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« バルセロナ&ミラノから帰ってきました | トップページ | ナタリア・ベスメルトノワ逝去/熊川哲也復帰 »

2008/02/19

「21世紀のスターたちガラ」写真/新国立劇場ワシントン公演/ルグリ予定

一週間前のことになってしまいますが、ニューヨークで開催された「21世紀のスターたちガラ」のNew York Timesの記事にあるダニール・シムキンくんの写真がとっても可愛いです。同じく小柄なロベルタ・マルケス(ロイヤル・バレエ)とぴったり合ったカップルに見えますね。このガラを観た方の感想を読むと、「ドン・キホーテ」「レ・ブルジョア」「Moorhuhn」を踊ったダニール君が、そのスーパーテクニックで一番ウケたようです。また日本で観られる機会があるといいなあ。

http://www.nytimes.com/2008/02/13/arts/dance/13cent.html?_r=1&ref=dance&oref=slogin

Gene Schaiavoneさんのギャラリーで、このガラの写真をたくさん見ることができます。
http://www.geneschiavone.com/gallery/album22

ルンキナとニコライ・ツィスカリーゼの「薔薇の死」は、ロシアガラで見たロパートキナとコズロフのとはまったく違ったタイプのようではあるけど、ドラマを感じさせてとても素敵ですね。中村祥子さんは、踊った2作品とも、パートナーとして共演したロナルト・ザフコビッチ振付作品で、同じようなロングドレスなのがちょっともったいない感じですが、西洋人の中に混じっても遜色のないエキゾチックな美しさとプロポーションの良さが伺えます。当初出演予定だったミリアム・ウルド=ブラムが降板して、ラ・シルフィードもルンキナが踊ったようですが、とても愛らしいシルフです。デニス・マトヴィエンコはこのガラに出演してそのままワシントンに移動して、新国立劇場の「ライモンダ」に出演したんですね。

****

その新国立劇場の「ライモンダ」のレビューもワシントン・ポストに出ています。写真も3点掲載されています。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/02/17/AR2008021702367.html

コール・ドの素晴らしさ、設立後10年でこのレベルにまで持っていった牧芸術監督の手腕は絶賛されていますが、やはり牧版「ライモンダ」は、一番美味しいキャラクターであるはずのアブデラフマンの扱いがあまりにも粗末なため、面白くないプロダクションになってしまったのがつくづく残念ですね。「情熱に欠けていた」と評されています。牧先生は、振付や改定はしないで、バレエ団運営に専念された方がよいのでは?運営に関しては、立派にやっておられるようですから。ワシントンで「ライモンダ」が上演されるのは20年ぶりとのことなのですね。寺島ひろみさんは、容姿が美しくテクニックは強靭なものの、だいぶ緊張していたかのように思われてしまったたようで、ちょっと惜しい感じです。でも、さすがに3幕は素晴らしい出来のようでしたね。

しかし疑問に思うのは、アメリカでも大人気のマトヴィエンコを出演させるなら、なんでその旨を宣伝しなかったんでしょうね。全然パブリシティ的な現地の記事を見なかったのですが、現地在住日本人と、日本文化に興味がある人さえ来ればいいと思ったんでしょうか。宣伝目的でなければ、新国立のダンサーを出演させればよかったのに。とはいえ、山本隆之さんは脚の調子が悪いとのことなので、今回出られなかったのが非常に残念です。仕方ありませんね。ほかにジャン・ド・ブリエンヌを踊れる人材がいないというわけですね。

2/19追記:もうひとつレビューを見つけました。バレエ団は絶賛されています。でもマトヴィエンコはちょっと不調だったようですね。
http://www.danceviewtimes.com/2008/02/an-enchanging-r.html

New York Timesにも批評が載りました。美しい「セレナーデ」の写真つきです。アレイスター・マコーリー氏による批評はかなり辛口です。
http://www.nytimes.com/2008/02/19/arts/dance/19kenn.html?_r=1&ref=dance&oref=slogin
初めての海外公演で、かなりダンサーたちは緊張していたようですね。そして、まだ「ライモンダ」という作品の表現が「胎児」に過ぎない、寺島ひろみさんも技術や輝きはあるものの、音楽性が弱く、あまりにも慎重に踊りすぎているとあります。「セレナーデ」にしても正確ではあるけどカンパニー自体の表現の幅が狭いとしています。ニューヨークはNYCBの本場なので、本家「セレナーデ」を目にしている批評家からは辛い点数がついてしまいますね。

****
マニュエル・ルグリ公式サイトの予定を見ていたら、いろいろと予定がアップされていました。

パリ・オペラ座では、マッツ・エックの「ベルナルダの家」に出演するほか、いろいろなガラに出演します。「ル・パルク」で来日した後は、6月5日、6日に韓国ソウルで開催されるガラに、ドロテ・ジルベールと参加。マクミランの「マノン」と、キリアンの「ヌアージュ」を踊るそうです。韓国なんて近いから見に行きたい方もいるのでは?

6月、7月の「椿姫」は、まだ出演する日は未定ですが、相手役はデルフィーヌ・ムッサンということで大人のカップルですね。

夏の間はまたイレールさんとの「さすらう若者の歌」やレティシア・プジョルとの「ル・パルク」など、いろいろなガラに出演。とにかく、イレールさんとの共演がめっちゃ多いので、東京のルグリ&イレールファンからすれば垂涎のスケジュールとなっています。

そして気になる東京バレエ団の「ジゼル」への客演ですが、予定として、9月12日、14日が東京、19日が大阪公演だそうです。まだパートナーは未定です。ジゼル役はぜひ小出領子さんでお願いしたいですね。

http://www.manuel-legris.com/actualite.html

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コメント

私は「21世紀のスターたちガラ」の前日にあったニコライ・ヒュッベのさよなら公演のためにNYに飛んでおきながら、スター・ガラを逃した大バカ者です。sad

スケデュール的にはもう一泊残ることができたのに、ガラ公演に関しては全くノーマークで、帰って来てから知りましたcrying

情けなさ過ぎ…。

naomiさん、お帰りなさい。
お帰りになったばかりなのに充実の情報ありがとうございます。
Kバレエのキャストも輪島さんなしが気にはなるのですが、とにかくこれだけは!
ルグリのジゼルのパートナーは小出領子さんがいいと強く強く、切実に私も望んでいます。

いちぞーさん、こんばんは。
いちぞーさんのところで、ニコライ・ヒュッベの引退公演の記事を読みました。私は、2003年の来日公演で彼を観たくらいなのですが、まだまだ踊れるのにもったいないですね。

この21世紀のスターたちガラは、ロシア系のダンサーが多いので観客もロシア人が多かったようですね。ヒュッベはもう観られませんが、きっとこのメンバーの踊りを見る機会はこれからもあるでしょう。(とはいえ、残念でしたね)毎年恒例になっていますねbearing

ほみさん、こんばんは。

帰国してからかなり仕事の方も忙しくて、情報のみの記事になってしまっていて恐縮です・・。オペラの感想も書きたいんですが。
輪島さんが出ていない、と気がついたときに、ほみさんのことを考えましたよ。怪我などではありませんように。輪島さんの王子もきっと素敵なんでしょうね。
そう、小出さんに早くジゼルデビューをさせて欲しいのです。そろそろ世代交代の必要があるのではないかと。でも木村さんのヒラリオンは外せませんが。ルグリさんとの相性はどうかわかりませんが、私の好きな西村真由美さんもジゼルを踊られたいようなので、いずれ。

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