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2007/08/11

8/6「エトワール達の花束」Bプロ―さようなら、フェリ

■エトワール達の花束 8月6日(月)Bプロ<東京文化会館>

泣いても笑っても、フェリの公演はこれで最後。先週のAプロでは、これでおしまいということが信じられず、ただただ目の前で繰り広げられる極上の世界に酔いしれ、時には涙もしたのだけど、本当にこの日が正真正銘の最後になってしまった。

「シンデレラ物語」ノイマイヤー/プロコフィエフ 

シルヴィア・アッツォーニ
アレクサンドル・リアブコ

実はこの演目、7月にハンブルクで観たばかりである。そのときのキャストは、ヘザー・ユルゲンセンとイヴァン・ウルバン。二人とも良かったけど、ドイツに到着した当日で時差ぼけもあり、実のところあまりぴんと来ない作品であった。ところが、今回観たパ・ド・ドゥは素晴らしかった。最初に登場するのはサーシャ。オレンジを玩びながら、シンデレラを待っている。白いシンプルなドレスのシンデレラ、愛らしいシルヴィアが入ってくるが、すぐに二人で踊るわけではなく、シンデレラはちょっと躊躇する。こんな幸せが私に与えられていいの?って。ひとりずつ、ばらばらに踊っていた二人がついに、一緒に踊り始めた時のきらめく幸福感。流麗で情感溢れる踊り。サーシャの誠実さを反映したような、なめらかで愛情溢れるリフト。どこまでも端正なムーヴメント。この二人で、もう一度「シンデレラ・ストーリー」全幕が観たい!シルヴィアのパッと輝く表情が印象的。こちらまで微笑みたくなる。


「カルメン」 プティ/ビゼー 

アレッサンドラ・フェリ
ロベルト・ボッレ

黒い上下のマタドール衣装で後ろ向きに現れたロベルト、鼻血が出るほど色気溢れる美しさ。鼻血が出そうなくらい。がっしりとした上半身に、すらりとした筋肉質の長い脚。水も滴るいい男という表現がぴったり。そしてソロ。これがまたやばすぎるくらい素敵。弓なりになる肢体の曲線美。アプロンを保った、正面を見据える視線。切れ味鋭いサバティアード。きっとロベルトはフラメンコを踊っても様になるだろう。うっとりしたところへ、カーテンから今度はフェリの脚が。黒髪ショートカットにビスチェのフェリは小悪魔的で、とっても愛らしい。同じようなビスチェの衣装だった新国立劇場での「こうもり」では少し太ってしまっていたのだけど、今回はすっかりスリムで、絶妙な曲線を描く美脚にすっかり魅せられる。さすがの色男、ロベルトもフェリのファムファタル的な魅力にはメロメロになってしまう。フェリは何よりも視線の送り方が見事で、天使のような無垢さと、男を翻弄し破滅させる魔性を併せ持ったカルメンをコケティッシュに演じていた。やわらかくしなる背中でしなだれかかる官能。これが、もう引退する44歳のダンサーとはとても思えない。ラスト、二人が床に重なり合い、フェリが脚を地面から垂直に伸ばしているライン、ずっと観ていたかった。うっとり。

この演目の動画は、7月に開催されたラヴェンナでのフェスティバルのサイトで見ることができます。ロベルトのホセ、もうたまりません。
http://www.ravennafestival.org/zoom_video2_hi.php?id=200

「アポロ」 バランシン、ストラヴィンスキー 

パロマ・ヘレーラ
ホセ・カレーニョ

ホセ・カレーニョのアポロは写真では何回も見たことがあったのだけど、実際に踊るのを観るのは初めて。冒頭、上手で佇んでいる姿はさすがに彫刻のように美しい。だがホセ、前半は身体が重たそうでちょっと精彩を欠いていた。けっこう「アポロ」って振付が奇抜なので美しく魅せるのは難しいのだと思う。でも、後半は突然神がかり的に良くなって、さすがホセだわ、素敵だわ、と思った。パロマのテレプシコーラは実のところあまり印象に残っていないけど、てきぱきとした小気味よい踊りを見せてくれていた。


「イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド」 フォーサイス/ウイムレス

アリシア・アマトリアン
ロバート・テューズリー

アリシアのものすごい身体能力がここでも発揮され、見ごたえがあった。キレキレのしびれるようなパフォーマンス。あの驚異的な股関節。オフバランスを多用した振付なのに絶妙のバランス感覚。柔軟性。2003年の世界バレエフェスティバルでも観ているはずなんだけど、そのときよりもずっと進化していて、カッコいいのなんの。緩急自在、スピード感とスローモーション。この人に不可能なことなんて無いんじゃないかと思うほど。一方受け手側のテューズリーも、サポートをはじめ実にうまい。バランスのとり方、切れ味鋭い脚のムーヴメント。息もぴったり合っているし、同じテンションで動いているのでスリリングな一編に仕上がった。素晴らしい!


「メドウ」 ルボヴィッチ/ ブライヤーズ

ジュリー・ケント
マルセロ・ゴメス

この作品、去年ABTのシティセンターシーズンで2回観ている。一回目はデヴィッド・ホールバーグとステラ・アブレラで、そしてもう一回がこのマルセロとジュリーで。実際には30分くらいの演目で、女性ダンサーがポーズを取ったまま天井から降下し、ラストも吊られて天高く上っていくというもの。深海を思わせるライティングと紗幕の元、わらわらとした群舞もあるのだけど、時差ぼけの頭にはまるで拷問のような退屈さであった。今回はガラということでパ・ド・ドゥにアレンジしてあるのだけど、やっぱり退屈な作品だと思う。マルセロが、ポーズをとったままの形のジュリーをひたすらリフトしているだけの振付で、彼が踊る場面はほとんど無い。ジュリーのポーズはとても美しいし、彼女の細い肢体のフォルムの美は感じられる。そして、マルセロのリフトの上手さもよくわかるが、振付の変化に乏しいのだ。カウンターテナーを使った、宗教音楽っぽい音楽も好きになれない。この二人だったら、もっと別なものを見せて欲しかったと思う。


「マノン」第一幕より寝室のパ・ド・ドゥ マクミラン/マスネ

アレッサンドラ・フェリ
ロベルト・ボッレ

「カルメン」の妖艶さとはうってかわったフェリの可愛らしいこと!マノンは自分の欲望のままに生きて死んでいった女性なのだけど、フェリのマノンは罪なほどイノセントで、悪いことをしているという意識はまったくない天然のファム・ファタル。ちょっと甘えたようにベッドの支柱に身体をからませたり、首をかしげた顔も、必要以上の色気はなく、小悪魔というよりは純粋すぎるあまりモラルも踏み越えそうな存在となっていた。恋する少女の高揚感を、腕、背中や足先のしなやかな動きで体現していた。一方のロベルト。テーブルで手紙をしたためる姿からも、嬉しさを隠せなくて、人の好さそうな、眩しい笑顔を浮かべている。彼も歓びを全身で表現するのが巧みな上、表情からも、心底マノンに惚れ抜いていて、幸せで幸せで仕方ないというまっすぐな想いが伝わってきている。マクミランの難しいリフトもスムーズにこなし、大きな身体からは信じられないくらいの流麗な動き。デ・グリューの誠実で朴訥な人柄が伝わってくる。あまりの幸福感に、最後の曲の盛り上がりのところで涙がこぼれ始めた。だって、フェリのマノンを見るのもこれが最後なのだから。ここまで可憐なマノンを演じられるのは、フェリしかいないのに、これで永遠に封印されてしまうなんて・・・。
 
