DANZA/DDDの表紙もコルプ
すごいですね。ダンスマガジンに続き、DANZAとDDDの表紙もイーゴリ・コルプが飾りました。今一番旬の男性ダンサーなんですね。彼のようなちょっと不良っぽいのと同時にアーティスティックなところもあるダンサーは、今はほかにいないからなのかもしれません。ジョニー・デップのような美形ではありませんが、正統派とちょっと外れているところがカッコいいというキャラクターは、ちょっとジョニーに通じるところがあるのかも。(実際には子供を大事にするパパであるところとかもね。クリスマスには5歳の息子さんを喜ばせるために毎年サンタの扮装をしているそうです)
DANZAですが、大変読み応えがありました。巻頭インタビューはコルプ(表記は、イーゴリ・コールプ。どっちなんでしょうね。ジャパンアーツではコールプ、光藍社ではコルプとしているようです)。もう表紙のポーズからして、独特のコルプ・ワールドです。非常にファッションには興味があって、東京でもショッピングを楽しんだとか。この号の写真撮影でも、さまざまな着こなしを提案してくれたそうですが、ファッションを楽しむことを自分に許したのは最近のこととのこと。インタビューのページで着用しているノースリーブのベストは自身のデザインによるものだそうですが、すごくお洒落です。先日の「ドン・キホーテ」では金髪でしたが、DANZAや、DDDの前の号では、黒髪。地毛が金髪のようですが、黒くした方がシャープな感じでキマっています。さすが黒王子。「ライモンダ」に出演したときに、エレーナ・フィリピエワと役について納得がいくまでいろいろと話し合ったとか、それまでは白鳥の王子などプリンス的な役柄が多かったのに、バフチサライの泉のギレイ汗などキャラクター色の強い役柄を卒業の課題に課せられた学生時代の話とか、興味深い内容でした。日本では「白鳥の湖」と「薔薇の精」ばかり踊るけどもっといろいろな僕を見てほしい、ということで、ぜひまた違ったコルプが近いうちに観られますように。でも、これ以上コルプ中毒になったら、生活に支障がおきてしまいます!
レニングラード国立バレエの、6演目セット券を買った人が招待されたパーティの写真も。
それから、パリ・オペラ座の来日公演「ル・パルク」の特集ということで、プレルジョカージュ(振り付け)とエミリー・コゼットのインタビュー。プレルジョカージュは作品の内容についていろいろと語っています。コゼットは、今まで見た写真とちょっと違ったイメージです。この人は古典的な美貌の持ち主ですね。金髪に大きな青い目とすごく美しい。ですが「私たちは"ルフェーブル世代”と呼ぶことのできる新しいジェネレーション。ジェレミー、バンジャマン、レティシア、マリー=アニエス・・」と言っていると、ヌレエフ世代を愛している日本のオペラ座ファンの多くを敵に回すことになるかもしれません。
パリ・オペラ座といえば「エトワール・ガラ」のプロモ用の写真も載っていました。相変わらず写真写りの悪いエルヴェ。反面、いつでも麗しいのがマチュー。
ほかにインタビューは東京シティバレエ団の橘るみさん(可愛らしいですね)と谷桃子バレエ団の今井智也さん。プレビューや舞台のレビューもたくさん載っていて嬉しい限り。唯一、素晴らしかったモスクワ音楽劇場バレエの舞台写真が載っていないのが残念でした。
それと、海外情報が充実しているのが素晴らしい。ダンマガではスルーされてしまった、ABTのジェニファー・アレクサンダー事故死のニュースがトップ。彼女の代表的な役であった「ジゼル」のバチルドの写真がとても哀しいです。それから、なんといっても素敵なのがニコライ・ツィスカリーゼのベネフィス公演の記事で、ニコライさんの美しくも濃厚な薔薇の精の写真が載っています。(少女役は、ジャンナ・アユポワ)。
もうひとつザハロワのガラ公演では、ザハロワとメルクリエフが踊る「トリスタンとイゾルデ」のこれまた美しい写真。海外公演情報が充実しているのもいいですよね。ページ数と無料であることを考えると、ダンマガよりよほど充実した内容と言えます。
DDDは前の号にインタビューとファッショングラビアがあったので、この号は表紙のみ。コルプの澄んだ青い瞳と、ブルーのコートがとてもよくマッチしています。この風貌では、たしかにバレエダンサーには見えないでしょうね。
「DDD」の方は、完全にコルプのジャケ写買いだったんですが、ABTのパロマ・ヘレーラのインタビューがありました。内容は割りと優等生的でそれほど面白いわけではないですが、彼女のひたむきさが伝わってきます。日本ではあまり人気がないようですが、私は彼女のオデットは好きです。H・アール・カオスの大島早紀子さんと白河直子さん、そして指揮者の大友直人さんのインタビューは面白かったです。2月29日に予定されている「ボレロ」「中国の不思議な役人」のコラボレーションコンサート、とても楽しみにしています。
