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« 2/22マラーホフの贈り物Bプロ | トップページ | 2/24 空白に落ちた男 »

2008/02/24

エフゲーニャ・オブラスツォーワ/キューバからの亡命ダンサー/ヴィシニョーワ公演/アンヘル・コレーラ

今日はNBAバレエ団の「ドン・キホーテ」を観てきました。キトリ役のゲスト、マリインスキー・バレエのエフゲーニャ・オブラスツォーワが、先日キトリデビューを果たしたばかり(Yuraさんのロシアのバレエ団情報にデビュー公演の記事あり)とはとても思えない、素晴らしいパフォーマンスでした。ジェーニャ(エフゲーニャの愛称)は位的にはセカンド・ソリストですが、ひとつ上のランクのコレゴワよりずーっと良かったです。

これから観る方もいると思うので、詳しいレポートはまた後日書きますが、迷っている方、明日も公演がありますのでお勧めですよ。ただし、セルゲイ・ヴィハレフによる振付は上演時間が3時間ありますので、主役が出ていないシーンはすごく長く感じられてしまうと思います。ジェーニャはとにかく笑顔がとろけそうに可愛くて、おちゃめで、でもテクニックはばっちりで、キトリのキャラクターがすごく向いている感じです。キラキラしたオーラがあるし、明るくて、こんなに可愛いキトリがいていいんだろうかと思うほど。相手役のヤロスラフ・サレンコは、「マラーホフの贈り物」に出演していたヤーナ・サレンコのお兄さん。テクニックはすごくある人なんだけどサポートがかなり苦手な感じ。でもつま先や甲がものすごくきれいだし、高速8回転ピルエットも軸が決まっていてうまければヴァリエーションでは最後に540をキメるなど豪快なので、パートナーリングやリフトなどの問題が解決すれば、より良いダンサーになることでしょう。

追記:指揮者榊原徹さんのブログに、オブラスツゥーワのリハーサル中の写真が載っています。
http://hanatsubaki.asablo.jp/blog/2008/02/18/2640146
セルゲイ・ヴィハレフさんはジェーニャにも厳しく指導したようですね。


***********

以前キューバ国立バレエのプリンシパルなど3人のダンサーが亡命したニュースをお知らせしましたが、続報があります。Taras Domitro, Hayna Gutierrez そしてMiguel Angel Blancoの3人が、揃ってサンフランシスコ・バレエに入団するそうです。
http://www.miamiherald.com/news/broward/story/428782.html
マイアミ・エラルドによると、サンフランシスコ・バレエの芸術監督ヘルジ・トマソンは当初、身長の高い男性ダンサーが最も必要とされていたのでMiguel Angel Blancoのみにオファーするところを、バレエマスターでアリシア・アロンソの相手役をかつて務めたホルヘ・エスキヴァルの助太刀もあり全員がオーディションを受けてソリストとして入団することになったとのこと。キューバでの給料は月額50ドルで、キューバ国民としてはいい金額だったそうです。
サンフランシスコ・バレエには、エスキヴァルのほか、プリンシパルにロルナ・フェイホ、ホアン・ボアダというキューバ出身者がいるため、環境としても申し分ないようです。彼らの活躍に期待しましょう。

サンフランシスコ・バレエは現在「ジゼル」を上演中ですが、ジゼル役に定評のあるヤンヤン・タン、そして小柄で可愛らしい若手のマリア・コチェトコワ(元ENB)という二人のジゼル役が評判を呼んでいます。また、ゲスト・プリンスパルトして加わったソフィアン・シルヴがミルタ役で出ているというのも話題です。マリア・コチェトコワはブログを書いており、なかなか面白いです。http://www.mariakochetkova.com/

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New York Timesにディアナ・ヴィシニョーワの公演「Beauty in Motion」の記事と写真のスライドショーが載りました。スライドショーの写真を見ると、ずいぶんと大胆な振付の作品群なのがわかります。中でも印象的なのが、記事にも使用されている、まるでヴィシニョーワが蜘蛛のような形でポーズしている「F.L.O.W.」という作品の写真。

http://www.nytimes.com/2008/02/23/arts/dance/23beau.html?_r=1&oref=slogin

「Everyone onstage dances like hell, and when we get to hell, it will be full of ballets like this.」というアレイスター・マコーリーの批評が、端的にこの公演について表現している気がしますが、もちろん私は観ていないので、勝手な感想は言えません。
オレンジカウンティ公演をご覧になったいちぞーさんの感想がわかりやすいので、リンクをしておきます。
http://blog.livedoor.jp/ichizo31/archives/54980100.html

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最後に、マドリッドのレアル劇場で上演されたオペラ「ラ・ジョコンダ」にアンヘル・コレーラとレティシア・ジュリアーニが出演した際の写真をご紹介します。友達に教えてもらったものです。すごい肉体美と露出度、です。会社で見るのはやめたほうがいいでしょう(笑)。躍動するダンサーの肉体は本当にすごいですね。

http://www.eter.es/dn/fotos/fotos.php?id=267
http://www.eter.es/dn/fotos/fotos.php?id=268
http://www.eter.es/dn/fotos/fotos.php?id=271