【休憩】

「ロミオとジュリエット」第二幕のパ・ド・ドゥ アモディオ/ベルリオーズ 

アレッサンドラ・フェリ
ロベルト・ボッレ

日本で初めての上演という、アモディオ版の「ロミジュリ」。ジュリエットのもとに、ティボルトを殺してきてしまったロミオがやってくる。白いドレスで一人踊るジュリエット。そこへやってきたロミオとの間は、最初はぎこちない。歓びと苦悩が交互にやってくるような、複雑な感情が表出する。二人でいる幸福感に酔いしれ、陶酔しながらも、次の瞬間には、この時間がもう二度と来ることはないことを知ってしまっての引き裂かれるような苦しみに慟哭する。ジュリエットを空中で振り回したり、さかさまに持ち上げてのリフトなど、難易度の高いリフトを多用した熱烈な愛情表現。ロベルトのあの眩しい笑顔が少しずつ曇っていく様子を見ると、胸が引き裂かれそうになる。少女だったジュリエットが、大人への階段を急速に上り始め、悲しみ、苦しみ、秘めていた情熱を鮮烈に放ちながら毅然と決意をする様子が繊細に、透明感を持って描かれている。やがて、これが結果的に永遠の別れとなってしまうシークエンスとなり、ロミオは去っていく。ガラにしては少々長すぎたきらいもあるけれども、生の感情をこれだけぶつけて踊ることができるフェリの演技力の根源を見せられた思いがした。


「ドン・キホーテ」グランパ・ド・ドゥ プティパ/ミンクス

パロマ・ヘレーラ
ホセ・カレーニョ

正統派クラシックバレエの魅力を堪能したパ・ド・ドゥ。「アポロ」の前半では少し調子が悪そうだったホセだが、得意のバジルでは絶好調だった。キメのポーズの優美さ。後ろ脚をアティチュードに保ったまま、自由自在にスピートをコントロールし、惰性で回転させながらフィニッシュはぴたっときまるピルエットは芸術品。バジルなのにこれだけ美しい人もいないのでは。マネージュでは、体を斜めに倒して高く跳躍する。決して自己主張が強かったりするわけではないのに、その端正な印象はしっかり残る。パロマもかなり好調のようで、長~いバランスを決めてくれるし、ヴァリエーションでは小気味よいエシャッペ。フェッテも、安心してみていられる安定度で、ダブルを織り交ぜて軸のブレも無くきれいに決めてくれた。それにパロマは、髪に挿した赤い薔薇や、キトリの衣装が実によく似合う!ブラボー!


「マーキュリアス・マニューヴァース」 ウィールドン/シュスタコヴィーチ 

シルヴィア・アッツォーニ
アレクサンドル・リアブコ

クリストファー・ウィールダンの日本初上演作品。美しいショスタコーヴィチのピアノ協奏曲に乗せて、グレーに、臙脂色のラインの入ったワンピースのシルヴィアと、グレーの上下のサーシャ。ウィールダンの作品はいつも、どうやって表現していいのかうまい言葉が見つからなくて困ってしまうのだけど、音楽の使い方が見事だし、二つの肉体が絡み合うフォルムの美しさも天下一品。その上、シルヴィアもサーシャも、音楽性の豊かさで言えば今回出演しているダンサーの中でももっとも優れており、流麗でよどみない動きには自然と目が吸い寄せられる。言葉は見つからないけど、とにかく美しいし、音楽が聞こえてきそうな踊りだった。