それと早くも首藤康之さん&小野寺修二さんの「空白に落ちた男」の舞台写真がたくさん載っているのが良かったです。まだこの作品は上演中ですからね。時間がなくてまだ感想が書けていないんですが、ものすごく面白い公演でした。もう一回見に行く予定なので、初日からどのように変化して行っているのか、楽しみです。早乙女太一くんの中国公演の記事も、写真がとてもきれいで楽しめました。
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コメント
DANZA表紙がコルプ、の情報ありがとうございます。自分のところにはまだ届いていなかったのですが、おかげさまで友人に入手に走るよう助言が出せました(笑)
もー本当に舞台も魅力的ならインタビューやグラビアも素敵な人ですねぇ。困ってしまいます。
ウチでnaomiさんのこの記事を紹介させていただきますね。コルプインタビューの内容を的確にまとめていらっしゃるので(と自分はサボりました)。いつもすみません。
投稿: ほみ | 2008/01/29 21:36
naomiさん こんばんは。いつもお世話になっております。
>ジャパンアーツではコールプ、光藍社ではコルプ…
コールプの表記は Колб (=Kolb) で、o の母音にアクセントがつきます。
アクセントのある母音は強く長めに発音しますので、‘コー’と延ばします。
bなどの有声子音が語末の場合、対応の無声子音として発音しますので、b→p で、
‘コールプ’という読み方になります。
ちなみに、Колб は、蒸留器とかフラスコとかの意です。
‘イーゴリ・コールプ’をロシア語っぽく(笑)書くと、イーガリ・コールプとなります。
投稿: Yura | 2008/01/29 23:30
うわあ、ついに(?)コルプが日本の雑誌の表紙を飾る時代がやってきたとは!!! 知りませんでした。DDD、最近はお値段も下がっていたんですねえ。そんじゃ前月号とまとめて2冊買っちゃおうかな~(浪費か?・苦笑)。
投稿: うるる | 2008/01/30 11:44
ほみさん、こんにちは。
私はチャコットでもらってきました。見つけたとたん、ぎゃ~って思いましたよ^^;
表紙でこういうポーズをとっちゃうコルプ、大好きです。ホント困っちゃいますね、こんなに素敵で。かつてルジマトフのすべてガラで、あの面妖な薔薇の精や、ジャンキーなホームレス風の白鳥を踊ったコルプが、こんなに洗練されて、危険な色香を放っているんですもの。
投稿: naomi | 2008/01/31 02:25
Yuraさん、こんばんは。こちらこそ大変お世話になっています!
コールプが正解なんですね。ロシア人のダンサーの表記は、媒体や招聘先によってかなりばらばらになっているので、気になっていたんです。教えていただきありがとうございます!ロシア語、最近とっても興味があるんです。Yuraさんのサイトで、ロシア語の学習法について少し書かれていたので、ちょっとかじってみようかしらと思うこのごろです。
投稿: naomi | 2008/01/31 02:32
うるるさん、こんばんは。お久しぶりです!
そう、バレエ関連3誌の表紙を一気に制覇したのはびっくりしました。岡山ではDANZAは入手できないのかしら?サイトから取り寄せることは可能のようなんですが。
DDDは、実は前の号のコールプのグラビアが超魅力的なので、そっちをお勧めしておきます。バックナンバーもアマゾンなどから買えるので。
投稿: naomi | 2008/01/31 02:34
naomiさん、なんと、ずばり!DDD、先月号と2冊まとめてアマゾンから買いました。実はコメントの後、即効で購入したら今朝もう手元に届いちゃいました。ちょうど2冊で送料無料価格でしたし・・・。ダンスマガジンはお高いから図書館で見てきます。
うちは田舎なので、ダンスマガジンでさえ置いてるお店が限定されます(図書館の方が近い・・・)。DDDは最初の数号は近所のツタヤとかにもあったのですが、最近は見かけないな~(きっと買う人がいないんでしょう・・・)。
投稿: うるる | 2008/02/01 02:27
うるるさん、こんにちは!
お買い上げになったんですね♪うるるさんのところも読みましたよ(^^)後で書き込みに行きますね。
ダンマガは東京でも売ってるところ少ないです。DDDの方がまだあるほうかな?ダンツァはフリーマガジンだけどますます入手しづらいので、定期購読しようかと思います。送料だけなので
投稿: naomi | 2008/02/02 13:40