴリの記事

コメント

naomiさん、NYからレポありがとうございます。そそっかしい私は、naoKoさんのblogへの書き込みをnaoKoさんもNYに行かれたと思い、パニック。これは仮病でも使ってでも行きたいです。なんと、ゼレがいるんですか。シエラザードを踊るのかしら?もし、もし、ゼレにお会いになるチャンスがありましたら、「日本に来て下さい」とお伝えくださいませんか?(あ〜見たい)気になっているのですが、オスモルキナは出ていないのでしょうか?マリインスキーのパキータ、ライモンダ、見たいなあ。それにしても、とっても寒いのですね。
体調に気をつけてくださいませね。風邪などひかれませんように。また、レポお待ちしてます。(実は、私、今朝、ゼレが日本で踊っている夢を見たんです。正夢かしら?)

naomiさん、レポありがとうございます。
ご無事で堪能されていらっしゃるご様子。良かったです。
テリョーシキナ、早くまた観たいです。これからの進化が楽しみですよね。
そして。黄金の奴隷・・・コールプもダニーラも観たいですねぇ。やはりダニーラ素敵ですか~諦めた名古屋遠征が再燃しそう。
楽しんでいらしてくださいね。

>>昨日はなんと「パキータ」の第5ヴァリエーションがヴィシニョーワだったようです。

ええ~~っ!!

信じられない~。BalletTalkでは話題になっていないみたいで、確認できないんですが・・・もし本当だとしたら、大変な大判振る舞いですね!

さて、いよいよ明日からフォーキン・プロ。ヴィシニョーワ&コルプ、ロパートキナ&ゼレンスキー?のシェヘラザードとは、何てまぁ贅沢な・・・楽しんできてくださいね~(&レポをよろしく!)。

まりあさん、残念ながら私はゼレンスキーの日はもう帰途についていてみられないのです。ああ残念。
オスモルキナは「ショピニアーナ」のプレリュードで出演していて、とても素敵でしたよ。あと「パキータ」のヴァリエーションも。
非番のダンサーが結構客席で観ています。今日も、テリョーシキナとコンダウローワが客席にいて大きくて美しいのですごく目立っていました。しかしコンダウローワはシェヘラザードのオダリスクのはずなのになんで客席に居たんでしょう。

ほみさん、私も名古屋の日は新国立の場やデールを観に行く予定なのですが、ダニーラをみて名古屋に行きたいって思ってしまいました。バヤデールはあと2回も見るし。(お金も無いのに)

コールプの奴隷は凄かったですよ。あの超柔らかい背中には改めてびっくり。それに、あの怪しい風貌で、とてもエロいのですが、完全に純愛をゾベイダにささげているからびっくりでした。意外とヴィシニョーワはクールで女王様で、奴隷が殺されてから自分の気持ちに気付くみたいな。シャリアール王には超甘えん坊なのに。

Naoko Sさん、
すっかりお邪魔してしまってすみません!キャスト表にはそうなっていたので、実際にどうだったかは確認していません。2日目でセカンドキャストの日だったので、見ている人が少ないようですし。

それにしても、本当に豪華です。なぜか私は毎回隣に座った方(たいていはおじいさん)に話しかけられるのですが、皆さん、舞台が狭いと嘆いていました。マンハッタンで全幕をかけられるような劇場はメトロポリタン・オペラハウスとニューヨークステートシアターだけで、METは今オペラシーズンたけなわ、NYステートシアターもまもなくNYCBが始まってしまうし今はNYシティオペラもやっているし、どうしようもないんです。ブルックリンやニュージャージーまで行かないと大きな劇場がないのがNYです。

改めて、マリインスキーのレベルの高さを実感しています。

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