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2007/07/10

ABTの昇格情報

少し前に発表されたことですが、ABTで5人のダンサーが昇格しました。ほぼ下馬評どおりですが、クリスティ・ブーン、ミスティ・コープランド、サラ・レーン、加治屋百合子、そしてジャレド・マシューズです。

サラ・レーンは最近アメリカのダンスマガジンのカバーストーリーに登場したり、タイムアウト誌にもインタビューが載ったり、コール・ドにしては圧倒的な注目を浴びてきたダンサーで、もっと早く昇進すべきダンサーの一人でした。身長が155センチと非常に小柄なため、一度はABTの入団試験に落ちて、見習いから出発したそうです。まだ22歳ですが、このたび同僚のスペイン出身のコール・ドのダンサー、ルイス・リバゴルダと結婚されるとのことで、二重の喜びとなりますね。来日公演では、可憐なキューピッドが印象的でした。

ミスティ・コープランドも小柄なダンサーだけど非常にテクニックが強い人です。ABTでは現在唯一のアフリカン・アメリカンで、ちょっとぽっちゃり気味ですが愛らしいルックスの持ち主。最近かなり大きな役にキャスティングされることが多いため、今回の昇進もほぼ予想通りでした。

加治屋さんについては、皆さんもよくご存知だと思いますが、最近では「白鳥の湖」のパ・ド・トロワや「ラ・バヤデール」の影のヴァリエーションなどソリスト的な役を踊ることが多かったので、これもまた予想通りの昇進でしょう。ジャレドも、「白鳥の湖」のロットバルトに抜擢されたり、「ロミジュリ」のベンヴォーリオ、「ジゼル」のペザント・bパ・ド・ドゥなどで活躍していたので、男性ダンサーの中ではもっとも可能性の高い一人でした。金髪でスタイルもルックスもとてもよく、スターになれる素質を持っています。加治屋さんと一緒に日本で発表会のゲストとして踊ったり、グランディーバの日本公演にも出演したりと、けっこう日本と縁の深い人でもあります。

クリスティ・ブーンは私にはあまり印象が強くないダンサーですが、クデルカ版「シンデレラ」で義理の姉役の演技が高く評価されているようでした。あとは「ロミオとジュリエット」の娼婦や「ジゼル」のドゥ・ウィリなどけっこうあくの強い役が多い印象があります。

今回昇格から漏れた有力ダンサーとしては、アイザック・スタッパスやジョン・ジン・ファン、ヒー・セオあたりが挙げられます。おそらくこの3人は近いうちに昇進することでしょう。

それよりも気になるのが、プリンシパルに今度こそヴェロニカ・パルトがなるかどうかでしょうね。

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ABT(アメリカン・バレエ・シアター)」カテゴリの記事

コメント

加治屋さん,ついにですね。
毎年何人もの日本人がABTのオーディションを受けて、
その内僅かな人がスタジオカンパニーへは入団を許されるのだが、
正式団員にはなれなかった。
正式団員になれただけでも素晴らしいですが、ソリストへの昇格とは凄いです。
何でABTは日本人を採用しないのでしょうね、ABT好きの私としては悔しいです。
是非日本人初のABTプリンシパルに、なって欲しいです。

kohi hayasiさん、こんにちは。
加治屋さんは実力や役のつき方からして、絶対にソリストに昇格すると思っていたのでその通りになってよかったです。

日本人で素晴らしいダンサーはたくさんいるんですけど、採用にいたらないというのは、おそらく実力以外の問題なのだと思います。韓国人のダンサーが2人、中国人のダンサーが一人おり、全体のバランスからしてこれ以上東洋人を入れない方針なのかもしれませんね。(韓国人のヒー・セオ、中国人のジョンジン・ファンは非常に実力も高く、いつソリストに昇格してもおかしくないと思います)
頑張りやさんの加治屋さんには、ぜひもっと上を目指して欲しいですね。

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