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バレエ(情報)」カテゴリの記事

コメント

NY Timesの批評、読ませていただきました!割と好意的ですね。やっぱり人によって感じ方って違うんですね…。

ヴィシニョーワが美しかったという点には同感です。(笑)

お久しぶりです。マーシャの活躍を知ることができて嬉しいです。ブログを立ち上げていたとは知りませんでした。元国立キューババレエのメンバーも入団したことなので、SFBにはぜひロンドン引越し公演をしてほしいです。

いちぞーさん、こんばんは。
NYタイムズのアレイスター・マコーリー氏って、結構普通の人と違った見方をする人みたいで、Ballet Talkなどを読んでいると、彼はNYCB贔屓でABTは批判することが多いのでABTファンの不興を買っているようです。この間の新国立劇場バレエ団のワシントン公演でも、相当辛口な批評を書いていました。
いちぞーさんの感想は、すごくわかりやすくて、きっと的確なんだろうなって思いながら読みました。写真を見る限り、ヴィシニョーワが何もこれを踊らなくても、って感じはするものの、それぞれの作品はかなり面白そうな感じですよね。こういう思い切ったことをやるヴィシニョーワはたいした役者だと思います。

3countiesさん、こんばんは。私の方こそご無沙汰しています(とはいっても、ブログには良く遊びに行っていますが)
ロシア人でマリアって名前だと愛称はマーシャになるんですね。ボリショイ学校からロイヤルバレエスクール、ENBを経て今サンフランシスコなんですね。

サンフランシスコ・バレエはソフィアン・シルヴも入り、キューバからも3人入ったので今は相当強力な布陣ですね。日本にも来てほしいです。サンフランシスコでは去年観たんですが・・。

思いっきり横レスですみませんが、NYタイムズのマコーリー氏、以前よくロイヤルオペラハウスのバレエイベントにゲストスピーカーとして登場していました。作品の解説、裏話などをユーモアたっぷりにソフトな語り口で話してくれるのですが、イギリス人らしく、しらっと辛口コメントも入ってそこがまた面白かったりします。またロンドンに戻ってきてイベントで一席ぶってほしいですねえ。

Naomiさん!ご無沙汰しています。ところが、キューバ3人の入団は地元に居ながら知りませんでした。(マイアミヘラルドに出てるなんて・・・笑 マイアミはキューバ人人口が多いからかな)キューバ人の亡命ダンサーは続々アメリカのバレエ団に入っていますね。昨年、ローランド・サラビアをマイアミ・シティ・バレエで見てびっくりしたのを思い出しました。今期のSFBの男性陣はゴンザロ(NYCB)やモイセ・マーティン(オランダ国立)などイケ面(す、すいません・・)が移籍してしまったので、ちょっと寂しかったので、早くこの3人が見てみたいです。 今期、SFBはまだ2度しか行っていません。デュアトのカンパニー(CND)やらグルジアバレエ(ポソーコフやラトマンスキー作品のプレミアがあった)などを見るのに忙しく、ジゼルもパスしてしまいました。 でも、マリア・コチェトワは可愛いくてなかなかいいダンサーですね。Drink to Me Only With Thine Eyesというマーク・モリスの作品で見る機会があったのですが、「やっぱり背中とポール・ド・ブラが(アメリカ人ダンサーと)違うなぁ、と思いました・・・ ソフィアンヌ・シルヴェは未見なので次のプログラムで見れるよう祈っています。Naomiさんもぜひまたいらしてください!

3countiesさん、こんばんは。
マコーリーさん、NYTに移る前はロンドンのファイナンシャルタイムズに書いていらっしゃいましたよね。そういう方のトーク、ぜひ聞いてみたいです。以前、小林紀子バレエシアターで「ザ・レイクス・プログレス」が上演されたとき、クレメント・クリスプ氏がトークショーをやったんですよね。時間が早くて私は参加できなかったんですが。イギリス人の辛口ジョークって面白いですよね。以前、ヒュー・グラントの記者会見に行ったときも、ヒューさん、かなりキツいジョークを話していてとっても面白かったです。

Kaoruさん、こんばんは。サンフランシスコでお会いしてから、はや1年近くになりますね。サンフランシスコ・バレエ、とてもいいカンパニーでした。そう、マイアミにはローランド・サラビアがいるんですよね。いいなあ。まだSFBにKaoruさんが今シーズン2回しか行かれていないとは意外です。またいろいろと教えてくださいねlovely
デュアトやグルジア国立バレエも観たいですからね~私も観たいですもん。
ホント、サンフランシスコ・バレエはなかなか日本に来てくれないので、またサンフランシスコに遊びに行きたいです!

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