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2007/11/30

「VOGUE NIPPON」にギエムとフェリのインタビュー/スカラ座「真夏の夜の夢」はリージョンALL

VOGUE NIPPONでは「踊る女/踊らない女」というタイトルで、シルヴィ・ギエムとアレッサンドラ・フェリのインタビューを掲載しています。

踊る女の代表であるギエムは、写真集「INVITATION」からの写真を中心に構成。私はギエムはダンサーとしてはそれほど好みのタイプではありませんが、生き方についてはこれ以上カッコいい女性はいないと思うし、素敵だと思います。写真も一枚一枚が本当にスタイリッシュで、凛としたギエムを切り取っています。現在は合気道に本格的に専念するということなので、12月の「ギエム・オン・ステージ」での「PUSH」や「TWO」が楽しみです。

踊らない女の代表は、44歳の今年引退したフェリ。おそらくこの記事は、ニューヨークで、ABTでの最後の舞台の少し前にインタビューされたものだと思います。ロベルト・ボッレもその時いたようで、彼の、「バレエは、最大限の自分を出し切れなければその人の価値はゼロに等しい。自分のミスと常に向き合っていなければならないんだ」という言葉が登場します。ABTのバレエ・ミストレスであるジョージナ・パーキンソンがロベルトに「常に100%出し切るのよ。99%じゃダメなのよ」と語りかけたことに対応する言葉です。
フェリのインタビューは、他の色々なインタビューでの言葉とほとんど同じ内容ですが、この記事の特筆すべきところは、フェリの夫ファブリツィオ・フェリが撮影した美しい写真の数々。VANITY FAIRのイタリア版を飾り、ABTでの引退公演の時にはメトロポリタン・オペラ劇場にも飾られた、ニューヨークでの高層ビルを背景にしたフェリとロベルトの陰影に富んでドラマティックなショット。母の「マノン」のポスターの前で微笑む、愛らしい二人の娘さんたちの写真もあります。

そう、二人のバレリーナの写真は、両方とも、愛するパートナーの撮影によるものを中心としているのですね。

*****
フェリとロベルトといえば、発売予定日から1週間遅れて、ミラノ・スカラ座の「真夏の夜の夢」(バランシン版)のDVDが届きました。アマゾンではリージョン1と書いてありますが、TDKのサイトのほうが正しくリージョンALLですので、安心して買い求められますね。
ついでに、アマゾンUKから取り寄せた「シルヴィア」も届いていました。こちらもリージョンALLです。

*****
さらについでですが、新国立劇場10周年記念の記念誌とDVDが、ラッキーにも当たりました。わ~い観るのが楽しみです。今週末はフィギュアスケートのNHK杯(テレビ観戦)、スターダンサーズ・バレエ団のガラ、それから世田谷パブリックシアターでのカフカ「失踪者」と忙しいので見る時間があるかな?

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