新国立劇場バレエ団ワシントン公演のレポート
友達で新国立劇場バレエ団ファンの天龍さんが、ワシントン公演を観て来たレポートのエントリをアップしています。とても面白いので、ぜひぜひ読んでみてください。新聞の記事などでは伝わらない観客の反応などがわかります。また、3月19日の新国立劇場報告会ではきっと伝わってこない、プリマの真の実力の話についても!
http://viedance.blog55.fc2.com
2月25日(月)には、この報告会こと、3月19日の新国立劇場バレエ団 春の夕べ(ワシントンD.C.公演報告会および「椿姫」ビデオ上映会)のチケットが発売されます。
http://www.nntt.jac.go.jp/release/updata/20000306.html
寺島ひろみさん、まゆみさん姉妹のサイトでは、ワシントン公演の詳細な写真日記が。バックステージやカーテンコール後の写真もふんだんに掲載されています。マトヴィエンコのお茶目な表情が最高!
http://www.t-twins.net/tour/index.html
そして滞在記も!かなりハードなスケジュールだったようですが、二人の一生懸命な人柄がよく伝わってくる素敵な文章です。
http://www.t-twins.net/message/index.html
ひろみさんは、あのトニー・ベントリーさん(元NYCBのバレリーナだった作家)にインタビューされたんですね。記事になるのが楽しみです。
2/23追記※
いろいろな批評を読んだりして思ったのは、新国立劇場バレエ団の大きな問題点のひとつは、ロシアと英国のスタイルが混在していることがあるのではないでしょうか。セルゲイエフ版を上演し、ゲストもザハロワ、マトヴィエンコが中心でコール・ドのそろい方もロシア的。しかしながら、バレエミステレスに小林紀子さんを配置し、脚は決して90度以上には上げない(この点については、どの批評も言及していました)慎ましやかさがある。実際、必要以上に脚は上げるな、ピルエットの回転も抑え目にしろと指導されているようです。新国立劇場バレエ団を観て、上品で美しい、とは思うものの華やかさや情熱に欠ける点が見受けられるのは、その辺りにあるんじゃないかと思いました。
それから、バランシンの本場でバランシン作品を上演したのはあまりにもチャレンジャーでしたね。
マクミランものがなかなk上演できなくなったのも、英国風とロシアスタイルの中途半端な混在がマクミラン財団に嫌われたのかな?なんて思ったりして。
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