「ル・グラン・パ・ド・ドゥ」 シュブック/ロッシーニ 

アリシア・アマトリアン
ロバート・テューズリー

多分、最後の「椿姫」を除けばもっとも観客に受けていた作品なのではないかな。とってもコミカルな作品なのだけど、高度なテクニックとユーモアのセンスを持ち合わせたダンサーが出演していないと、ギャグなども全部すべってしまう。その点、アリシアもテューズリーも文句なしに素晴らしかった!きれいなチュチュを身につけながらも、度の強いメガネをいじるポーズからして大爆笑!彼女は本当に芸達者だ。ふざけたりわざと猫背になったりしながらも、リフトされているときにはきちんと身体をコンロールしてびしっとキメる。スポッティングの美しいピルエットも見事だし、脚が5時55分の位置まで上がる柔軟性と、プリエの形の正確さ。テューズリーにブンブン振り回されたり、ズルズル引きずられたりするところもとてもきれい。一方、普段はとても端正な印象のテューズリーも、面白すぎ!アリシアを物理的には振り回しながら、実際のところは振り回されて慌てている感じが可愛い。そして、チュチュを着た牛との対話。牛が一瞬、アリシアに見えちゃったのかしら?アントルシャ・シスのつま先はあんなに美しいのにね。楽しかった~。「眠れる森の美女」など有名な作品の一部を引用したりの遊び心も楽しい。


「真夏の夜の夢(ザ・ドリーム)」 アシュトン/メンデルスゾーン 

ジュリー・ケント
マルセロ・ゴメス

大好きなマルセロが妖精王オベロンを踊るというのだから、これが興奮せずにはいられるだろうか!何しろマルセロのオベロンを観るのは初めてなのだから。そしてマルセロのオベロン、これがまたすごくカッコいい。オベロンのメイクも、ものすごくよく似合っていて、役に完璧になりきっている。彼は演技力のあるダンサーで、毎回、まったく違ったキャラクターになる切ることができている。大柄な身体は、妖精王の尊大さ、威厳を出すのにぴったり。だけど、アシュトン特有の細かいパを見事に、軽やかに踊っている。跳躍もきれい。今回初めてちゃんと踊るマルセロを観たよ。美しい~。美しいといえばジュリー・ケント。何回か書いているけど、実はジュリーは私の好みのダンサーではない。が、このタイターニアは見事だった。ジュリーにはタイターニアの衣装や、カールさせた髪がとても似合っていて、おとぎ話の絵本から抜け出たような非現実的なまでの美しさがあるのだ。アシュトンのステップはジュリーも見事だった。オベロンとタイターニアはこれくらいの美男美女が演じなくては!夢のように美しく、ファンタジックなパ・ド・ドゥ。この二人で全幕が観たい。


「椿姫」第三幕のパ・ド・ドゥ ノイマイヤー/ショパン、ピアノ演奏:浅野菜生子

アレッサンドラ・フェリ
ロベルト・ボッレ

ついにフェリ最後の演目がやってきてしまった。心の準備もできていないというのに。幕が下りている状態で、上手、緞帳の前に沈痛な表情で座り佇んでいるのは、ロベルト演じるアルマン。その姿そのものが、映画のポスターにでもなりそうな、ドラマ性をはらんでいる。そして幕が開き、黒いヴェールに黒衣のフェリ=マルグリットのシルエットが浮かび上がり、ゆっくり、ゆっくりと黒いヴェールを外す。アルマンが振り向き、ゆっくりと歩み寄る。許して欲しいと懇願するマルグリット。素直には受け容れられないアルマン。二人並んで、脚をロン・デ・ジャンブさせる。ロベルトが作り上げたアルマンの造形は、とても若く、時には感情をストレートにぶつける。アルマンは怒っている。それでも、怒っている中でも、マルグリットへの情熱を隠せない。そして、それは荒々しいわけではなく、常に優しさと誠実さのオブラートに包まれている。だけど、時に裸の感情が露出して心に突き刺さる。フェリのマルグリットは、美しいけど、同時にもはや若くない女の憐れさ、人生最後の恋をあきらめようとしてあきらめられない哀しみを、痛ましいほど感じさせた。時々ぐらつく、もたつくなど技術的に不安定なところが見られたけれども、それは、マルグリットの人物像と重なって、一層痛ましく思える。溜めのある独特の動きやアクセント。柔らかすぎるほど柔らかい背中。アルマンの若さ、まっすぐさの対比としての老いが、老いゆえに一層美しい青い炎のような最後の輝きを発していた。黒いドレスの下の、白いランジェリードレスは総レースで、肌が透けて見え、マルグリットのよるべなさ、頼りなさをフェリの華奢な身体が語っていた。

