ルグリと輝ける仲間たち/グルジア国立バレエキャスト変更
すでに大きな話題となっていますが、かねてから多くのバレエファンが気をもんでいた、ルグリと輝ける仲間たちの変更キャストが出ましたね。
Aプロと地方公演はアニエス・ルテステュ&ジョゼ・マルティネス、そしてBプロにはなんと元エトワールのローラン・イレール!これは嬉しいサプライズです。もう二度とイレール様の踊る姿を見られないと思っていただけに。
アニエスは、7月29日の島根公演から、東京公演のAプロ(8月10日)まで、ジョゼは、7月30日の大阪公演から東京公演Aプロ(8月10日)まで。
そして追加された演目が、ジョゼ・マルティネスの「三角帽子」とアニエス&ジョゼの「ドリーブ組曲」(Aプロ)と、イレール&ルグリの「さすらう若者の歌」(Bプロ)というのも素晴らしい。特にジョゼの「三角帽子」は、「スペイン情熱のバレエGALA」で、あまりのセクシーさ、かっこよさに鼻血が出そうになっていただけに、嬉しいことです。
(もちろん、エルヴェ・モローやオーレリ・デュポンが出られなくなったのはとても残念です。二人とも、早く怪我が良くなって欲しいです)
http://www.nbs.or.jp/news/detail.php?id=497
Aプロ
「白の組曲」
<アダージュ> ミリアム・ウルド=ブラーム、ヤン・サイズ
<フルート> メラニー・ユレル
<マズルカ> マチアス・エイマン
<シガレット> アニエス・ルテステュ 東京バレエ団
「扉は必ず...」 エレオノーラ・アバニャート マニュエル・ルグリ
「ドリーブ組曲」 アニエス・ルテステュ ジョゼ・マルティネス
「三角帽子」ジョゼ・マルティネス
Bプロ
「タランテラ」
メラニー・ユレル マチアス・エイマン(11、13)
「ビフォア・ナイトフォール」
<第1パ・ド・ドゥ> メラニー・ユレル(12)
<3組のカップル> マチルド・フルステー、ローラ・エッケ、シャルリーヌ・ジザンダネ、グレゴリー・ドミニャック、アクセル・イボ、マルク・モロー
「さすらう若者の歌」 ローラン・イレール マニュエル・ルグリ
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あと、グルジア国立バレエの「ドン・キホーテ」、アンヘル・コレーラのパートナーが代わりました。レティシア・ジュリアーニが降板し、代わりに、グルジア国立バレエ団の第一プリンシパル、ラリ・カンデラキさんという方がキトリを踊るそうです。
http://japanarts.cocolog-nifty.com/nina/2007/07/post_38b5.html
レティシア・ジュリアーニ降板の件は、いちぞーさんのブログでちょっと話題になっていました。怪我ではなくスケジュールの都合だそうです。当初はシオマラ・レイエスが代役を予定されていたそうでしたが、シオマラが怪我でABTの公演をほとんどキャンセルすることになったために、ラリ・カンデラキが代役となったものと思われます。アンヘルも初めて組むパートナーで大変かと思いますが、ニーナ一押しのダンサーだそうですから、きっと良いパフォーマンスを見せてくれることでしょう。
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ジャパン・アーツ関係でもうひとつ。「ボリショイ・バレエ&マリインスキー・バレエ」合同ガラ。
ロパートキナのBプロの演目がまだ決定していませんでしたが、現在、ボリス・エイフマン振付の≪2声~Two Voices≫の上演許可を申請中とのことです。<エイフマン振付/ピンク・フロイド音楽>ということで面白そうですね。パートナーのイワン・コズロフは、エイフマン・バレエの方ですね。なかなか日本ではエイフマンの作品を見る機会がないので楽しみです。
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