ロベルトのアルマンは、マルグリットの服を脱がせる時にも決して乱暴にはならずに優しく脱がしていくが、愛情表現そのものは激情をはらんでいる。背中を大きく反らせ、腕を上げては左右に下ろしていって後ずさるポーズのエモーショナルで美しい軌跡。それに対して、ついに、どうしようもなく情熱的に燃え盛り、火花を放っていくフェリ。愛を交わし終わった後の、ロベルトのマネージュの鋭さは、そのまま、アルマンの想いを表わしていた。最後まで、対等のアーティストとして対峙する二人だけど、演技ではなく、二人の実在する人間の愛の形を覗いているようだった。しばし佇むフェリ。キスをした後、二人は向かい合って視線を送りあう。その彼女を抱き上げて回転させながらリフトするロベルト。フェリの脚先は美しい造形を保ったまま。このあたりから、万感の想いが押し寄せてきて胸がいっぱいになっていく。どうしようもなく涙が流れ落ちてきて、視界に雨が降ったようになってきてしまった。フェリのバレリーナ人生の最後がやってきてしまった。最後に二人は抱き合ったまま床に倒れ、幕。マルグリットの情熱と、フェリの最後の情熱がひとつになって散った瞬間だった。

カーテンコールでは、ダンサーたちが「こうもり」の曲に乗って登場。一人一人に赤い薔薇の花束が主催者から贈られるが、それらの花束はすべてフェリに捧げられた。一人一人のダンサーとハグを交わすフェリ。ロベルトとはあくまでも軽いハグだったのが印象的。Aプロでもあった、暗いステージの中央に佇むフェリに、赤い花びらが落ちてくる素敵な演出が行われたけど、紙テープ飛ばしはなし。幾度も幾度もカーテンコールは繰り返される。ジュリー・ケントも涙でぐしゃぐしゃになっている。最後に、緞帳の前で子供のように涙を流し、くしゃくしゃになった顔を覆って、さっとカーテンの向こうにフェリは消えていった。

フェリ、あなたのジュリエットやマノンやマルグリットは、決して忘れないよ。ありがとう。


追記:「エトワールの花束」NHK芸術劇場の放映が決定しました(内容詳細は不明)

9月21日金曜日22:45~、NHK教育テレビ「芸術劇場」です。

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コメント

naomi様初めまして。いつも愛読しております。私は都合でAプロしか観れなかったので、Bプロの「椿姫」のレポを首を長くして待ってました~
舞台が目に浮かぶようですね。ついでに、youtubeの切れ切れの「椿姫」の映像を見て、ほんの少し心を慰めました。
ルグリ(とルディエール)の「オネーギン」を見た時にも感じたのですが、フェリの演技性や表現の成熟をを見ていると、表現者として一番深まった時に引退なのか、と本当に残念で仕方ありません。フェリの引退公演とルグリの「オネーギン」を観て、すっかり今年の夏は終わったような気がします。

Sandyさん、はじめまして。ようこそいらっしゃいました。いつもコメントをつけるのが遅いですが今後ともよろしくお願いいたします。

Bプロは一日だけでしかも平日だから観に行くのは結構大変でしたよね。もう少し日程配慮して欲しかったですよね。

まったくおっしゃるとおりで、経験を重ねて成熟しているときになぜ、と思ってしまいます。バレエは演劇などと違って、高度な技術が要求されるわけですが、それゆえ、表現が二の次になりがちですものね。年齢の高い人でも引き続き舞台に立てるようにならないかなと思うこのごろです。

ホント、今年の夏は終わった感じがしますね。

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